活性酸素の発生を制御する青汁
緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁を青汁と呼んでいます。
代表的な青汁はケール(ヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜)で、ビタミン・ミネラルが他の野菜に比べ、とりわけ豊富に含まれています。
その他、ヨモギ、しそ(紫蘇)、ゴーヤ、大麦若葉、桑の葉なども青汁の材料に使われています。
いずれもビタミン・ミネラルが多く、特にベータカロテンを多く含むため、活性酸素の発生を抑制し、視力の回復や、胃腸などの粘膜が強化されます。
また、ビタミンCが豊富で、抗酸化作用や免疫力の向上が期待できます。
ケールのさまざまな効果
さらにケールにはイソチオシアナートと呼ばれる配糖体(糖と非糖成分の結合した有機化合物)があり、発ガン予防に効果があるといわれています。
その他ケールには、ビタミンB群の一種である葉酸により認知症の発症を予防する効果や、アルツハイマー病の原因となるホモシステインの産生を抑える効果、アンチエイジングに有効なメラトニンによる老化の防止効果が期待されています。