KEKKAKU

結核のはなし

結核はどこに発生する病気か?


結核菌は主に気管支から肺に入って炎症をおこします。

肺から肺の表面に炎症が広がると、胸膜炎(以前は、肋膜ともいった)をおこし、肺炎が進むと化膿して空洞をつくり、難治となります。

肺のほかには首のリンパ節(以前は、るいれきともいった)など全身のリンパ節に広がりやすく、ついで骨、関節(脊椎カリエスなど)、腎臓(腎結核)、膀胱、胃腸、皮膚、目、耳、生殖器、脳(結核性髄膜炎)など全身に広がります。