浦岡胃腸クリニック Uraoka Ichou Clinic

SHOKUDOUEN

増加する逆流性食道炎

増加する逆流性食道炎

増加する逆流性食道炎

逆流性食道炎とは?

通常、食道と胃は下部食道括約筋(LES)で境され、胃液が逆流しないようになっています。 ところが、なにかの理由で下部食道括約筋(LES)が緩み、胃液(塩酸とペプシン)が食道に逆流し、それが長時間留まると、食道は赤くただれて、びらんや潰...
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逆流性食道炎の診断

食道内視鏡検査をおこなって診断します。 検査の結果、食道の下部に赤くただれたびらんや潰瘍を認めれば、診断することができます。
増加する逆流性食道炎

逆流性食道炎は増えているか?

明らかに増加しています。 当院では、過去1年間の胃カメラ施行6111例中489例と8%に逆流性食道炎を認めます。 しかし、母集団の対象をどこに置くかで発生頻度は変わってきます。 消化器症状のあるものに限って検討すれば、頻度...
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逆流性食道炎の治療の基本

まず大食や夜食をしないように注意し、脂っこい食品や甘いものを避けるようにします。 食事のあとはすぐ横にならないようにし、夜間胸やけする場合は上半身を少し高くして寝るようにします。
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ピロリ菌の除菌で逆流性食道炎は増えるか?

ピロリ菌により傷つき、萎縮した胃の粘膜が、除菌することによって回復し、胃酸の分泌が盛んになります。 その結果、新たな逆流性食道炎の発生を約10%に認めますが、それがすぐ治るのか、長く続くのかは長期経過がなされていないため、はっきりして...
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逆流性食道炎のくすりとは?

酸分泌抑制剤が第1選択です。 プロトンポンプ阻害剤とH2受容体拮抗剤がありますが、前者のほうがより強力です。 症状が軽ければ、制酸剤や消化管機能賦活剤で十分効果が得られます。
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胃食道逆流症の登場

胃液が食道に逆流し、赤くただれて炎症を起こすと、胸焼け・げっぷ・胸痛などをおこしてきます。 これを逆流性食道炎と呼んで、治療してきました。 しかし、胃液(十二指腸液を含む)が食道に逆流しても、必ずしも逆流性食道炎をおこすとはかぎ...
増加する逆流性食道炎

逆流性食道炎と胃食道逆流症の違い

胃液(十二指腸液を含む)が食道に逆流し、赤くただれて炎症を起こす場合を逆流性食道炎といいます。 一方、肉眼上食道に異常がみえるかどうかは関係なく、胸焼け・げっぷ・胸痛などの逆流症状があれば、胃食道逆流症とよんでいます。 つまり逆...
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胃食道逆流症の症状

胸焼け・げっぷ・吐き気など消化器の症状のほか、狭心症に似た胸痛、喘息に似た呼吸器の症状、耳鳴りや咽頭痛など耳鼻科の症状など多彩な症状がみられます。
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なぜ胃食道逆流症が発生するか?

胃液が食道へ逆流するのを防ぐ下部食道括約筋(LES)が一時的にゆるむため、逆流現象をおこします。 食道裂口ヘルニアや胃内圧の上昇(肥満・大食・咳など)がその主な原因です。 その他、カルシウム拮抗剤やテオフィリン・ジアゼパム・ドー...
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わが国の胃食道逆流症の特徴

わが国では 背中の曲がった前かがみ姿勢の高齢女性に食道裂口ヘルニアが多くみられ、胃食道逆流症の原因になっていることが多い。
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欧米の胃食道逆流症の特徴

40歳以上のお腹が出た肥満男性に多く、腹圧で胃の内圧が上昇し、胃食道逆流症の原因になっていることが多い。 最近わが国でも、このタイプの逆流症がふえています。
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胃食道逆流症は増えているか?

近年、過食の傾向とともに、脂っこい食事、甘いものを多くとる人がふえてきたため、胃食道逆流症は増えつづけています。 10人に1~2人はこの病気にかかっているといわれています。
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胃食道逆流症はどのように診断するか?

細い管を飲んでいただき、食道の中のpHを測定するのが最も正確な診断になります。 本来、食道の中はほぼ中性(pH7)ですが、この病気になると酸性(pH4以下)となるので診断できるのです。 しかし、この検査は苦痛を伴うため、簡略な方...
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胃食道逆流症は治療すべきか?

基本的には症状があるなら治療する必要があると思われます。 まず大食・脂っこい食事を避け、胃酸の分泌を抑える薬を飲むようにします。 食道炎はあっても痛みのない人は、食事内容の改善だけでよいでしょうし、内視鏡的には異常がなくても痛み...
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バレット食道とは?

胃と食道の境界より食道をさかのぼるように、円柱上皮(本来胃の上皮)が広がっていくものをいいます。 つまり逆流性食道炎を繰り返した結果、食道の粘膜が剥げ落ちて、あらたに胃液を分泌する胃の粘膜が発生したものです。 この病変の大きさが...
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バレット食道はなぜ発生するか?

長期間、逆流性食道炎がつづくと、本来丈夫にできている食道の粘膜(重層扁平上皮)は、ただれを繰り返す結果、薄くてもろい円柱上皮に変化していきます。 これをバレット食道(バレット粘膜)とよんでいます。 つまり、バレット食道は逆流性食...
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わが国のバレット食道

欧米のバレット食道が10~20%と高頻度に見られるのに対し、わが国では0.3~0.6%ときわめて低頻度となっています。 また、バレット食道に発生する食道がんは、欧米では全食道がんの70%を占めていますが、わが国では3%以下と低頻度です...
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バレット食道がんの早期発見法

早期発見のためには、内視鏡検査でバレット食道から生検組織をとって調べる以外に方法はありません。 発ガン前のバレット食道には、組織検査では高度の異型上皮・不完全型の腸上皮化生が出現してくることがわかっています。 内視鏡検査で異常が...
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バレット食道がんの予防法

プロトンポンプ阻害剤を長期服用していくと、食道のもろくなった円柱上皮のなかに、本来の食道粘膜である重層扁平上皮が出現してくることがわかっています。 これは、バレット食道がんの素地を取り払う意味で、予防法の第一とおもわれます。 ま...
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