KOUKETUATU

高血圧

高血圧の薬物療法

 

 

高血圧の治療薬は長期間継続して服用することを前提としています。

なぜなら降圧薬は、あくまで血圧を下げる薬であって、高血圧そのものを治すものではないからです。

したがって高血圧が続く限りは、薬を飲み続けるということになります。

血圧の薬は飲み始めたら一生飲まなければならないかとよく聞かれます。

これは食養生や運動療法など生活習慣の改善がされた場合には中止できる場合があります。

しかしそれは2割程度で、残念ながら8割の人は、降圧薬によって血圧を維持しているのが現状です。

また、血圧は冬場が高く、夏場は低くなりやすいので、軽症のひとは冬だけ薬を飲むこともあります。