血液が血管の中を通るとき、血管にかかる圧力のことを血圧といいます。
心臓が収縮して血液を押し出した瞬間は、血管にいちばん強く圧力がかかる。
これが収縮期血圧(最高血圧)といいます。
また収縮した後に心臓がひろがる(拡張する)ときには、圧力がいちばん低くなり、拡張期血圧(最低血圧)といいます。
この収縮期血圧と拡張期血圧のどちらが高くても、高血圧といいます。
日本人には高血圧の人がとても多くて、治療を受けている人は700万人に達するといわれています。
また高血圧の9割以上はどんなに検査をしてもはっきりとした原因が見つからず、本態性高血圧と呼ばれています。