肉類は、蛋白質の補給に欠かせない理想的な食品です。
なかでも牛肉は、美味である上に栄養価も高く、すぐれた食肉といえます。
豚肉は脂肪部分が多く、蛋白質は牛肉より少なめですが、ビタミンB1の多いのが特徴です。
背肉やもも肉の脂肪分が少ない部分はハムにされ、わき腹肉の脂肪が多い部分はベーコンにされています。
牛・豚ともに、レバーは栄養価の面で最もすぐれています。
しかし、同時にコレステロールも多量に含むため、高脂血症のかたは、ひかえめにして下さい。
とり肉は、牛・豚にくらべると脂肪が少なく、コレステロールは20%も少なくなっています。
しかも、とり肉の脂肪はリノール酸が多く、比較的植物油に近い特徴を持っていますから、最もお勧めしたい食肉といえます。