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潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎の治療薬 ステロイド(副腎皮質ホルモン)

ステロイドの魅力

ステロイド薬は、非常に強力な抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用を持っています。 このため、ペンタサ、アサコールだけでは効果不十分な炎症でも、これを抑えこむことができるのです。

しかしながら、ステロイド剤は治療効果が高い反面、副作用も多いのが欠点です。

ステロイドの副作用

胃潰瘍、骨粗鬆症、精神障害、糖尿病などの重篤な副作用に加え、にきび、満月様顔貌、肥満、感染症にかかりやすい など多彩な副作用がみられます。

また、ステロイドの依存症になり、ステロイドをやめたくても、やめようとすると症状が悪化するためなかなか離脱できず、苦労することも少なくありません。