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潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎の患者数について

20歳代の若い男女がかかりやすい病気で、男性は20~24歳、女性は25~29歳がピークとなっています。

もともと北欧系の白人に多いといわれていましたが、近年、我が国でも食事の欧米化により、患者数が急増するようになったといわれています。

ちなみに2,000年には7万人といわれていましたが、近年、年間約1万人のかたが発病され、2014年には患者数は17万人に達していました。しかしその後、軽症者が特定疾患の助成対象から外れたため、全体数を把握しきれなくなり、2018年の潰瘍性大腸炎の登録数は12万人にとどまっています。もちろんそれより数万人は多いことが予想されます。

ちなみに2011年の全国統計では、軽症のかたが約70%で、中等症27%、重症のかたは3%となっています。