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潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎 左側大腸~全大腸炎型(中等症)の治療

まずは5ASAを十分に投与

5ASA(ペンタサ、アサコール、リアルダ)を十分量使うことを基本とします。ペンタサなら4g/日、アサコールなら3.6g/日、リアルダなら3.6g/日まで投与できます。

ステロイドを追加投与

経過を見ながら、ステロイド(プレドニン)の追加投与を開始します。

すなわち、プレドニンの経口投与(30~40mg/日)を開始し、2週間で効果を判定し、以後漸減していきます。

ステロイド注腸はプレドニン経口中止まで続けてもかまいません。

なお、出血や下痢による低カリウム、低蛋白血症、貧血に注意する必要があります。