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肥満

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肥満体質は遺伝するか

両親が太っている場合、その子供の約80%が太るとされています。 また、母親だけが肥満の場合、子供の太る確率は60%、逆に父親だけが肥満の場合は40%と言われています。 また、一卵双生児と二卵双生児、各々2000組の調査したところ、肥満の一致...
肥満

リンゴ型肥満と洋ナシ型肥満

同じ太っているといっても、 男性は、シャツのボタンが飛びそうになっているタイプが多く、このようにウエストより上に体脂肪が多くつく肥満をリンゴ型肥満とよびます。 一般に内臓脂肪型肥満が多くみられます。 糖分の代謝が不良のため、ご飯やパンを食べ...
肥満

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

からだに溜まる脂肪のうち、腸間膜に脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満は糖尿病、高脂血症、高血圧を合併しやすく、高率に脳卒中(脳梗塞など)や虚血性心臓病(心筋梗塞など)を起こすため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んで注意を喚起してい...
肥満

かくれ肥満

見かけ上は太っておらず、BMIも25未満なのに、内臓脂肪が多い場合です。 日本人の多くは、欧米人にくらべ皮下脂肪の容量が少ないため、早くから内臓脂肪が増えやすいのです。 つまり、見かけは太っていないのに内臓肥満になりやすいといえます。 いわ...
肥満

肥満の食事療法

食事療法だけで減量しようとすると、体脂肪はあまり減らず、筋肉や骨の方が減ってしまいますから痩せより、やつれが目立ってしまいます。 運動療法を同時におこなうことを必須条件にしてください。 まず摂取エネルギーをどれくらいにするのか決めるために、...
肥満

肥満の運動療法

運動療法がいいのは、エネルギー代謝を確実に高めますから、食事療法のように、安静時に代謝率が低下しなくなる点です。 筋肉や骨が減る心配はなく、むしろ反対に強くして、プロポーションはよくなります。 また、筋肉が増えると熱産生の良いからだになり、...
糖尿病

糖尿病とは

糖尿病とは膵臓からインスリンが出なくなったか、あるいはインスリンに対する細胞の感受性が悪くなって、血糖値を下げることができなくなった病気です。 日本人の糖尿病は予備軍を含めると、1,800万人に達するといわれています。 その特徴は、欧米人と...
糖尿病

糖尿病の分類

1型糖尿病 15歳以下の子供、特に思春期の時期に多くみられます。 膵臓でインスリンを作っている細胞が破壊され、インスリンが出なくなってしまうタイプです。 自己免疫疾患(からだに侵入しようとする病原菌などを無力化するための免疫力が、自分のから...
糖尿病

糖尿病の運動療法

運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療のもっとも有力な手段です。 しかし糖尿病の状態によっては運動療法を控えたほうがよい場合もあります。 2型糖尿病で、合併症がなく血糖コントロールが安定している人や、合併症があっても程度が軽けれ...
糖尿病

糖尿病の薬物療法

食事療法と運動療法だけではコントロールできない場合に薬物療法を用いることになります。 主な薬物療法は、血糖を下げるための血糖降下薬という飲み薬とインスリン注射です。 糖尿病の薬物療法には大きく分けて、経口剤とインスリン注射があります。 経口...
胆嚢の病気

胆石症とは

胆石は胆汁の成分が固まって石になったもので、胆嚢、総胆管、肝臓内の各存在部位によって胆嚢結石、総胆管結石、肝内結石と呼びます。 胆嚢結石はコレステロールを主成分とし、60歳以下に多く、過食・肥満や妊娠、過激なダイエット、薬剤の常用などが発生...
胆嚢の病気

胆石症の診断はどうするか

健診で腹部超音波検査をうけたときに、偶然胆石を発見されることが多いため、腹部超音波検査が第1選択となることがほとんどです。 ただし胆嚢が萎縮して小さくなっていたり、石が胆嚢の出口付近にあって、見えないことがあります。 また総胆管結石では胆管...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンはどのようにして診断するか

C型慢性肝炎とB型慢性肝炎のかたを対象に、1年に数回(病状によって変わる)、腫瘍マーカー(血液検査)と腹部超音波検査あるいはCT検査を定期的におこなっていきます。 腫瘍マーカー AFP(αフェトプロテイン) 胎生期にできるタンパクで、肝臓ガ...
乳ガンにならないために

どんな人が乳ガンにかかりやすいか

乳がんの危険因子を列挙してみます。 1.初潮が早い 2.月経周期が規則正しい 3.月経周期が短い 4.閉経が遅い 5.出産未経験や高齢出産 6.授乳しない 以上は乳腺がエストロゲンに晒される機会が多く、乳ガンを発生させやすい要因といわれてい...
乳ガンにならないために

乳ガンにならないためにはどうすればよいか

1.可能ならたくさん子供もを産む 2.子供は自分で授乳(なるべく母乳)して育てる 3.動物性脂肪の食品を避ける 4.食べ過ぎて肥満にならないよう注意する 5.たばこを吸わない 6.定期健診をかならず受ける
胆嚢の病気

胆嚢ガンにならないために

我が国では年間4,000人のひとが胆嚢ガンで亡くなっています。 このうち実に60~80%のひとが胆石をもっており、胆石がガンの発生に関わっているのは明らかです。 しかし胆石を持っているひとは成人の約1割に達するといわれていますから、発ガン予...
食養生の心得

じゃがいもが健康食品といわれる理由

じゃがいもは、大きさの割にエネルギーは少なく、少量で満腹感が得られるため、肥満などの成人病対策にもってこいの食品です。 ちなみにじゃがいも2個分で、ごはん一杯分に相当します。 じゃがいもの蛋白質は良質のアミノ酸を含んでおり、ビタミンB群・C...
食養生の心得

どんな芋を選べばよいか

芋は太ると考えられがちですが、実際には量のわりにエネルギーは多くありません。 芋のなかでは、さつまいもが他の芋類の2倍の糖分を含み、ビタミン類も一番豊富にもっています。 また繊維も多く、便秘の予防にもなります。 ただタンパク質が少ないという...
肥満

ダイエット食品とは

1.低エネルギー食品 こんにゃく・わかめ・しいたけ・寒天・ゼラチン・な  めこ・まつたけ・しめじ・しらたき・ひじき・もずく・こ  んぶ・のり 2.食物繊維の多い食品 食物中のコレステロールを吸着し、便と共に体外に出すため、肥満を防ぎます。 ...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果...
食養生の心得

アルコールは肥満の原因になるか

ごはん一杯が200キロカロリー(女茶わんでは160キロカロリー)ですから、下の図のようにアルコールのエネルギーが特別大きいわけではありません。 むしろアルコールが入ると、ついつい食べすぎてしまうのが太る原因になっていると考えるべきでしょう。...
食養生の心得

牛乳は1日何本飲めばよいか

牛乳は卵とならんで、全食品中、最も良質な蛋白質を含んでいます。 さらにビタミンやミネラルのほとんどを含んでおり(鉄分の少ないのが唯一の欠点ですが)、最もお勧めしたい飲みものといえましょう。 しかし牛乳1本で7gもの脂質を含んでいますから、3...
食養生の心得

なぜ食物繊維が必要か

従来“食物のかす”にすぎなかった食物繊維が、最近“第6の栄養素”として注目されてきたのは、次のような多くの利点をもっていることが分かったからです。 便秘を防ぎます。 繊維が腸の運動を活発にし、便秘を予防します。 大腸癌を予防します。 腸内細...
食養生の心得

菜食主義で健康が維持できるか

菜食主義とは肉食をしないという考え方で、2,000年前、インドに生まれた“一切の殺生をせず”という思想に基づいています。 宗教的理由から厳しい菜食主義をとるところでは、動物性食品はもとより、果物まで禁止され、穀類と野菜だけが許されていますが...
食養生の心得

コレステロールがふえるとなぜよくないか

コレステロールは脳・神経・筋肉などに含まれ、からだにとってなくてはならない物質です。 しかし必要以上にコレステロールが多くなると、血管の壁にくっついて、脳梗塞などの原因となる動脈硬化がおこってきます。 この血管の壁ヘコレステロールを運ぶもの...