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高血圧

高血圧

高血圧

高血圧の食事療法

高血圧の食事で控えるのは塩分や油分などです。 日本人の塩分摂取量は1日平均12gといわれていますが、高血圧では6g以下が目標です。 塩じゃけ・たらこ・カップラーメンなど塩分の多い食品は控えるようにしてください。 味噌汁は1日1杯だけにしまし...
高血圧

高血圧の薬物療法

高血圧の治療薬は長期間継続して服用することを前提としています。 なぜなら降圧薬は、あくまで血圧を下げる薬であって、高血圧そのものを治すものではないからです。 したがって高血圧が続く限りは、薬を飲み続けるということになります。 血圧の薬は飲み...
肥満

メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)

からだに溜まる脂肪のうち、腸間膜に脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満は糖尿病、高脂血症、高血圧を合併しやすく、高率に脳卒中(脳梗塞など)や虚血性心臓病(心筋梗塞など)を起こすため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んで注意を喚起してい...
高脂血症

高脂血症はなぜこわいか

なぜなら、動脈硬化の主犯であるからです。 動脈硬化によるとされる心疾患(心筋梗塞・狭心症)の年間死亡者は約15万人で死因の2位、動脈硬化による脳血管疾患(脳梗塞など)の死亡者は約14万人で死因の3位、両者をあわせると29万人で、わが国の死因...
腸の病気

虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血し...
食養生の心得

じゃがいもが健康食品といわれる理由

じゃがいもは、大きさの割にエネルギーは少なく、少量で満腹感が得られるため、肥満などの成人病対策にもってこいの食品です。 ちなみにじゃがいも2個分で、ごはん一杯分に相当します。 じゃがいもの蛋白質は良質のアミノ酸を含んでおり、ビタミンB群・C...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果...
食養生の心得

塩分をひかえる工夫

世界の各地を見ると、ほとんど食塩をとらない民族があり、このような地域では、年令と共に血圧の上昇する現象がみられません。 事実、食塩をとりすぎると、脈拍が速くなり、血管が収縮し血圧が上昇してきます。 さらに、血圧の上昇(高血圧)は動脈硬化をひ...
食養生の心得

アルコールの上手な飲みかた

アルコールは1gにつき7キロカロリーの高いエネルギーがあるため、飲むとからだは温まりますが、ビタミンや蛋白質などからだに必要な成分を含んでおらず、中身のないカロリー(エンプティーカロリー)と呼ばれています。 アルコールの20%は胃から吸収さ...
食養生の心得

なぜみそ汁はからだによいか

みそは“畑の肉”といわれる大豆を煮て、塩と麹(こうじ)を加えて発酵させたもので、植物性蛋白質の代表的な食品です。 みそ汁に含まれるアミノ酸は必須アミノ酸をすべて含んでおり、過剰なコレステロールを排出し、血中コレステロールを低下させて血管壁を...
食養生の心得

どんな豆を選べばよいか

豆は植物性蛋白質の代表的な食品です。 とくに大豆は“畑の肉”と呼ばれ、蛋白質のほか、脂質・カルシウム・リン・カリウムなどのミネラルやビタミンCを除くB1、B2など多くのビタミンを含んでいます。 加工品であるとうふ・ゆば・納豆・きのこなどを毎...
食養生の心得

魚と肉はどちらがよいか

どちらも代表的な良質の蛋白質食品ですから、甲乙つけがたいといえます。 ちなみに蛋白質の良質度を点数に置き換えてみますと、牛肉・豚肉・トリ肉が90~100点であるのに対し、サンマ、ウナギ、イワシは90点台、カレイ、サバでも70点台と、孫色あり...
大腸ガンにならないために

大腸内視鏡検査の前処置とは?

大腸内視鏡検査では、検査4時間前に、軽い塩味の腸管洗浄液(ニフレックなど)2リットルを飲み、5~10回トイレにいって腸のなかを空にしていただきます。 この検査液は腸の中では全く吸収されないため、腎臓や心臓などへの影響がほとんどなく、安全な検...
長生きのためのヒント

21. 長寿のためのキーワード(5) 動脈硬化の予防

わたしたちは長い生活習慣によって発病してくる肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・ガンなどの生活習慣病で寿命を縮めています。 そして最期は、多くの人が血管の老化(動脈硬化)による閉塞(梗塞)で死亡するか、癌に...
健康ミニ知識

貯蔵用脂肪 ”中性脂肪“

たとえば、裸で街に出かけるひとはいないでしょう。 服を着るのは、人間のもつ羞恥心に由来するといえます。 しかし、服は寒さを防ぐために不可欠であり、何かに突き当たったとき、からだを守るためにも必要です。 ただし、服だけでは間に合いません。 実...