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突然腹痛がおこったとき

突然腹痛がおこったとき

真黒な便がでたとき

コールタールのような便がでたときには、食道や胃・十二指腸潰瘍からの出血が考えられます。 また小腸からの出血でも便は黒くなりますが、盲腸付近からでは赤黒く、大腸からの出血では赤くなるのが普通です。
肥満

なぜ食べても太る人と太らない人がいるのか

同じ体格でもよく動く人のほうが消費エネルギーが多いため、太りにくいといえます。 それ以外に、よく食べるのに太らないという場合、二つの理由が考えられます。 一つは食べたものが胃腸で消化吸収できない病的体質である場合です。 これは健康を害するた...
腸の病気

小腸の病気とは

小腸は十二指腸、空腸、回腸からなります。 十二指腸には数リットルの膵液や胆汁が分泌されており、胃から送られた食物はここで消化されたのち栄養分の大半が吸収され、そのあと大腸へ送られます。 急性小腸炎 細菌、ウイルス、アレルギーなどによって腸に...
腸の病気

小腸の検査とは

小腸は胃と大腸の間の部分にあたり、長さは6~7メートルに及びます。 また、腹膜に固定されていないため内視鏡を小腸に挿入しようとすると、腸管が一緒に伸びて奥まで検査することができませんでした。 このため、長年、小腸Ⅹ線検査のみに頼らざるを得な...
腸の病気

感染性腸炎

細菌やウイルス・原虫が口から侵入し、腸内で繁殖するか、毒素を産生して腸炎を引き起こし、腹痛・下痢・血便・発熱を生じるものです。 成人では細菌性腸炎が、小児ではウイルス性胃腸炎が多くみられます。 細菌ではキャンピロバクター、サルモネラ菌、腸炎...
腸の病気

感染性腸炎:ウイルス性腸炎

ノロウィルス(小型球型ウイルス、SRSV)腸炎 成人では冬季を中心に流行し、多くは生カキや二枚貝(ウィルスで汚染された海水を取り込み、濃縮している)やサラダが感染源になっています。 また学童、老人施設にしばしば集団発生しますが、学童の場合は...
腸の病気

感染性腸炎:細菌性胃腸炎

食品に付着し繁殖した原因菌、またはその産生する毒素を食品とともに摂取したために発病します。 キャンピロバクター・サルモネラ菌、腸炎ビブリオが全体の60%以上を占めています。 その他には病原大腸菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌、セレ...
腸の病気

薬剤性大腸炎とは

薬剤を多量に使用したために、腸内に普段棲んでいる細菌が死滅し、この薬剤に抵抗性を示す別の細菌が増殖して大腸粘膜に炎症を起こし、下痢や血便をおこす病気です。 抗生物質、抗がん剤、経口避妊薬、非ステロイド性抗炎症剤などが原因となりますが、とくに...
下痢対策

下痢が止まらない原因

下痢が止まらない原因は、ほとんどが胃腸にあり、つぎの4つに大別できます。 1)細菌やウィルスがくっついた食物(魚の刺身、貝、肉類、野菜サラダなど)を摂ると、菌が腸のなかで繁殖します。 するとこれを追い出そうとして大腸の粘膜から腸の中へ多量の...
食道の病気

たべものが胸につかえるとき

食べ物が胸につかえて改善しない場合、早めに医療機関を受診し、食道を中心に内視鏡検査やCT検査などをうけたほうがいいでしょう。 女性ホルモンのアンバランスや自律神経の失調などによることもありますが、食道下部の神経の異常(アカラジア)や食道ガン...
食道の病気

なぜ胸焼けがおこるのか

胸焼けは胸のあつい焼けるような感じをいいます。 食道と胃の境界にある筋肉がゆるんだ結果、胃のなかの胃液や胆汁が食道へ逆流し、停滞することによって発生します。 胸焼けがあると、胃がわるいとか、胃酸が多いとか考えがちですが、実際には胃の酸度が高...
肝臓ガンにならないために

肝臓ガンは増えているか

肝臓ガンの罹患数は、年間41,000人で、大腸ガン(158,500人)、胃ガン(135,100人)、肺ガン(130,000人)、前立腺ガン(95,600人)、乳ガン(92,900人)、膵臓ガン(42,700人)についで7番目となります。 ま...
胆嚢の病気

急性胆嚢炎の治療 

急性胆嚢炎の大半は胆石発作によるため、両者の治療はほぼ同一と考えていいでしょう。 まずは炎症が胆嚢だけの軽症なのか、胆嚢周囲にまで広がった中等症か、ショックなど全身症状を伴う重症なのかを判定します。 腹痛発作時には入院して絶食とし、水分と電...
肺ガンにならないために

肺ガン どのくらい患者さんがいるか?

いま我が国でガンによる死者は年間380,000人といわれ、そのうち最も多いガンは肺ガンです。 現在、ガンによる死者は年間肺ガン75,000人、大腸ガン54,000人、胃ガン43,500人、膵臓ガン36,700人となっており、肺ガンは全ガン死...
肺ガンにならないために

転移性肺がんとは

肺は血管が非常に豊富で、酸素を交換するため全身の血液が通過する臓器です。 このため、ガンが発生するとガン細胞は肺にもっとも運ばれやすいのです。 肺に転移しやすいガンとしては、大腸ガン、胃ガン、膵臓ガン、甲状腺ガン、子宮ガンなどがあります。 ...
肺ガンにならないために

喫煙がからだに及ぼす影響とは

わが国における男性の喫煙率は約55%と先進国ではトップですし、女性の喫煙者も年々増加しています。 喫煙の健康被害の第1は、発ガンの危険にほかなりません。 肺ガンや咽頭ガンが多いのはいうまでもありませんが、食道ガン、胃ガン、膀胱ガンなど多くの...
すい臓の病気

膵臓はどのような働きをしているか?

膵臓は消化酵素と内分泌ホルモンの分泌という、2つの大きな仕事をしています。 消化酵素を分泌する ひとつは、膵臓の外(十二指腸側)に向かって1日2リットルもの膵液(トリプシン、アミラーゼ、リパーゼなど)を分泌しています。 膵液のなかのトリプシ...
すい臓の病気

なぜ慢性膵炎になるか?

なぜ慢性膵炎になるか? 慢性膵炎で病院を受診する患者さんは年間7万人と、急増している状況にあります。性別では男性が女性の5倍近くを占めています。 原因としては、アルコールが男性の8割、女性の3割を占めています。アルコールに加え喫煙すると、さ...
すい臓の病気

慢性膵炎の治療

慢性膵炎では膵臓の働きが比較的保たれている時期と、ほとんど働かなくなった時期にわけて考える必要があります。 1.膵臓の働きが保たれている時期 この時期には腹痛を繰り返すのが常ですが、消化吸収はなんとか保たれています。 痛みの強い時期には鎮痙...
乳ガンにならないために

乳ガンの放射線療法

乳ガンはほとんどが腺ガンです。 一般的には腺ガンは放射線が効きにくいといわれますが、腺ガンの中では、乳ガンは胃、大腸ガン等にくらべ放射線がよく効くといわれています。 乳房温存手術のあと、術後の再発を防ぐ目的で放射線治療が行われますが、抗ガン...
乳ガンにならないために

乳ガンの薬物療法の実際

化学療法 ガン細胞の増殖を抑え、死滅させるのを目的とした抗ガン剤です。 抗ガン剤は細胞分裂が早い細胞にターゲットをあわせていますので、正常細胞のうち、細胞分裂が早い骨髄や毛髪、胃腸の細胞にも作用を及ぼす結果、貧血、脱毛、吐き気をおこしてきま...
胃ガンにならないために

胃ガンは増えているか? 

我が国は世界一の胃ガン大国で、男性の胃ガンは前立腺ガンについで2位、女性の胃ガンは、乳ガン、肺ガン、大腸ガンについで4位という現状です。 年間9万3千人のかたが胃ガンにかかっています。 男性患者は女性患者の2倍といわれ、60歳前後に多発して...
胃ガンにならないために

胃ガンの症状とは

胃の入り口や出口にがんができると、食物が通るのを邪魔するため、はやくから症状がでてきます。 つまり胸のつかえる感じやみぞおちの張った感じ、便秘、食欲の低下などです。 しかしそのほかの場所にがんができたときには症状がでにくく手遅れになりがちで...
胃ガンにならないために

胃ガンはどのくらい助かっているか?

全国的にみて、専門施設では胃ガンの半数以上が早期ガンあり、ほとんどが内視鏡をつかった治療法で救命できているようです。 さらに進行胃ガンに対しても、術式の進歩により根治できる症例が増えています。 また、たとえ転移があったとしても、化学療法の発...
胃ガンにならないために

胃ガンはどのように診断しているか?

従来から胃の検診はレントゲン検査でおこなうのが通例となっています。 これはレントゲン検査が短時間に大勢のひとを検査できるという利点と、レントゲン技師が施行できるという利点を併せ持っているからでしょう。 一方、内視鏡検査は医師が施行しなければ...