健康ミニ知識 アドレナリン・ノルアドレナリン アドレナリン、ノルアドレナリンとも、交感神経(自律神経のひとつ)を活性化するホルモンです。 自律神経には交感神経と副交感神経があって、互いに臓器の働きを強めたり弱めたりします。 たとえば心臓の働きが弱っている人に交感神経を刺激する薬を使うと... 2013.03.03 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 スルフォラファン スルフォラファンとは、ブロッコリーやかいわれ大根・キャベツ・カリフラワーなどに含まれるフィトケミカルの一種で、ピリっとする辛味の元となっている成分です。 ブロッコリーに含まれる抗ガン物質として発見されました。 とくに発芽3日目の新芽(スプラ... 2012.11.08 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 キチン・キトサン カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維がキチン。水にも酸にも溶けませんが、キチンをアルカリで処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサンです。 キトサンは食物繊維ですから便秘を改善し、脂肪がからだに吸収されるのを抑え、コレステロールの... 2012.10.07 栄養ミニ知識
遺伝子のはなし 体内時計 私たちの体には、いたるところに体内時計があって、それにしたがって体温や血圧・脈拍などを一定に整えています。 つまり、からだの臓器にはそれぞれ時計細胞(末梢時計)があって、それぞれが別個に時計を刻みながら臓器を動かしていることが分かっています... 2012.10.05 遺伝子のはなし
栄養ミニ知識 ニンニク (ガーリック) 我が国では餃子の具や焼肉のタレとして多用されています。食欲をそそる香味のほか、肉の臭みを消す目的にも用いられます。 ニンニクにはビタミンB1、B2が豊富に含まれ、摂取するとアリシンがビタミンB1にくっついてアリチアミン(市販品アリナミン)に... 2012.10.01 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 ホルモン ホルモンとは、脳(視床下部)や甲状腺、副腎、卵巣などで生産されて血液で運ばれ、離れた別の器官を刺激、興奮させる微量の化学物質で、70種類以上あるといわれています。 このホルモンが体内(血液中)に分泌されることを内分泌と呼び、体外(胃腸の中を... 2012.08.03 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ステロイド 腎臓の上部にある副腎という臓器の皮質(外側の部分)で、コレステロールから作られるホルモンを副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と呼びます。 このホルモンには鉱質コルチコイド(アルドステロン)と糖質コルチコイドがありますが、この糖質コルチコ... 2012.07.30 健康ミニ知識
核医学のはなし 放射線障害 放射線とはウラン、ラドン、プルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い高エネルギーの電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子(アルファ粒子、ベータ粒子、中性子)をいいます。 原子は電気的にプラスの陽子と中性の中性子からなる原子核のまわり... 2012.06.27 核医学のはなし
感染症 腸内細菌 共生 森には小さな鳥や動物が数多く棲んでいます。彼らにとって森は自分たちの住居であり、木の実や花の蜜は森から与えられた食糧です。 一方森にとっては、動物たちに害虫から身を守ってもらい、花粉を運んでもらいながら、互いに助け合って生きています。... 2012.06.10 感染症
健康ミニ知識 イチョウ葉エキス イチョウ葉エキスはイチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンで有効成分を抽出したものです。 脳の血液の流れを改善するという報告があるため、頭が良くなるとか、ボケ防止に有効というイメージをもたれ、健康食品に用いられています。 イチョウ葉... 2012.06.03 健康ミニ知識
健康ミニ知識 アミロイド アミロイドは骨髄の細胞でつくられる異常な蛋白質で、ヨードデンプン反応が陽性になるため、デンプン質に類似した物質という意味からアミロイド(類デンプン質)と呼ばれるようになりました。 この繊維のような物質がからだの臓器の細胞外に沈着して、様々な... 2012.05.30 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 アントシアニン 青紫色の色素成分で、ポリフェノールの一種です。 ブルーベリー・ナス・シソ・プルーン・赤ワインや、桑の葉・小豆・さつまいもの皮などに含まれます。 目の網膜にあるロドプシン(光の刺激を脳に伝える)を再合成するため、目の疲れがとれて視力がよくなり... 2012.05.30 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 医薬部外品 医薬部外品とは、医薬品ではないが、医薬品に準ずるものをいいます。 つまり効果・効能が認められた成分は確実に含まれていますが、病気を治すほど強力なものではなく、予防に重点を置いたものです。 したがって、誰にでも効果が認められるものではなく、効... 2012.03.16 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 二日酔いの主犯 アセトアルデヒド アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早... 2011.12.02 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 ウコン ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク... 2011.02.07 栄養ミニ知識
新型インフルエンザ 新型インフルエンザの現況(2011.2) 今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。 今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症... 2011.02.03 新型インフルエンザ
胃潰瘍:ピロリ菌特集 胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌 近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類... 2010.11.18 胃潰瘍:ピロリ菌特集
栄養ミニ知識 乳酸菌飲料 今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる... 2009.09.01 栄養ミニ知識
結核のはなし 結核はどこに発生する病気か? 結核菌は主に気管支から肺に入って炎症をおこします。 肺から肺の表面に炎症が広がると、胸膜炎(以前は、肋膜ともいった)をおこし、肺炎が進むと化膿して空洞をつくり、難治となります。 肺のほかには首のリンパ節(以前は、るいれきともいった)など全身... 2009.04.13 結核のはなし
胃の病気 胃の粘膜下腫瘍とは 胃粘膜下腫瘍とは胃の表面(粘膜)よりも下に病変があり、これが粘膜を押し上げるために乳房のような形に盛り上がったものをいいます。 腫瘍そのものは表面に出ていませんから、診断は容易でありません。 しかし小さいものはほとんど良性であるため、経過観... 2009.02.17 胃の病気
胃の病気 胃のポリープとは 胃のポリープとは胃のなかにできる良性のイボのことです。 そのほとんどは、過形成性ポリープや腺腫、胃底腺ポリープと呼ばれるものです。 過形成性ポリープ ポリープの大多数を占める。 大きくなると茎ができたり、房状になったりする。 しばしばいちご... 2008.11.28 胃の病気
胃の病気 胃のポリープはとらなければならないか? 胃のポリープのほとんどは過形成性ポリープと呼ばれ、ガン化することはめったにありません(ガン化率2%)。 また胃の入り口付近にできる胃底腺ポリープといわれる小さなポリープもガン化の心配はありません。 しかし頻度は少ないのですが、腺腫と呼ばれる... 2008.11.28 胃の病気
突然腹痛がおこったとき 突然腹痛がおこったとき 突然腹痛がおこったとき、ただちに病院へ行かなければならないのは次の場合です。 激痛が全くひかない。顔色が蒼白になり冷や汗をかく。呼びかけても反応が鈍くなる。 これらはいずれも危険信号で、緊急処置が必要だというサインです。 おもに次のような病... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
突然腹痛がおこったとき 血を吐く病気とは 食道や胃十二指腸の傷から出血して血を吐く場合を吐血といい、肺結核など呼吸器の病気で血を吐く場合を喀血と呼んで区別しています。 吐血と喀血は次の点で見分けることができます。 1.吐血は黒っぽく、食物を含むことが多い。 喀血は鮮紅色で食物を含ま... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
突然腹痛がおこったとき 血を吐いたらどうするか 血を吐いたときにはただちに専門の病院に行くべきです。 一昔前までは、おなかを氷で冷やし、胃に管を入れてひたすら安静を保つようにしていましたが、内視鏡技術の発達した現在では、ショックの手当が済み次第、ただちに緊急内視鏡検査をおこない出血部位の... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき