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大腸ガンにならないために

大腸ガンにならないために

人工肛門が必要になるとき

直腸ガンが肛門の近くに発生した場合、進行すると肛門近くの血管やリンパ腺にあるガンを取り除くことができなくなります。 このため直腸は肛門部まで切りとって肛門を閉じ、お腹に穴をあけて便の出口を造ってあげなければなりません。 人工肛門による合併症...
大腸ガンにならないために

大腸ガンの血液検査とは?

大腸ガンを発見できる血液検査があると便利です。 CEA(癌胎児性抗原)は大腸ガンがあるていど大きくなると異常を示してくる便利な血液検査です。 しかし初期の癌では異常を示さないため、今のところ早期発見には使えません。
大腸ガンにならないために

どういうときに大腸内視鏡検査をうければよいか?

ガン年齢といわれる40歳以上になれば、毎年1回便潜血検査を受け、陽性の場合は大腸内視鏡検査をうければよいとおもいます。 しかし、家族に大腸ガンが多いとか、大腸ポリープができやすいかた、便や便通に異常をおこしやすいかた、下腹部の症状がおこりや...
大腸ガンにならないために

大腸ガンの危険がある食品とは?

大腸ガンを引き起こしやすい食品として、第一に動物性脂肪があげられます。 ちなみに毎日牛肉・豚肉を摂る人は月1回以下の人の2.5倍、大腸ガンになりやすいといわれています。 つぎにアルコールの飲み過ぎがあげられます。 これはアルコールが酸化して...
増加する逆流性食道炎

バレット食道がんの早期発見法

バレット食道のかたは、年1~2回の定期的な内視鏡検査がおすすめです。レントゲン検査ではなかなか発見するのは難しいとされています。 バレット食道癌の初期には、色調の変化しか捉えられず、しかもバレットのために粘膜が赤くただれているので、内視鏡で...
大腸ガンにならないために

大腸ガンを予防する食品とは?

大腸ガンを予防する食品としては、第一に海藻、野菜、キノコ、大豆などの食物繊維があげられます。 1日27g以上摂る人は大腸ガンの発生を半分以下に抑えることができます。 第2に緑黄色野菜があげられます。 これらに含まれるβカロチン、ビタミンC・...
大腸ガンにならないために

大腸ガンを防ぐ食事療法

大腸ガンを含めたガンを防ぐ食事療法のポイントを述べます。 肉(牛・豚など)の脂を摂らないように アルコールを飲み過ぎないように たばこを極力やめる 緑黄色野菜をしっかり摂ってください 食物繊維(野菜・きのこ・海草など)をしっかり摂ってくださ...
健康ミニ知識

炭水化物とは

もっとも小さくシンプルな糖分がブドウ糖です。 それが2個あつまったものが砂糖やショ糖です。 さらに、それがたくさん集まって団子になったのが、でんぷん(植物)やグリコーゲン(動物)です。 これらをひっくるめて、炭水化物といいます。 炭素と水が...
胃の病気

胃・十二指腸潰瘍の食事療法

痛みの強いあいだはお粥やうどん・日本そばなどを主食とし、消化のよい煮物や蒸したものをとってください。 食事の時間がばらつかないよう決まった時間にとってください。 夕食は7時ごろまでにとるようにし、夜食は絶対いけません。 やわらかい魚・肉はと...
胃の病気

胃・十二指腸潰瘍の薬物治療

胃酸の分泌を抑える制酸剤(H2ブロッカーやプロトンポンプ阻害剤)と胃の粘膜を保護する薬が投薬の基本となります。 このほか症状に応じて痛み止めやストレスをとる安定剤などが追加されます。 胃・十二指腸潰瘍では、高率にピロリ菌が原因になっているた...
腸の病気

おなかが鳴ったり、ガスがでて困るとき

おおぜいのなかで、空腹のためにおなかが鳴って冷や汗をかいた経験は誰にでもあるでしょう。 規則正しい食生活をしている人なら、食事の時間が来ると胃腸のほうも動く準備ができているのです。 したがっておなかが鳴るのは、時間が来て腸が活発に動き始めた...
腸の病気

腹膜炎はなぜおこるか

胃腸に穴があいて食物の一部がおなかの中へ漏れると、腹膜炎を起こしてきます。 しかし穴があかなくても、おなかの臓器の炎症がひどくなると、腹膜にまで炎症が波及し、腹膜炎をおこすことになります。 この場合には激しい腹痛や嘔吐をきたし、ひどくなると...
腸の病気

腸重積とは

腸重積は腸の一部が腸の中にめくれこんで望遠鏡の筒のように二重構造になる病気です。 腸は詰まって働かなくなり、腸閉塞の状態になります。 生後4カ月くらいの乳児から2、3歳にかけてよく発病します。 原因はまだはっきりと分かっていませんが、アデノ...
腸の病気

大腸ポリープ・大腸がん

著書  より 大腸ポリープは、大腸に限局した隆起性病変を総称するが、臨床的に大腸腺腫とほぼ同義語として用いられている。 しかし、ポリープが形態学的な用語であるのに対し腺腫や癌は病理学的診断用語であり、両者を一括して論じることはできない。 ま...
腸の病気

腸疾患の鑑別診断

著書  より 腸疾患の診断にあたっては、便通異常(便秘・下痢・残便感・便柱狭小)や便の異常(血便・粘液便など)・腹部愁訴(腹痛・腹鳴・腹満感)・食欲不振・体重減少などの症状に加え、生もの・抗生物質・鎮痛剤の服用、放射線治療の有無などに注目し...