健康ミニ知識 むくみ対策 通常、健康な状態では、私たちがむくみを感じることはありません。 からだは37兆個の細胞群からできていますが、それだけかというと、実は細胞と細胞の間にはクッションになるすき間があります。このすき間に水分が溜まるのを「むくみ」(浮腫)と呼んでい... 2020.07.02 健康ミニ知識
健康ミニ知識 天然のやせ薬 短鎖脂肪酸 短鎖脂肪酸は炭素数6以下の脂肪酸を総称したもので、酢酸・プロピオン酸・酪酸など9個の脂肪酸からなります。 大腸のなかに水溶性食物繊維やオリゴ糖が運ばれてくると、腸内細菌が盛んにこれを食べて発酵する結果、短鎖脂肪酸が生まれます。 つくられた短... 2016.10.17 健康ミニ知識
健康ミニ知識 起死回生の治療法となるか“糞便微生物移植”(FMT) 一人ひとり景色の違う腸内フローラ 私たちの便は1000種類で100兆個以上の細菌が、それぞれ同じ仲間の細菌たちと群れをなして、腸の表面にびっしり敷き詰められています。 その様子は一見、お花畑のように群生しているところから「腸内フローラ」(腸... 2015.11.18 健康ミニ知識
健康ミニ知識 体脂肪を燃焼させるには 体脂肪を燃やす筋トレ 筋肉に負荷をかけて筋力を強化するトレーニングを筋トレといいます。腕立て伏せ・腹筋・スクワット・ダンベル体操など、瞬間的に強い力が必要な無酸素運動が中心になります。 このときはまず、筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)... 2015.11.18 健康ミニ知識
健康ミニ知識 “ホリスティック医療”とは? ホリスティック医学とは、人間を目に見える個体としてだけでなく、気とか心とか、精神的なものが一緒になった総合的な存在として捉えています。 そして人間は、単に「からだを構成している部分の集合」よりも、価値ある存在だという認識に立っています。 そ... 2015.05.22 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ビタミン・ミネラル満載の“青汁” 活性酸素の発生を制御する青汁 緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁を青汁と呼んでいます。 代表的な青汁はケール(ヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜)で、ビタミン・ミネラルが他の野菜に比べ、とりわけ豊富に含まれています。 その他、ヨモギ、しそ(紫蘇)... 2015.03.09 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ミツバチの巣を守る“プロポリス” 巣を守る プロは防御あるいは前面、ポリスは都市(巣)という意で、プロポリスは「巣を守る」という意味です。 プロポリスは、ミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物を混ぜてつくった油性物質で、それを巣のすき間に詰め、さらに巣の入り口に塗っ... 2014.11.04 健康ミニ知識
健康ミニ知識 オーダーメイド医療 最適な治療計画と医療 オーダメイド医療(テーラーメード医療)とは、個人の体質を遺伝子レベルで調べ、その人に合った治療を行うことをいいます。 すなわち、その遺伝子情報からは、どの医薬品が有効かとか、副作用の出ない投与量などを調べることができる... 2014.09.03 健康ミニ知識
健康ミニ知識 心臓蘇生の切り札AED(自動体外式除細動器) AEDはAutomated External Defibrillatorの頭文字をとったものです。 除細動とは心室細動を解除するとの意で、突然、心室細動を起こして心臓が停止した場合、すぐにAEDで心臓に電気ショックを与えると、心臓が再び動き... 2014.08.25 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ストレスホルモンとは? ストレスによって分泌されるホルモンをストレスホルモンと呼び、コルチゾール・アドレナリン・ノルアドレナリンが代表的です。 つまり、身辺に危機が迫った時、これを乗り越えようとして分泌されるホルモンで、最初にアドレナリンやノルアドレナリンが分泌さ... 2014.07.15 健康ミニ知識
健康ミニ知識 “アロエ”が「医者いらず」といわれるわけ アロエは医者いらずと呼ばれ、古くから万能薬として用いられてきました。 アロエの生葉は強い苦味があるものの有効成分が多いため、現在でも医薬品や化粧品・健康食品として活躍しています。 アロエの特徴は、熱に強く、粘膜や皮膚にしみ通りやすいというこ... 2014.07.06 健康ミニ知識
健康ミニ知識 肺塞栓をおこす“エコノミークラス症候群” 飛行機のエコノミークラスの狭い座席に長時間座ったままいると、からだの血液が鬱滞してきます。 脱水や寝たきり、感染や手術で動けない場合などにも同様の現象がおこります。 このような状態が続くと、体の深部特に下肢の静脈に血のかたまり(血栓)ができ... 2014.06.24 健康ミニ知識
健康ミニ知識 臓器によって異なる”細胞寿命” わたしたちのからだは260種類、全部で6兆個の細胞からできており、個々の細胞によって寿命が異なります。 いったん細胞が死ぬと、それが刺激となって、死んだ細胞の数だけ再生する仕組みになっています。具体的には1秒間に約50万個以上の細胞が、死と... 2014.06.08 健康ミニ知識
健康ミニ知識 骨粗鬆症とカルシウム・パラドックス 骨粗鬆症とは、骨の量が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。 骨の量は20歳から30歳代にかけてピークとなり、その後加齢とともに減少し、閉経後の女性や高齢になるとしばしば骨粗鬆症となってしまいます。 じつは、骨の中では、骨を壊す細... 2014.05.29 健康ミニ知識
健康ミニ知識 乳酸は疲労物質か? 再エネルギー源、乳酸 乳酸が疲労物質と言われるようになったのは、疲労すると血中に乳酸が増えるという事実に基づいています。 つまり激しい運動をすると、一時的に乳酸が筋肉に溜まります。乳酸は消費するのに時間がかかるため、しばらく筋肉内に残るので... 2014.04.29 健康ミニ知識
健康ミニ知識 疲労回復物質“イミダゾールジペプチド” 渡り鳥のオオソリハシシギのメスは、アラスカからニュージーランドまで、11,680キロを不眠不休で羽ばたき続けた大記録を持っています。同様に、マグロや鯨が何時間も休みなく遊泳できるのも驚異の現象でした。 最近そのパワーの源がイミダゾールジペプ... 2014.04.29 健康ミニ知識
健康ミニ知識 リンパ浮腫 リンパ浮腫は乳癌や子宮癌、卵巣癌、前立腺癌、皮膚癌の手術で、リンパ節を取り除いたり放射線治療をうけたあとに発生します。 リンパ液の蛋白質がリンパ管からもれ、腕の内側や太ももの付け根に蓄ってむくみとなり、徐々に手の先、足の先へと広がっていきま... 2014.04.27 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ブルーベリーの魅力 第二次世界大戦中、英国空軍爆撃機のパイロットがブルーベリージャムが塗られたパンを毎日食べていたところ、夜間の空中戦でも敵がよく見えるようになったというエピソードがあります. 研究の結果、ブルーベリー(とくにその一種ビルベリー)に含まれるアン... 2014.04.21 健康ミニ知識
健康ミニ知識 原因不明の“慢性疲労症候群” とくに動きすぎたわけでもないのに、激しい疲労感や倦怠感が半年以上続き、休息や睡眠によっても回復しにくい原因不明の疾患群です。 容易に疲労が回復せず、そのまま寝たきりになったり、寝返りすらできない状態に陥る場合もあります。つまり、単なる疲労の... 2014.03.02 健康ミニ知識
健康ミニ知識 プロスタグランディン プロスタグランディン(PG)とは、からだのあらゆる組織でアラキドン酸から産生される不飽和脂肪酸の総称で、ホルモンに似た働きをします。 つまり、プロスタグランディンにはいくつもの種類があるため、血圧の上昇や降下・血管の拡張・血小板の凝固阻害・... 2014.02.16 健康ミニ知識
健康ミニ知識 筋肉の老化 “サルコペニア症(筋肉減少症)” サルコペニアは造語で、サルコは筋肉、ペニアは減少の意で、筋肉の減少によって、からだが動きにくくなる状態をいいます。 歳とともに、頻繁につまずくようになったり、手をつかないと立ち上がりにくいような症状が出始めると、サルコペニアを疑わないといけ... 2013.12.24 健康ミニ知識
健康ミニ知識 プリン体 私たちのからだは定期的に細胞分裂を繰り返し、古い細胞が壊れ新しい細胞へ交換されています。この古い細胞が壊れるときには、細胞の核に含まれる核酸が肝臓で分解され、プリン体という物質に変わります。 プリン体という名はプリン環という共通の骨格(化学... 2013.11.15 健康ミニ知識
健康ミニ知識 バイオミメティックス(生体模倣技術) 70年前のこと、スイスのジョルジュ・デ・メストラル氏が散歩中、犬のからだに付いた野生ゴボウのいがを外そうとしたとき、いがが犬の毛にからみ付いて容易にはずれないのに着目しました。 この仕組みを真似てマジックテープがつくられ、現在の巨大産業に発... 2013.09.02 健康ミニ知識
健康ミニ知識 尿酸 尿酸は尿に排泄される酸という性質から命名され、通常は腎臓から老廃物として排泄されます。 ところがこの尿酸は血液に溶けにくく、しかも腎臓から排泄しにくいため、血中濃度7.0㎎/dlを超えると尖った小石のごとき結晶となって、足の親指の付け根や膝... 2013.07.28 健康ミニ知識
健康ミニ知識 抗血栓薬 血管の中を流れている血液が固まって団子になると(血栓といいます)、血管を塞ぎ血液がそこから先に流れなくなってしまいます。 脳の血管が詰まったものを脳梗塞、心臓の血管が詰まったものを心筋梗塞といい、血栓の治療につかわれる薬剤を抗血栓薬といいま... 2013.07.23 健康ミニ知識