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健康ミニ知識

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ドラッグ・ラグ

世界中で販売されている医薬品を調べると、日本ではトップ商品100品目のうち20品目は使用が認められていません。 このように海外で承認されている薬が、国内で承認され使用できるまでには随分と時間がかかるのが現状です。この時間差をドラッグ・ラグと...
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自家中毒

2歳から10歳の子供たちが、精神的に疲れが溜まったり、運動会や学芸会などで疲れや緊張がピークに達したあと、突然からだがだるくなり、吐き気をもよおしてくる病気です。 嘔吐は通常3日くらい続きます。風邪などの後にもみられますが、原因は感染でなく...
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静かなる死 “アポトーシス”

自己犠牲な細胞 指に分離する前の胎児の手、ウイルスに侵された細胞あるいはガン細胞など、そのままではからだの成長を妨げるとか、自らの命が危うくなるような細胞は、死んでもらわなければいけません。 そこで我々のからだは、そういう厄介な細胞があらわ...
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アフタ性口内炎

アフタは唇や頬の内側、舌や歯ぐきなどにできる、小さく丸い白色の潰瘍です。まわりは赤味を帯びています。食物や歯ブラシが触れただけで、激しい痛みがおこります。 口内炎は口のなかの粘膜にできる炎症のすべてを指していますから、潰瘍がなくても赤くなっ...
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キシリトール

キシリトールとは、トウモロコシの芯やワラに含まれるキシロース(炭素原子5個をもつ単糖類)から作られる糖アルコール(糖に水素が2個くっついたもの)の一種で、低カロリー甘味料です。 甘味は砂糖とほぼ同じくらいあり、甘味料として利用されるほか、溶...
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オリゴ糖

これ以上分解できない最も小さい糖質を単糖類といい、ブドウ糖や果糖などが該当します。 その単糖類が3~10個ほどくっ付いたものをオリゴ糖と呼んでいます。 ちなみに単糖類の2個くっついたものが二糖類で、ブドウ糖と果糖のくっ付いたものが砂糖、ブド...
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アドレナリン・ノルアドレナリン

アドレナリン、ノルアドレナリンとも、交感神経(自律神経のひとつ)を活性化するホルモンです。 自律神経には交感神経と副交感神経があって、互いに臓器の働きを強めたり弱めたりします。 たとえば心臓の働きが弱っている人に交感神経を刺激する薬を使うと...
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EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAが注目されるようになったのは、1970年代にデンマーク・オールボア病院の疫学調査の結果がきっかけでした。 その内容は肉食中心のデンマーク人が脳梗塞、心筋梗塞などに罹患する割合がきわめて高い(死亡原因の40%以上が心筋梗塞)のに対し、魚...
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OTC

OTCとはover the counterの略で、薬局のカウンター越しに購入するという意味です。 つまり、医師の処方箋なしに入手できる医薬品(一般用医薬品・大衆薬)で、基本的に副作用が懸念されるようなものは除外されています。また多くは安全性...
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人工赤血球

献血できる年齢層の減少 近年高齢化が進み、輸血用血液の需要は高まる一方ですが、逆に献血できる年齢層の人口が減少しており、深刻な不足状況が続いています。 とくに病気や事故で大量出血したときには緊急輸血が必要となり、なかでも赤血球は、原則、血液...
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ホメオスタシス

負のフィードバック作用 まわりの環境がどんなに変化しても、自分のからだの調節機能である体温や血液の浸透圧、血圧、血糖、電解質などが影響をうけず、常に安定した状態を保つことをいいます。 具体的には、暑くなると交感神経が作動し、皮下の血管をひら...
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シックハウス症候群

1990年頃から、新築やリフォームした家に入居してほどなく、めまいや頭痛・吐き気・目やのどの痛みを訴えるケースが目立つようになりました。 加えて、全身がだるい・集中力が低下する・食欲がない・手足がしびれるなどのほか、蕁麻疹や喘息などアレルギ...
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サイトカイン

サイトカイン(細胞の作動物質)とは、免疫の反応により細胞から分泌されるタンパク質で、自分のそばにいる細胞にからだに必要な情報を伝達し、さまざまな生理現象をおこします。 しかも、一つのサイトカインが何種類もの情報を提供することができます。 こ...
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臍帯血(さいたいけつ)移植

今までは、子供が生まれたとき、へその緒や胎盤に残っている血液(臍帯血)は捨ててしまっていましたが、これを捨てずに利用しようとするのが臍帯血移植です。じつは臍帯血には、赤血球や白血球、血小板などの血液細胞をつくりだす造血幹細胞が豊富に含まれて...
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ホルモン

ホルモンとは、脳(視床下部)や甲状腺、副腎、卵巣などで生産されて血液で運ばれ、離れた別の器官を刺激、興奮させる微量の化学物質で、70種類以上あるといわれています。 このホルモンが体内(血液中)に分泌されることを内分泌と呼び、体外(胃腸の中を...
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ステロイド

腎臓の上部にある副腎という臓器の皮質(外側の部分)で、コレステロールから作られるホルモンを副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と呼びます。 このホルモンには鉱質コルチコイド(アルドステロン)と糖質コルチコイドがありますが、この糖質コルチコ...
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酸化ストレス

酸化ストレスとはからだが酸化され、サビつくことをいいます。もちろん、からだにとっては有害です。 わたしたちは食事によって糖質・脂質・タンパク質などの栄養素を摂り込んでいますが、そこからエネルギーを作り出すためには、酸素を使って栄養素を燃やさ...
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抗酸化作用

鉄がさびるのと同様、からだがさびるのを酸化といい、吸い込んだ酸素から発生する活性酸素が原因です。 もともと活性酸素は体内の細菌や毒物を分解するのに必要なものですが、その量が多くなると健康な細胞までも攻撃してしまいます。 すなわち、白髪・しみ...
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インターフェロン

ウイルスやガン細胞などの侵入に対しこれを阻止しようと自分の細胞がつくりだす蛋白質(サイトカインの一種)で、ウイルスの増殖を抑えたり、ナチュラルキラー細胞を活性化してガン細胞を攻撃します。 このウイルスの増殖を抑制する因子、つまりウイルス干渉...
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フリーラジカル

物質を構成する最も小さな単位を原子といいます。原子は原子核という小さな球の周りをいくつかの電子が何重にも取り囲んで、ぐるぐる回っています。 太陽のまわりを回る地球や火星を想像してください。太陽が原子、地球や火星などが電子にあたります。 違う...
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骨髄移植

骨の内部にある骨髄には、赤血球・白血球・血小板などの元になる細胞(造血幹細胞)があります。 骨髄移植とは、注射器でこの液を取り出し白血病などの患者さんの腕に点滴注入すると、骨髄液中の造血幹細胞が患者さんの骨髄にたどりつき、そこで正常の血液を...
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イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスはイチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンで有効成分を抽出したものです。 脳の血液の流れを改善するという報告があるため、頭が良くなるとか、ボケ防止に有効というイメージをもたれ、健康食品に用いられています。 イチョウ葉...
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抗酸化物質(スカベンジャー)

活性酸素は病原体から身を守るのにある程度必要ではありますが、過剰につくられると逆にからだを老化させてしまいます。 この発生した活性酸素を消去する物質を、総じて抗酸化物質(スカベンジャー)といいます。 私たちの体には、もともと活性酸素を抑える...
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クロレラ

淡水に生息するプランクトンの一種で、細胞中に葉緑素を持つ緑色の緑藻類です。光合成能力が高く、空気中の二酸化炭素・水・太陽光とごく少量の無機質があれば大量に増殖します。飼料・飲食品・化粧品のほか、汚水の浄化にも利用されています。 クロレラは蛋...
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アミロイド

アミロイドは骨髄の細胞でつくられる異常な蛋白質で、ヨードデンプン反応が陽性になるため、デンプン質に類似した物質という意味からアミロイド(類デンプン質)と呼ばれるようになりました。 この繊維のような物質がからだの臓器の細胞外に沈着して、様々な...