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糖尿病

糖尿病

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ブドウ糖負荷試験 とは

血糖値がやや高い(110㎎/dl以上126㎎/dl未満)の場合、境界型か糖尿病かにわかれますがこれをはっきりさせるためにブドウ糖負荷試験という精密検査が必要になります。 しかし空腹時血糖値が150㎎/dl、食後の血糖値が250以上の場合には...
糖尿病

ヘモグロビンA1c値

糖尿病の血糖コントロールの判定において重要なのは、一時的な血糖値ではなく、最近1~2ヶ月の平均的な血糖値がどんな状態だったかを表すヘモグロビンA1c値なのです。 ヘモグロビンとは血液中の酸素を運搬する役目をもつ赤血球の中に大量に存在するタン...
糖尿病

糖尿病の分類

1型糖尿病 15歳以下の子供、特に思春期の時期に多くみられます。 膵臓でインスリンを作っている細胞が破壊され、インスリンが出なくなってしまうタイプです。 自己免疫疾患(からだに侵入しようとする病原菌などを無力化するための免疫力が、自分のから...
糖尿病

妊娠糖尿病とは

妊娠するとインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、膵臓に負担がかかるため、糖尿病にかかる場合があります。 家族や親戚に糖尿病患者がいれば特に注意したほうがいいでしょう。 妊娠糖尿病は出産後には治ることが多いようです。 妊娠中の糖尿病...
糖尿病

糖尿病治療の基本

糖尿病の治療において血糖値を下げることは基本中の基本ですが、ただ下げればよいというわけではありません。 一時的に下がったとしてもそれが持続しなければ意味がないのです。 糖尿病が恐れられるのはなんといっても合併症です。 そのため 糖尿病の治療...
糖尿病

糖尿病の食事療法

糖尿病治療の最大の目的は、合併症の予防です。 高血糖を放置していれば、合併症はかならずおこってきます。 大部分を占める2型糖尿病の場合、7割以上の人が食事療法だけで、病状を改善することができます。 また、インスリン注射や飲み薬が必要な場合で...
糖尿病

糖尿病の運動療法

運動療法は、食事療法、薬物療法と並んで、糖尿病治療のもっとも有力な手段です。 しかし糖尿病の状態によっては運動療法を控えたほうがよい場合もあります。 2型糖尿病で、合併症がなく血糖コントロールが安定している人や、合併症があっても程度が軽けれ...
糖尿病

糖尿病の薬物療法

食事療法と運動療法だけではコントロールできない場合に薬物療法を用いることになります。 主な薬物療法は、血糖を下げるための血糖降下薬という飲み薬とインスリン注射です。 糖尿病の薬物療法には大きく分けて、経口剤とインスリン注射があります。 経口...
腸の病気

虚血性大腸炎とは

虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血し...
下痢対策

下痢が止まらない原因

下痢が止まらない原因は、ほとんどが胃腸にあり、つぎの4つに大別できます。 1)細菌やウィルスがくっついた食物(魚の刺身、貝、肉類、野菜サラダなど)を摂ると、菌が腸のなかで繁殖します。 するとこれを追い出そうとして大腸の粘膜から腸の中へ多量の...
すい臓の病気

なぜ慢性膵炎になるか?

なぜ慢性膵炎になるか? 慢性膵炎で病院を受診する患者さんは年間7万人と、急増している状況にあります。性別では男性が女性の5倍近くを占めています。 原因としては、アルコールが男性の8割、女性の3割を占めています。アルコールに加え喫煙すると、さ...
すい臓の病気

慢性膵炎の診断

慢性膵炎を疑う症状 アルコールを多飲する男性でみぞおちの痛みを繰り返す場合、また脂っこい食事やアルコールを飲んだ後、左の上腹部痛や背中の痛みを来たす場合、慢性膵炎の可能性が考えられます。 女性では飲酒歴のない場合が多いことに注意が必要です。...
すい臓の病気

慢性膵炎の治療

慢性膵炎では膵臓の働きが比較的保たれている時期と、ほとんど働かなくなった時期にわけて考える必要があります。 1.膵臓の働きが保たれている時期 この時期には腹痛を繰り返すのが常ですが、消化吸収はなんとか保たれています。 痛みの強い時期には鎮痙...
肛門の病気

痔ろうの予防

痔ろうの予防には、次のような点に注意が必要です。 1.長く下痢をすると便中の細菌が増え、排便時に肛門陰窩へ圧力がかかる結果、液状の便が陰窩に入り痔ろうになるため、避けねばなりません。医師に相談して薬を処方してもらってください。 2.日頃、か...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果...
食養生の心得

どんなジュースがからだによいか

ジュースは主に野菜と果物が材料となりますが、最もお勧めしたいのは、自家製のケールや小松菜、大根葉など、緑の濃い葉をしぼったジュースです。 これらはビタミンA・B1・B2・Cや多種類のミネラルをたっぷり含んでおり、そのままでは少ししか食べられ...
食養生の心得

なぜみそ汁はからだによいか

みそは“畑の肉”といわれる大豆を煮て、塩と麹(こうじ)を加えて発酵させたもので、植物性蛋白質の代表的な食品です。 みそ汁に含まれるアミノ酸は必須アミノ酸をすべて含んでおり、過剰なコレステロールを排出し、血中コレステロールを低下させて血管壁を...
食養生の心得

なぜ海草はからだによいか

昔から長寿の人の食生活にはしばしば海草が多くとられています。 海草がなぜからだによいかというと、食物繊維が豊富に含まれていることや、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など豊富なミネラルのほか、甲状腺ホルモンの成分である...
食養生の心得

菜食主義で健康が維持できるか

菜食主義とは肉食をしないという考え方で、2,000年前、インドに生まれた“一切の殺生をせず”という思想に基づいています。 宗教的理由から厳しい菜食主義をとるところでは、動物性食品はもとより、果物まで禁止され、穀類と野菜だけが許されていますが...
食養生の心得

中性脂肪がふえるとなぜよくないか

中性脂肪はエネルギーの倉庫のような役目をしています。 通常、食べすぎ、特に甘いもののとりすぎやアルコールの飲みすぎで増えてきます。 つまり余分にとった糖分は、肝臓で中性脂肪の形に変えられるのです。 糖のなかでも、果糖ついでショ糖が最も中性脂...
食養生の心得

インスタント食品の功罪

空前のグルメブームの舞台裏で、近年、家庭での調理離れが目立っています。 すなわち、即席めん・即席スープ・レトルト食品(アルミ箔やプラスチックなどの小袋に食品をつめ100~140℃で加熱殺菌したもの)・電子レンジ食品・調理ずみ冷凍食品のような...
長生きのためのヒント

21. 長寿のためのキーワード(5) 動脈硬化の予防

わたしたちは長い生活習慣によって発病してくる肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・ガンなどの生活習慣病で寿命を縮めています。 そして最期は、多くの人が血管の老化(動脈硬化)による閉塞(梗塞)で死亡するか、癌に...
健康ミニ知識

貯蔵用脂肪 ”中性脂肪“

たとえば、裸で街に出かけるひとはいないでしょう。 服を着るのは、人間のもつ羞恥心に由来するといえます。 しかし、服は寒さを防ぐために不可欠であり、何かに突き当たったとき、からだを守るためにも必要です。 ただし、服だけでは間に合いません。 実...
腸の病気

大腸ポリープ・大腸がん

著書  より 大腸ポリープは、大腸に限局した隆起性病変を総称するが、臨床的に大腸腺腫とほぼ同義語として用いられている。 しかし、ポリープが形態学的な用語であるのに対し腺腫や癌は病理学的診断用語であり、両者を一括して論じることはできない。 ま...
腸の病気

腸疾患の鑑別診断

著書  より 腸疾患の診断にあたっては、便通異常(便秘・下痢・残便感・便柱狭小)や便の異常(血便・粘液便など)・腹部愁訴(腹痛・腹鳴・腹満感)・食欲不振・体重減少などの症状に加え、生もの・抗生物質・鎮痛剤の服用、放射線治療の有無などに注目し...