NUTRITION

栄養ミニ知識

肝臓

栄養ミニ知識

スルフォラファン

スルフォラファンとは、ブロッコリーやかいわれ大根・キャベツ・カリフラワーなどに含まれるフィトケミカルの一種で、ピリっとする辛味の元となっている成分です。 ブロッコリーに含まれる抗ガン物質として発見されました。 とくに発芽3日目の新芽(スプラ...
栄養ミニ知識

タウリン

タウリンは含硫アミノ酸の一種で、からだのなかでは胆汁酸(胆汁の主成分)と結合し、タウロコール酸という形で存在します。 主な作用としては、心筋の収縮力を高めてうっ血性心不全を防ぎ、交感神経を抑制して高血圧を予防します。 また、肝臓の解毒作用を...
遺伝子のはなし

体内時計

私たちの体には、いたるところに体内時計があって、それにしたがって体温や血圧・脈拍などを一定に整えています。 つまり、からだの臓器にはそれぞれ時計細胞(末梢時計)があって、それぞれが別個に時計を刻みながら臓器を動かしていることが分かっています...
医の倫理

ドミノ移植

我が国では「ドミノ」とは、ドミノ牌を次々に倒していく心地よさを楽しむ遊び「ドミノ倒し」を意味しますが、「ドミノ移植」とは、臓器移植を受けた患者から要らなくなった臓器を取り出し、それを別の患者に移植する手術法を指しており、ドミノ倒しのような手...
健康ミニ知識

アミロイド

アミロイドは骨髄の細胞でつくられる異常な蛋白質で、ヨードデンプン反応が陽性になるため、デンプン質に類似した物質という意味からアミロイド(類デンプン質)と呼ばれるようになりました。 この繊維のような物質がからだの臓器の細胞外に沈着して、様々な...
栄養ミニ知識

活性酸素の掃除屋 ”ポリフェノール”

ポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味や渋みの成分となる化合物で、色が濃く渋味が強い植物に多く、自然界には5000種類を超えるといわれています。 複数の水酸基をもっているのが特徴で、この水酸基こそ、あの忌み嫌われている活性酸素を捕えて...
健康ミニ知識

グルコサミン

グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質に多量に存在しています。 糖とアミノ酸が結合した物質で、ひとのからだには軟骨・爪・靱帯などに存在します。 グルコサミンは、軟骨を形成していくうえで最も基本となる成分で、軟骨組織や関節液にある...
栄養ミニ知識

二日酔いの主犯 アセトアルデヒド

アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早...
栄養ミニ知識

ウコン

ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク...
再生医療

iCM細胞(誘導心筋細胞)

心臓を動かしている心筋細胞は皮膚や肝臓のような再生能力をもっていないため、心筋梗塞などで心筋細胞が損傷されると、もとには戻すことができません。 心臓をつくっている細胞のうち、心臓を直接動かしている心筋細胞は30%ほどで、残りの70%は心臓線...
栄養ミニ知識

乳酸菌飲料

今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる...
再生医療

皮下脂肪による再生医療

幹細胞 再生医療の切り札ともいうべき幹細胞には2つの特徴があります。 すなわち、発育するにしたがって、肝臓・膵臓・心臓・骨・血管・脂肪などいろいろな細胞に姿を変えられること、さらに、いくらでも自己コピーをとることができるという特質をもってい...
結核のはなし

結核の治療とは?

現在では結核と診断されても、4種類の薬を6~9ヶ月間毎日きちんと服用すれば必ず治るといわれています。 痰の中に菌が出なくなれば、外来での治療が可能となります。 しかし結核菌は強力な菌なので、長期間、薬を飲み続けなければなりません。 このため...
健康ミニ知識

善玉物質“アディポネクチン” 

メタボリックシンドローム 平成16年、厚生労働省の調査によると、40~74歳の男性2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)かその予備群だそうです。 そのメタボリックシンドロームに重要な関わりをもつタンパク質が...
肝臓の病気

肝臓の病気とは

肝臓病の主役はウイルス性肝炎であり、肝炎から肝硬変さらには肝臓ガンへと連続して進行するやっかいな病気です。
突然腹痛がおこったとき

突然腹痛がおこったとき

突然腹痛がおこったとき、ただちに病院へ行かなければならないのは次の場合です。 激痛が全くひかない。顔色が蒼白になり冷や汗をかく。呼びかけても反応が鈍くなる。 これらはいずれも危険信号で、緊急処置が必要だというサインです。 おもに次のような病...
感染症

クラミジア感染症

現在、我が国ばかりか世界でもっとも多い性感染症がクラミジア感染症です。 我が国では現在、男性15万人、女性80万人、合計約100万人のクラミジア感染者がいるといわれています。 この病気が蔓延している最大の理由は、症状が出にくい(女性の8割、...
感染症

性感染症(STD)

STDとは“sexually transmitted diseases“の略で、セックスによってうつる病気全体を指しています。 STD感染者の数はここ4~5年で急増し、国内感染者数は20代の男女を中心に600万人、毎年60万人が感染している...
健康ミニ知識

スーパーマウス

最近、6時間も休まず走り続けるスーパーマウスが誕生したというニュースが話題になりました。 米国、ケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究チームの発表です。 チームは「人間に応用する考えはない」としていますが、その驚異的な体力の秘密が解明されれ...
肥満

第3の体脂肪 ”異所性脂肪”

私たちは過食、過飲すると、余分のエネルギーは皮下脂肪として蓄えられます。 しかし、もともと日本人は皮下の脂肪細胞が少なく、皮下脂肪を溜める能力が低いため、食べ過ぎると皮下脂肪はすぐ一杯になり、内臓脂肪として蓄えられるようになります。 その内...
高脂血症

コレステロールとは

コレステロールは大小4種類のリポ蛋白という名の容器に様々な割合で梱包されています。 したがって採血して調べる総コレステロールや中性脂肪とは、これら各種のリポ蛋白に含まれるそれぞれのコレステロールや中性脂肪の合計を表しているのです。 コレステ...
高脂血症

コレステロールを減らす食事療法のポイント

食事からのコレステロールは一日300mg以下が望ましいといわれています。 1.まずは減食が第1です。 2.コレステロールの多い食品を控える 卵・肉や魚介類の内臓など、動物性食品には コレステロールが多く含まれています 。 いっぺんに沢山摂ら...
高脂血症

中性脂肪とは

中性脂肪(トリグリセライド)は食べ過ぎ、とくに甘いものの摂りすぎやアルコールの飲みすぎで増えてきます。 つまり余分に摂った糖分は肝臓で中性脂肪に合成されるのです。 そのほか動物性脂肪に多い飽和脂肪酸も中性脂肪を増加させることが分かっています...
糖尿病

血糖とインスリンの関係

血糖値とは血液中のブドウ糖の濃度です。 ごはんやパンなどの炭水化物を食べると、炭水化物がブドウ糖に分解され、血液中のブドウ糖が増えて血糖値が上がるのです。 ただ、そのままでは血糖値が上がりっぱなしになるため、血糖の上昇を感知して膵臓からイン...
糖尿病

糖尿病の薬物療法

食事療法と運動療法だけではコントロールできない場合に薬物療法を用いることになります。 主な薬物療法は、血糖を下げるための血糖降下薬という飲み薬とインスリン注射です。 糖尿病の薬物療法には大きく分けて、経口剤とインスリン注射があります。 経口...