ガンの基礎知識 主なガンの症状 食道ガン 最初は食べると胸に沁みる感じがみられ、そのうち食べ物が胸につかえる・胸焼け・胸痛などがでてきます。 胃ガン 食欲がなく、吐き気・胃が重い・膨満感・食べ物の好みがかわるなどの症状がみられます。 そのうち食べると吐くようになり、みぞお... 2005.12.22 ガンの基礎知識
大腸ガンにならないために 大腸ガンになると腹痛がおこるか? 大腸ガンでは、通常考えられているような腹痛はおこらないのが特徴です。 つまり、ガンが大腸の中に留まっている間は、ほとんど痛みはおこりません。 しかし、ガンが発育し大腸を閉塞するようになると、腸閉塞をおこし激しい腹痛がおこります。 また、ガン... 2005.12.22 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン検診とは? 検診とは、なにも症状のない人を対象に検査するのですから、簡単にできて、痛みを伴わず、廉価でないと普及しません。 ご承知のように、大腸は2m近くもあり、食物が停滞する場所ですから、大腸自身を検査するには、大変な手間がかかり普及することはできま... 2005.12.21 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 便潜血陽性のとき 通常2日連続で検便をしますが、潜血反応が1度でも陽性になれば大腸ガンやポリープの可能性があるため、必ず精密検査を受けてください。 ただし、肛門のただれや痔が原因であることも多く、あまり神経質になりすぎてもいけません。 2005.12.19 大腸ガンにならないために
食養生の心得 なぜ食物繊維が必要か 従来“食物のかす”にすぎなかった食物繊維が、最近“第6の栄養素”として注目されてきたのは、次のような多くの利点をもっていることが分かったからです。 便秘を防ぎます。 繊維が腸の運動を活発にし、便秘を予防します。 大腸癌を予防します。 腸内細... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜ野菜が必要か 野菜の長所は、(1)ビタミン・ミネラルが豊富であることと、(2)食物繊維を多く含む点にあります。 ビタミンのなかでは、ビタミンCが最も多く含まれていますが、緑黄色野菜には、ビタミンB1、B2のほか、カロチン(ビタミンAの前駆物質)が含まれて... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 消化のよいもの・わるいもの 一般にやわらかい食品は消化がよく、かたい食品は消化がわるいといえます。 たとえば、ごぼうやたけのこのように、かたい食品でも、煮たり焼いたりすればやわらかくなって消化はよくなります。 一般には消化のよいものが好まれ、消化のわるいものは嫌われる... 2005.12.19 食養生の心得
大腸ガンにならないために 便潜血陰性のとき 毎年、検便が2日連続で陰性であれば、精密検査は受けなくてもいいでしょう。 しかし、厳密にはすべての大腸ガンを除外できたわけではないので、年1回は必ず検便をしておいてください。 なお便通異常やおなかに不安のあるかたは積極的に大腸検査を受けてお... 2005.12.18 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病の薬物療法 クローン病の原因のひとつとされる自己免疫の暴走を抑え、炎症を抑え込む薬剤が使われます。 (1)ペンタサ・サラゾピリン クローン病の最も基本となるくすりで、炎症をつよく抑えます。 サラゾピリンは小腸でしか働かず、大腸病変には効きませんが、ペン... 2005.12.18 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために 大腸検査とはどのようなことをするのか? 大腸検査は、前日、あらかじめ下剤を飲んでいただき、腸のなかを空にしたうえで、肛門から内視鏡(カメラ)を挿入し、直腸から盲腸まで大腸全体(約160cm)を観察するか、肛門から造影剤を注入して大腸のX線写真をとるか2つの方法があります。 基本的... 2005.12.17 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病 抗サイトカイン(抗TNF-α抗体)療法とは 私たちの免疫システムは、本来異物が侵入してきたときに防御スイッチが入るようにできています。ところがクローン病では、本来自分の体の一部を異物と誤認して、防御スイッチが入った結果、多量のサイトカイン(TNF-α)を産生して、自分の腸に傷をつけて... 2005.12.17 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために 大腸内視鏡検査はどこがすぐれているか? X線検査が大腸の影を観察するのにくらべ、内視鏡検査は直接大腸のなかを観察する方法です。 したがって内視鏡検査のほうが正確に診断でき、しかも病変が見つかった場合、組織検査がおこなえる点や、ポリープや早期癌の内視鏡治療が同時に行える点で、すぐれ... 2005.12.16 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 免疫学的便潜血反応とは? 検便による便潜血検査は以前からあったのですが、感度が低く、微量の出血を捕らえることができなかったこと、魚や肉の血液でも反応してしまう、胃からの出血と区別できなかったなどの理由で、診断的な価値が低かったのです。 ところが、現在おこなわれている... 2005.12.16 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸内視鏡検査の前処置とは? 大腸内視鏡検査では、検査4時間前に、軽い塩味の腸管洗浄液(ニフレックなど)2リットルを飲み、5~10回トイレにいって腸のなかを空にしていただきます。 この検査液は腸の中では全く吸収されないため、腎臓や心臓などへの影響がほとんどなく、安全な検... 2005.12.15 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸早期ガンと進行ガンはどこが違うか? 大腸の早期ガンは、ガンが粘膜の表面に留まっている場合をいい、進行ガンはガンが深く浸潤していった場合をいいます。 粘膜表面にはリンパ管や血管がないため、早期ガンでは転移しにくいのですが、進行ガンになるとリンパ管や血管にガン細胞が入っていくため... 2005.12.13 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸内視鏡検査は苦しいって本当? カメラが腸の曲がり角を通るときに多少痛みますが、一時的なものです。 ただ、婦人科の手術などで下腹部に癒着がある場合は、痛みを伴うことがあり、X線検査に変更することがあります。 2005.12.13 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン治療の考え方 おおざっぱにいって、初期の大腸ガン(早期癌)には開腹しないで内視鏡による手術をおこない、進行したガンには、腹腔鏡などを含む開腹手術がおこなわれます。 つまり初期の癌ではガンのすべてを内視鏡で切り取ることができますが、進行したガンではまわりの... 2005.12.12 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸内視鏡下手術とは? きわめて初期の粘膜ガンに対しては、大腸ポリープ切除術や大腸粘膜切除術(EMR)がおこなわれます。 しかし、それよりやや進んだ粘膜下層のガンに対しては、粘膜下層剥離術(ESD)がおこなわれます。 ここまでは、内科医が処置できる範囲です。 これ... 2005.12.11 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ポリペクトミーとは 大腸のポリープは大きくなるとガン化が始まります。 したがって5mm以上のポリープは切除しなければなりません。 内視鏡で観察しながらポリープの茎の部分にワイヤーをかけ、電流を通して焼き切ります。 ポリープに発生したガンはこれで切り取ることがで... 2005.12.10 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 内視鏡的粘膜切除術・粘膜下層剥離術とは? 大腸の粘膜に直接ガンが発生した場合、はじめのうちは盛り上がりもへこみも僅かであるため、そのままでは内視鏡では切り取れません。 そこでガンの下へ薬を注入してポリープ様に盛り上げ、これにワイヤーをかけ電流を通して焼き切るのです。 ガンが粘膜にと... 2005.12.09 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 腹腔鏡下手術とは? 早期のガンでもやや進行すると僅かに リンパ腺へガンが広がります。 この時期にはおなかに小さな穴をあけ、腹腔鏡という望遠鏡のようなものでおなかの中を覗きながら、ガンを含め大腸の一部を切り取ります。開腹手術にくらべ、からだへの負担はかなり少ない... 2005.12.08 大腸ガンにならないために
長生きのためのヒント 21. 長寿のためのキーワード(5) 動脈硬化の予防 わたしたちは長い生活習慣によって発病してくる肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・ガンなどの生活習慣病で寿命を縮めています。 そして最期は、多くの人が血管の老化(動脈硬化)による閉塞(梗塞)で死亡するか、癌に... 2005.12.07 長生きのためのヒント
大腸ガンにならないために 進んだ大腸ガンはどうするのか? 開腹して見える限りのガンは切除しても、肉眼では見えない癌細胞が残っている可能性があります。 したがって進行したガンの手術後には、抗がん剤をしばらく飲んでいただくことがあります。 さらにガンが完全にとりきれなかった場合は抗がん剤の追加や放射線... 2005.12.07 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガンの血液検査とは? 大腸ガンを発見できる血液検査があると便利です。 CEA(癌胎児性抗原)は大腸ガンがあるていど大きくなると異常を示してくる便利な血液検査です。 しかし初期の癌では異常を示さないため、今のところ早期発見には使えません。 2005.12.05 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために どういうときに大腸内視鏡検査をうければよいか? ガン年齢といわれる40歳以上になれば、毎年1回便潜血検査を受け、陽性の場合は大腸内視鏡検査をうければよいとおもいます。 しかし、家族に大腸ガンが多いとか、大腸ポリープができやすいかた、便や便通に異常をおこしやすいかた、下腹部の症状がおこりや... 2005.12.04 大腸ガンにならないために