乳ガンにならないために 乳ガンの薬物療法の実際 化学療法ガン細胞の増殖を抑え、死滅させるのを目的とした抗ガン剤です。抗ガン剤は細胞分裂が早い細胞にターゲットをあわせていますので、正常細胞のうち、細胞分裂が早い骨髄や毛髪、胃腸の細胞にも作用を及ぼす結果、貧血、脱毛、吐き気をおこしてきます。... 2007.05.08 乳ガンにならないために
食道ガンにならないために 食道ガンの進行がはやいというのは本当? 食道ガンはほかのガンにくらべ、進行が早いといわれます。胃や大腸の早期ガンではリンパ節へ転移することは少ないのですが、食道にはリンパ組織が豊富なため、たとえ早期ガンでもリンパ節へ転移しやすいのです。とくに食道は早期ガンでも、粘膜下層へガンが及... 2007.02.27 食道ガンにならないために
ガンの基礎知識 ガン遺伝子 ガン遺伝子という名がついていますが、いつもからだによくないことをしているのではありません。それどころか意外にも、普段は細胞が分裂するのに重要な働きをしているのです。すなわち、ガン遺伝子というのは本来、細胞を増殖させる働きを持つ遺伝子なのです... 2006.07.16 ガンの基礎知識
ガンの基礎知識 ガン抑制遺伝子 ガンを自動車にたとえると、ブレーキがはずれて猛発進してしまうようなものですが、このブレーキの働きをしているものがガン抑制遺伝子です。ガン抑制遺伝子は現在、P53、RB、APC遺伝子など約30種類がみつかっていますが、ガンの半数以上(すい臓が... 2006.07.16 ガンの基礎知識
ガンの基礎知識 ガンは遺伝するか? 多くのガンは遺伝とは関係なく、生まれた後で、化学物質や放射線・ウイルスなどにより遺伝子が変化を起こしてガン化すると考えられています。ガンは遺伝子の病気であって遺伝する病気ではありません。確かに遺伝するガンもありますが、それはごく一部のガンで... 2006.07.16 ガンの基礎知識
ガンの基礎知識 腫瘍マーカー 体内に腫瘍ができると、その腫瘍により大量につくられ、血液中(ときに尿や膣分泌液)に出現してくる物質を腫瘍マーカーといいます。ただし、腫瘍マーカーが陽性だからといって必ずガンがあるわけではなく、反対に陰性だからといって完全にガンが否定できるわ... 2006.07.16 ガンの基礎知識
ガンの基礎知識 遺伝子診断 ひとの遺伝子を調べ、その結果と症状を合わせて診断するのを遺伝子診断と言います。遺伝子の診断が出来るようになれば、すぐにでも遺伝子の治療が出来そうですが、なかなかそうはいかないのです。そのへだたりは思ったより大きいのが現実です。2003年4月... 2006.07.16 ガンの基礎知識
ガンの基礎知識 ガン免疫療法 癌の治療にあたり、手術療法、放射線療法、化学療法では体への負担が大きく、治療を継続できない場合が少なくありません。そこで、からだの免疫力を高めて癌を抑え込もうという免疫療法が、第4の治療法として登場してきました。癌免疫療法は、初期(第1世代... 2006.07.16 ガンの基礎知識
新しいガン情報 分子標的治療 近年、新しい抗ガン剤として注目されているものに「分子標的治療薬」があります。ガン細胞を殺傷する目的でつくられた従来の抗がん剤は、ガン細胞以外の健康な細胞をも攻撃してしまう欠点をもっています。このため、白血球や血小板が減ったり、嘔吐や脱毛など... 2006.07.16 新しいガン情報
ガンの基礎知識 ガンと食事 発ガン因子としてもっとも関係あるのは食事でしょう。一説には、発ガン原因の35%を食事が占めているといわれています。次にタバコが30%です。食事とタバコを合わせると、実に65%という数字になります。この他にも放射線や紫外線、ダイオキシンなどさ... 2006.07.16 ガンの基礎知識
腸の病気 おなかが張って苦しいとき おなかが張る原因には、食物やガスが胃腸に溜まる場合、おなかに水が溜まる場合、内蔵が腫れる場合の3通りが考えられます。空気を飲み込んだり、食べ過ぎによる場合はあまり問題になりませんが、治療を要する重大な病気であることが少なくないので注意が必要... 2006.04.27 腸の病気
胃の病気 脅威の萎縮性胃炎 胃酸や消化酵素を製造していた胃の粘膜が傷んで、だんだん薄くなる(火事の焼け跡のようになる)状態を萎縮性胃炎と呼びます。胃の粘膜に棲みついたピロリ菌が発生するアンモニアや毒素、あるいはピロリ菌自身の免疫反応により萎縮性胃炎が発生するといわれて... 2006.03.09 胃の病気
大腸ガンにならないために 大腸ガンは増えているか? 現在わが国で最も多いガンは大腸ガン(年間15万8千人が罹患)です。ただしその半数以上は軽快しているため、実際のガン死亡者数は、肺ガンが1位(75600人)、大腸ガンが2位(54000人)、胃ガンが3位(43500人)となっています。さらに、... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン どのくらい患者さんがいるか 我が国では、年間101万人のかたがガンになり、37万人のかたが亡くなっています。そのうち最も多いガンは大腸ガンで、年間15万8千人のかたが罹患し、5万4千人のかたが亡くなっています。ちなみに大腸ガンの死亡者数は50年前には僅か4,000人ほ... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病とは 小腸と大腸を中心に、消化管のあらゆるところに原因不明の潰瘍が多発する病気です。最初は口内炎のような浅い傷(アフタ)ですが、放っておくと深い潰瘍となって腸が詰ったり、まわりの腸とくっついて膿んだり、バイパスをつくったりします。また、からだの至... 2005.12.31 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために 大腸ガンはどのくらい助かるか 大腸ガンは他のガンにくらべ手術により助かりやすいガンといわれています。一番の問題はガンの転移の有無で、直腸ガンでは骨盤の中のリンパ腺への転移が、また結腸癌(深部の大腸ガン)では肝臓への転移が問題となります。最近は、検診などで便潜血検査をうけ... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガンの症状 大腸ガンの70~80%は、肛門に近い直腸やS状結腸に発生します。ここにガンができると、便に赤い出血やどろっとした粘液がでたり、便が細くなる・すっきり便が出ない・便秘がひどくなる・下腹部の鈍痛や腰痛などの症状をおこしてきます。これに対し、大腸... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために なぜ大腸ガンになるのか? 大腸ガンに関係する食品としては、ベーコンやハムなどの加工肉の摂りすぎ、野菜、海藻、キノコなど食物繊維の摂取不足が挙げられます。また、大量の飲酒や食べ過ぎによる肥満も危険因子です。さらに、喫煙も危険因子です。つまり、タバコに含まれるベンツピレ... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガンは遺伝するか? 大腸ガンは遺伝しやすいガンといわれていますが、実際遺伝することが明らかな大腸ガンは2種類ありますが、両方あわせても5%程度です。ひとつは家族性大腸ガン(遺伝性非ポリポージス大腸ガン)といわれ、複数の修復遺伝子(hMSH-2, hMLH-1,... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために どのようにして大腸ガンが発生するか 大腸ガンの多くは大腸ポリープから発生するという点が特徴的です。これは他のガンにはみられない特徴で、複数の遺伝子の異常からガンの発生していく過程がすでに解明されています。また一方では、ポリープを介さず、直接ガンの発生する場合もありますが、どの... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ポリープはガンになるか? 大腸ポリープには腺腫・炎症性ポリープ・過誤腫性ポリープ・過形成性(化生性)ポリープの4種類があります。このうちガンになるのは腺腫だけです。ただこの腺腫が大腸ポリープの大半を占めているので、大腸ポリープとほぼ同義語のようにいわれているのです。 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ポリープの大きさとガン化の関係 ポリープ(腺腫)が大きくなると、ガン化が始まりやすくなります。ちなみにポリープの直径が1cm以下ではガン化率は5%以下ですが、2cm以上になると60%、3cm以上になると95%がガン化してしまいます。 2005.12.30 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病の合併症 腸におこる合併症としては、狭窄のため食物の通過が悪くなります。また、腸と腸同士がくっついてトンネルができたり、腸が膀胱や膣にもくっついて、トンネルをつくったりするため、膿が溜まったり、高熱がでる、腹痛がひどくなる、出血がひどくなるなどの症状... 2005.12.30 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために どのようなポリープをとればよいか 大腸ポリープの大半は腺腫という組織からできています。腺腫はおおきくなるとガンになる性質をもっていますが、ポリープが直径5mm以下であるうちはガン化する心配はありません。したがって直径5mm以上の腺腫は早めに切り取っておいたほうがいいでしょう... 2005.12.29 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 なぜクローン病になるのか まだはっきりとした原因は分かっていません。現在予測されている原因は、この病気になりやすい遺伝的体質を持った人が、食事の不摂生や過労などにより、腸の粘膜の免疫力が低下し、潰瘍や炎症を引き起こすのではないかと考えられています。 2005.12.29 クローン病の最新治療