CANCER NEW INFO

新しいガン情報

遺伝子

新しいガン情報

ヘルペスウイルス療法

遺伝子操作したヘルペスウイルスをガン組織に注入して、ガン細胞を死滅させる治療法です。ヘルペスウイルスは80以上の遺伝子をもっていますが、このうちいくつかの遺伝子を改変して、正常細胞には働かず、ガン細胞だけを破壊しようとする試みがなされていま...
新しいガン情報

ガンの遺伝子治療

近年、ガンを攻撃する遺伝子を体内に注入し、その遺伝子の働きでガンを抑制しようという、いわゆる「ガン遺伝子治療」が注目を集めています。病気の本態に迫る画期的な治療法であり、今までの手術、放射線療法、化学療法、免疫療法に次ぐ、第五の治療法といえ...
健康ミニ知識

活性酸素

活性があるというと良い印象を抱きますが、活性酸素は過激な行動をする酸素という悪い意味で使われます。自分自身が構造上不安定な状態にあるため、まわりの分子や原子から強引に電子を奪って(酸化という)安定しようとします。活性酸素は呼吸することによっ...
大腸ガンにならないために

なぜ大腸ガンになるのか?

大腸ガンに関係する食品としては、ベーコンやハムなどの加工肉の摂りすぎ、野菜、海藻、キノコなど食物繊維の摂取不足が挙げられます。また、大量の飲酒や食べ過ぎによる肥満も危険因子です。さらに、喫煙も危険因子です。つまり、タバコに含まれるベンツピレ...
大腸ガンにならないために

大腸ガンは遺伝するか?

大腸ガンは遺伝しやすいガンといわれていますが、実際遺伝することが明らかな大腸ガンは2種類ありますが、両方あわせても5%程度です。ひとつは家族性大腸ガン(遺伝性非ポリポージス大腸ガン)といわれ、複数の修復遺伝子(hMSH-2, hMLH-1,...
大腸ガンにならないために

どのようにして大腸ガンが発生するか

大腸ガンの多くは大腸ポリープから発生するという点が特徴的です。これは他のガンにはみられない特徴で、複数の遺伝子の異常からガンの発生していく過程がすでに解明されています。また一方では、ポリープを介さず、直接ガンの発生する場合もありますが、どの...
大腸ガンにならないために

ポリープをとれば再発はしないか?

完全にポリープが切り取れれば、そこに再発することはありません。しかし、数年以内に、大腸内の他の部位に再発する可能性はあります。2,3年に一度は定期健診を受けてください。
胃潰瘍:ピロリ菌特集

ピロリ菌に感染するとかならず胃潰瘍になるか?

ピロリ菌に感染したからといって、かならず胃潰瘍になることはありません。6,000万人のピロリ菌保有者のうち、胃十二指腸潰瘍のかたは150~200万人と以外に少ないのです。つまり有害なピロリ菌と比較的無害なピロリ菌がいるようなのです。今分かっ...
長生きのためのヒント

1. ひとには寿命がある・・・ヘイフリックの限界

私達は、60枚綴りで、1枚1~2年有効の“命の回数券”をもって生きていることが、ヘイフリック氏(カリフォルニア大学)によって唱えられました。すなわち、人間は60回の細胞分裂を終えるとその生涯を終えるように、遺伝子にプログラムされているという...
長生きのためのヒント

2. 命の回数券“テロメア”とは?

人の遺伝子が配列されている22対の常染色体と2対の性染色体には、その両端にテロメアという小さなひも(命の回数券)があって、染色体を保護しています。このひもは細胞の分裂回数を覚えていて、分裂のたびに回数券を切って短くなり、50~60回の分裂で...
食養生の心得

なぜミネラルが必要か

ミネラルはいくらとってもエネルギー源にはなりません。しかしカルシウムやマグネシウムは骨や歯の主成分となり、鉄や銅は血を造るのに是非とも必要です。このようにミネラルは筋肉や神経・血液の成分となり、消化や代謝などからだの健康を保つのに必要な酵素...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

ピロリ菌はすべての胃潰瘍の原因か?

胃潰瘍の70%、十二指腸潰瘍の95%がピロリ菌によって引き起こされるといわれています。胃潰瘍の原因にピロリ菌の関与する割合が低いのは、非ステロイド性消炎鎮痛薬による胃潰瘍が増えているためです。とくに、アスピリンは代表的な鎮痛剤で、風邪の治療...
長生きのためのヒント

3. 長寿は遺伝するか?

明らかに長寿家系が存在し、遺伝することが分かっています。 我が国随一の長寿県である沖縄の 100歳以上の人たちに共通する遺伝子を研究した結果、免疫細胞の働きを強める“ DR1”という長寿遺伝子をもつ人が多いことが分かってきました。 これは6...
長生きのためのヒント

4. 遺伝子が傷つくと老化が進む?

紫外線や放射線などの有害物質、あるいはミトコンドリアで酸素からエネルギーを作る際発生する活性酸素により、細胞の核にある核酸(とくにグアニン)が破壊され、遺伝子に傷がつくことが分かっています。若いときは免疫力が旺盛で防御機構が働き、活性酸素の...
長生きのためのヒント

22. 長寿のためのキーワード(6) ガンの予防

発がんに関わる遺伝子に異常が発生し、同時にこれを修理しようとする遺伝子が働かず、さらに発がんを抑えようとするがん抑制遺伝子が故障したとき、がんが発生するといわれています。がん遺伝子はもともと細胞の分裂を促してからだの傷を治すはたらきをしてい...
長生きのためのヒント

24. 長寿のためのキーワード(8)喫煙

タバコを吸うと確実に寿命は短くなります。日本の成人男子の喫煙率は54%と世界で最も高いといわれています。欧米諸国では25%前後と低く、タバコの街頭販売もなく、生命保険加入や医療分野ではかなりのペナルティが課せられています。喫煙は血管の老化を...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

ピロリ菌は胃ガンの原因って本当?

1994年にWHO(世界保健機構)がピロリ菌の発ガン性を認定しました。すなわち、ピロリ菌によって胃の粘膜の萎縮がひきおこされ、ピロリ菌により発生するモノクロラミンがDNAを障害し、ガンを発生させる危険があるというものでした。その後の研究で、...