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肝臓の病気

おなかの病気

肝臓の病気

肝硬変の症状

肝臓は有り余るほどの予備能力をもっているため、相当のダメージをうけても、残りの部分がカバーして症状は出てきません。 この症状のない時期を代償性肝硬変と呼び、倦怠感、食思不振以外には特に目立った症状はありません。 ところが、肝臓の予備力がなく...
肝臓の病気

肝硬変の診断

肝硬変は、血液検査や画像診断によってほぼ診断できますが、確定するためには肝臓を直接観察する腹腔鏡検査と、肝生検という組織検査が必要です。 血液検査 肝硬変ではGOTがGPTより高くなるのが一般的で、その差が大きいほど肝硬変は進行しています。...
肝臓の病気

肝硬変の治療法

肝硬変は元に戻すことはできないため、肝硬変の進行を食止めることを目的としています。 体調に支障がない代償期の治療は、規則正しい生活、バランスのとれた食事が基本となります。 定期的に検査を受ける以外は特別な治療は行われないのが一般的です。 非...
肛門の病気

痔核(いぼ痔)とは

正確には痔と言う病名はなく、痔核(いぼ痔)と裂肛(切れ痔)、痔ろうの3つの総称です。 肛門と、直腸下端の周辺には 、血管が多く集まっている部分があり、その血管が膨らんで、こぶ状になったもの(静脈瘤)を痔核(いぼ痔)と呼んでいます。 肛門から...
肛門の病気

痔核の症状

内痔核はもろいので出血しやすいのですが、知覚神経がないので痛みを感じないのが特徴です。 また、内痔核周囲の支持組織が弱くなって肛門外に脱出するようになったものを脱肛と言います。 脱肛は腫れていない状態の痔核がでることですから、血栓性外痔核や...
肛門の病気

痔核の原因

痔核の原因には次のようなものがあります。 1.便秘等による排便時のいきみ 2.ゴルフスウィングなど、スポーツ時のいきみ 3.重い物を運んだりする時のいきみ 4.妊娠後半、出産時  女性では出産が難産ですと原因となることが多い 5.アルコール...
肛門の病気

痔核の治療

出血や痛みに対してはまず保存的治療を主にします。 肛門を清潔にして温め、便秘や下痢にならないように便通を整えます。 食事療法だけでは便通が整わない場合には、整腸剤や緩下剤を服用します。 それに加えて、坐薬や軟膏を使用し、症状に応じて鎮痛剤や...
肛門の病気

内痔核の硬化療法

痔の硬化療法は、痔核に刺激性の薬品を注射し、炎症を誘発することで痔核を消滅させる治療法です。内痔核が対象となります。 麻酔も入院も不要で、非常に簡単におこなえる治療なのですが数年で再発しやすいのが欠点です。 また出血を止める効果は高いのです...
肛門の病気

内痔核の輪ゴム療法

輪ゴム療法は筒状の器具を使い内痔を輪ゴムで縛ります。 内痔の部分(粘膜部)には神経がありませんので、輪ゴムで縛っても痛みはありません。 数日しますと縛られた痔核は壊死し脱落します。 したがって手術による切除と近い効果があります。 外来で治療...
肛門の病気

裂肛(切れ痔)とは?

肛門粘膜の切れたものが、裂肛(切れ痔)です。 硬い便の通過や強いいきみで、肛門が無理に広げられることにより起こります。 排便時と排便後に非常に強い痛みと真っ赤な出血が出ます。 繰り返すと肛門は狭くなり、ますます切れ易くなります。 裂肛が慢性...
肛門の病気

痔ろうとは?

肛門をわずかに入ったところ、直腸との境の小さな穴(陰か)に細菌が入り込み、トンネルをつくってそこが化膿した状態を肛門周囲膿瘍といいます。 肛門周囲が腫れて痛みますが、抗生物質などで炎症が落ち着いてくると痛みはとれ硬いしこりを触れたり、皮膚の...
肛門の病気

痔ろうの原因

痔ろうは次のような場合に発生しやすくなります。 1.下痢が長く続いたため、肛門腺に便が入りやすくなった。 2.排便時に強くいきむくせがある。 3.先天的に肛門陰窩が深い。 4.疲労やストレスにより肛門内の局所免疫が低下し、わずかな刺激で肛門...
肛門の病気

痔ろうの治療

皮膚に切開して膿をだしても根治にはなりません。 直腸内の陰窩を処置して、菌の進入が起きないようにしなければいけません。 手術は括約筋といっしょにトンネルを切除する「開放法」と括約筋を切らずに、トンネルだけをくりぬく「括約筋温存手術(くりぬき...
肛門の病気

痔ろうの予防

痔ろうの予防には、次のような点に注意が必要です。 1.長く下痢をすると便中の細菌が増え、排便時に肛門陰窩へ圧力がかかる結果、液状の便が陰窩に入り痔ろうになるため、避けねばなりません。医師に相談して薬を処方してもらってください。 2.日頃、か...
肝臓の病気

脂肪肝になったとき

肝臓に脂肪が溜まった状態を脂肪肝といいます。 症状は食欲の低下や倦怠感を覚える程度で、特徴的なものはありません。 診断は超音波検査でほぼできますが、正確には組織をとって調べる必要があります。 脂肪肝はいろいろな原因でおこるため、治療もそれに...
胃の病気

機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)とは

胃には食物を貯める働きと、十二指腸へ送り出す働きがありますが、不安・いらいら・過労・不眠などで胃に強いストレスがかかると、胃の動きが悪くなり、食物を十分消化できないため、膨満感や吐き気、腹痛、食欲不振がおこってきます。 つまり、胃に傷はない...
胃の病気

びらん、潰瘍とピロリ菌の関係

胃の傷にはびらんと潰瘍があり、びらんは胃の表面(粘膜)の“浅いただれ”です。 つまりやけどをして赤くただれた状態と考えてください。 潰瘍はそれよりさらに深く傷ついて、水溜りのような穴が出来てしまった状態をいいます。 昔からストレスや鎮痛剤や...
胆嚢の病気

胆嚢ガンにならないために

我が国では年間4,000人のひとが胆嚢ガンで亡くなっています。 このうち実に60~80%のひとが胆石をもっており、胆石がガンの発生に関わっているのは明らかです。 しかし胆石を持っているひとは成人の約1割に達するといわれていますから、発ガン予...
腸の病気

おなかが張って苦しいとき

おなかが張る原因には、食物やガスが胃腸に溜まる場合、おなかに水が溜まる場合、内蔵が腫れる場合の3通りが考えられます。 空気を飲み込んだり、食べ過ぎによる場合はあまり問題になりませんが、治療を要する重大な病気であることが少なくないので注意が必...
胃の病気

脅威の萎縮性胃炎

胃酸や消化酵素を製造していた胃の粘膜が傷んで、だんだん薄くなる(火事の焼け跡のようになる)状態を萎縮性胃炎と呼びます。 胃の粘膜に棲みついたピロリ菌が発生するアンモニアや毒素、あるいはピロリ菌自身の免疫反応により萎縮性胃炎が発生するといわれ...
胃の病気

なぜゲップがでるのか?

会話をしながらの食事、早食い、アルコール、炭酸、喫煙、食べ過ぎにより、胃のなかに空気やガスが溜まって内圧が高くなり、お腹が張るためそれを吐き出そうとしてゲップがでます。 とくに肥満が進行したり、前屈みの姿勢によって胃が圧迫されるため、胃内圧...
クローン病の最新治療

クローン病とは

小腸と大腸を中心に、消化管のあらゆるところに原因不明の潰瘍が多発する病気です。 最初は口内炎のような浅い傷(アフタ)ですが、放っておくと深い潰瘍となって腸が詰ったり、まわりの腸とくっついて膿んだり、バイパスをつくったりします。 また、からだ...
クローン病の最新治療

クローン病の合併症

腸におこる合併症としては、狭窄のため食物の通過が悪くなります。 また、腸と腸同士がくっついてトンネルができたり、腸が膀胱や膣にもくっついて、トンネルをつくったりするため、膿が溜まったり、高熱がでる、腹痛がひどくなる、出血がひどくなるなどの症...
クローン病の最新治療

なぜクローン病になるのか

まだはっきりとした原因は分かっていません。 現在予測されている原因は、この病気になりやすい遺伝的体質を持った人が、食事の不摂生や過労などにより、腸の粘膜の免疫力が低下し、潰瘍や炎症を引き起こすのではないかと考えられています。
クローン病の最新治療

クローン病 どんなひとがかかりやすいか

20歳前後の若いひとがかかりやすく、男性で20~24歳、女性で15~19歳で発症するひとが多くみられます。 欧米では女性のほうが多くみられますが、我が国では男性が女性の約2倍といわれています。 またこの病気は欧米に多くみられ、日本の約10倍...