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大腸ガンにならないために

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大腸ガンは増えているか?

現在わが国で最も多いガンは胃がんです。 ただしその半数は治癒しているため、実際のガン死亡は肺ガンが1位、胃がんが2位、大腸ガンが3位となっています。 さらに、男性では肺ガン・大腸ガン・前立腺ガンが増加、また女性では大腸ガン・乳ガ...
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どのくらい患者さんがいるの?

全国では年間30万人のかたがガンで亡くなっています。 これは国民の3人に1人がガンで亡くなっていることを示しています。 ちなみに大腸ガンの死亡者数は50年前には僅か4,000人ほどでしたが、現在年間35,000人と9倍に増加して...
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大腸ガンはどのくらい助かるの?

大腸ガンは他のガンにくらべ手術により助かりやすいガンといわれています。 一番の問題はガンの転移の有無で、直腸ガンでは骨盤の中のリンパ腺への転移が、また結腸癌(深部の大腸ガン)では肝臓への転移が問題となります。 残念ながら胃の検査...
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どんな人がかかりやすいの?

60代から70代の高齢者に発生しやすく、動物性脂肪(肉の脂・ハム・ソーセージ・コンビーフ)をとり過ぎる人、食物繊維(野菜・海藻・きのこ)の不足する人に多く発生するといわれています。
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どんな症状がでるの

大腸ガンの70~80%は、肛門に近い直腸やS状結腸に発生します。 ここにガンができると、便に赤い出血やどろっとした粘液がでたり、便が細くなる・すっきり便が出ない・便秘がひどくなる・下腹部の鈍痛や腰痛などの症状をおこしてきます。 ...
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発見のきっかけは?

発見のきっかけは、排便時の僅かな出血であることが多いのですが、これは必ずしもガンの初期症状という意味ではありません。 この症状が出た時点で、多くはすでに進行ガンとなっていることが少なくないからです。 つまり早期発見に結びつく症状...
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なぜ大腸ガンになるのか?

たばこに含まれるベンツピレン・ダイオキシンに代表される環境ホルモン・放射線・紫外線・ポリ塩化ビニル・BHCなどの化学物質は大腸粘膜の遺伝子に異常をおこしてガンを発生させるといわれています。
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大腸ガンは遺伝するか?

大腸ガンは遺伝しやすいガンといわれていますが、実際遺伝することが明らかな大腸ガンは2種類ありますが、両方あわせても5%程度です。 ひとつは家族性大腸ガン(遺伝性非ポリポージス大腸ガン)といわれ、複数の修復遺伝子(hMSH-2, hML...
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どのようにして大腸ガンが発生するか

大腸ガンの多くは大腸ポリープから発生するという点が特徴的です。 これは他のガンにはみられない特徴で、複数の遺伝子の異常からガンの発生していく過程がすでに解明されています。 また一方では、ポリープを介さず、直接ガンの発生する場合も...
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大腸ポリープはガンになるか?

大腸ポリープには腺腫・炎症性ポリープ・過誤腫性ポリープ・過形成性(化生性)ポリープの4種類があります。 このうちガンになるのは腺腫だけです。 ただこの腺腫が大腸ポリープの大半を占めているので、大腸ポリープとほぼ同義語のようにいわ...
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大腸ポリープの大きさとガン化の関係

ポリープ(腺腫)が大きくなると、ガン化が始まりやすくなります。 ちなみにポリープの直径が1cm以下ではガン化率は5%以下ですが、2cm以上になると60%、3cm以上になると95%がガン化してしまいます。
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どのようなポリープをとればよいか

大腸ポリープの大半は腺腫という組織からできています。 腺腫はおおきくなるとガンになる性質をもっていますが、ポリープが直径5mm以下であるうちはガン化する心配はありません。 したがって直径5mm以上の腺腫は早めに切り取っておいたほ...
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ポリープをとれば再発はしないか?

完全にポリープが切り取れれば、そこに再発することはありません。 しかし、遺伝子の異常がおこる限り、大腸内の他の部位に再発する可能性はあります。
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ポリープとガンは見分けられるか?

大きさ、形、色などを参考にすれば、ポリープとガンは肉眼でも大体見分けることができます。 実際に鑑別する場合にはポリープの表面に色素を撒布して、拡大内視鏡で表面の模様(ピットパターン)を観察するのです。 そのうえで組織検査を行い、...
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痔の出血とどのように見分けられるか?

痔では排便のあと、ポタポタ出血したり、硬い便が出た後にティシュに血がつくことが多く、ガンやポリープからの出血では便のまわりに血がつくか、便に血が混じることが多いようです。
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排便時の出血について

排便時の出血は痔・ポリープ・ガンのほか、細菌・虚血・薬剤の副作用による大腸炎が考えられます。 これらの場合は、発熱・腹痛を伴う点が鑑別になると思われます。
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大腸ガンで便秘するとき

肛門に近い大腸(直腸・S状結腸)にガンが発生したときは、便の通過が妨げられ、便秘を起こしてきます。 しかしガンが進行し、かなり大きくならなければ、便秘にはならないともいえましょう。
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大腸ガンで下痢をするとき

大腸ガンが進行すると便の通過が悪くなり、便秘をおこしますが、この状態が続くと停滞した便が細菌により分解され、下痢状態となります。
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大腸ガンになると腹痛がおこるか?

大腸ガンでは、通常考えられているような腹痛はおこらないのが特徴です。 つまり、ガンが大腸の中に留まっている間は、ほとんど痛みはおこりません。 しかし、ガンが発育し大腸を閉塞するようになると、腸閉塞をおこし激しい腹痛がおこります。...
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大腸ガン検診とは?

検診とは、なにも症状のない人を対象に検査するのですから、簡単にできて、痛みを伴わず、廉価でないと普及しません。 ご承知のように、大腸は2m近くもあり、食物が停滞する場所ですから、大腸自身を検査するには、大変な手間がかかり普及することは...
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便潜血陽性のとき

通常2日連続で検便しますが、1度でも陽性になれば大腸ガンやポリープの可能性があるため、必ず精密検査を受けてください。 ただし、肛門のただれや痔が原因であることも多く、あまり神経質になりすぎてもいけません。
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便潜血陰性のとき

2日連続で陰性であれば、精密検査は受けなくてもいいでしょう。 しかし、厳密にはすべての大腸ガンを除外できたわけではないので、年1回は必ず検便をしておいてください。 なお便通異常やおなかに不安のあるかたは積極的に大腸検査を受けてく...
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大腸検査とはどのようなことをするのか?

あらかじめ下剤を飲んでいただき、腸のなかを空にしたうえで、肛門から内視鏡(カメラ)を挿入して直腸から盲腸まで大腸全体(約160cm)を観察するか、肛門から造影剤を注入して大腸のX線写真をとるか2つの方法があります。 いずれも所要時間は...
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大腸内視鏡検査はどこがすぐれているか?

X線検査が大腸の影を観察するのにくらべ、内視鏡検査は直接大腸のなかを観察する方法です。 したがって内視鏡検査のほうが正確に診断でき、しかも病変が見つかった場合、組織検査がおこなえる点や、内視鏡治療が行える点ですぐれているといえましょう...
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免疫学的便潜血反応とは?

検便による便潜血反応は以前からあったのですが、微量の出血を捕らえることができなかったこと、魚や肉の血液でも反応してしまう、胃からの出血と区別できなかったなどの理由で、診断的な価値が低かったのです。 この免疫学的便潜血反応はこれらの問題...
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