四季雑感 競争的共存 まずは興味深い実験成績を紹介する。 グルタミン合成酵素活性の高い(増殖の早い)大腸菌と、酵素活性の低い(増殖の遅い)大腸菌を一緒に培養すると、酵素活性の高い大腸菌だけが生き残ると思うのだが、何度繰り返してみても酵素活性の低い大腸菌があ... 2003.08.25 四季雑感
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ABC検診がD判定(ピロリ陰性)の場合、除菌すべき? ABC検診はピロリ菌の有無と、萎縮性胃炎の有無を調べ、胃ガンのリスクを判定しようとするものです。 D群は、ペプシノーゲン法が陽性で、血中ピロリ抗体が陰性の場合です。 これは萎縮性胃炎の程度がつよいためピロリ菌が生存しにく... 2017.01.27 胃潰瘍:ピロリ菌特集
新しいガン情報 ガンをひきおこすウイルスや細菌 ガン発生の原因のひとつにウイルスがあげられます。 最もよく知られたウイルスが、EBウイルス(エプスタイン・バーウイルス)で、ヘルペスウイルスの一種です。決して稀なウイルスではなく、成人に達するまでに、ほとんどの人が感染します。 ... 2013.12.29 新しいガン情報
栄養ミニ知識 スルフォラファン スルフォラファンとは、ブロッコリーやかいわれ大根・キャベツ・カリフラワーなどに含まれるフィトケミカルの一種で、ピリっとする辛味の元となっている成分です。 ブロッコリーに含まれる抗ガン物質として発見されました。 とくに発芽3日... 2012.11.08 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 フィトケミカル(ファイトケミカル) フィトはギリシャ語で「植物」の意で、フィトケミカルは植物性の化学物質という意味です。 植物が紫外線や襲ってくる虫などから身を守るために作り出した物質です。 したがって独特の苦みや臭いをもっていますが、これが老化やガンの原因と... 2012.05.27 栄養ミニ知識
胃潰瘍:ピロリ菌特集 胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌 第14回健康を考える会(2010年11月14日)講演抄録 近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃... 2010.11.18 胃潰瘍:ピロリ菌特集
突然腹痛がおこったとき 突然腹痛がおこったとき まず、至急病院へ行かねばならないという兆候について述べます。 激痛が全くひかない。顔色が蒼白になり冷や汗をかく。呼びかけても反応が鈍くなる。 これらはいずれも危険信号で、緊急処置が必要だというサインです。 おもに次のような... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
胃ガンにならないために 胃の検診とは? 従来から胃の検診はレントゲン検査でおこなうのが通例となっています。 これはレントゲン検査が短時間に大勢のひとを検査できるという利点と、レントゲン技師でも施行できるという利点を併せ持っているからでしょう。 一方、内視鏡検査は医師が... 2007.05.08 胃ガンにならないために
胃ガンにならないために ABC検診 (胃癌リスク検診) 我が国の検診受診率は20~30%と、欧米の受診率70%にくらべきわめて低調です。 これでは検診は意義あるものとはいえません。 とくに胃ガン検診ではバリウムを飲んだり、内視鏡検査が必要になるため、経済的にも肉体的にも負担が多く、受... 2007.05.08 胃ガンにならないために
胃ガンにならないために 胃ガンにならないためにはどうすればよいか 胃ガンに最も関係が深いといわれているのがピロリ菌の感染です。 感染していないひとの6倍も発ガンしやすいといわれています。 ピロリ菌に感染しているかたには是非、除菌療法をお勧めします。 また、塩分の摂り過ぎが発ガンの原因とい... 2007.02.27 胃ガンにならないために
ガンの基礎知識 ガンと食事 発ガン因子としてもっとも関係あるのは食事でしょう。 一説には、発ガン原因の35%を食事が占めているといわれています。 次にタバコが30%です。 食事とタバコを合わせると、実に65%という数字になります。 この他にも放... 2006.07.16 ガンの基礎知識
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はどこからやってくるのか? 一昔前までは、人糞を肥料にしていた時代がありした。 上下水道も今のようには完備されていませんでした。 わが国がずいぶん不衛生であった時代、便に汚染された井戸水や、生野菜、ハエなどで運ばれたピロリ菌のついた食品から感染したもの... 2005.12.26 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌をもった人はどのくらいいるのか? ピロリ菌をもっているひとは、全国に6,000万人いるといわれています。 つまり、日本人の約半数がピロリ菌に... 2005.12.24 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌に感染するとかならず胃が痛むか? ピロリ菌をもっていても、約70%のかたには、症状が出ることはありません。 保菌者の約3割程度のかたに、何ら... 2005.12.23 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌に感染するとかならず胃潰瘍になるか? 決してそうではありません。 6,000万人のピロリ菌保有者のうち、胃十二指腸潰瘍のかたは150~200万人... 2005.12.22 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌は胃のなかでなにをしているのか? ピロリ菌は胃の粘膜に食いついて、自分が発生するアンモニアや細胞毒で胃の壁を傷つけたり、活性酸素と反応してモノクロ... 2005.12.20 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はどのようにしてみつけるのか? 3つの方法があります。 1つ目は胃カメラを飲んで調べる方法です。 胃の組織を採取し、顕微鏡でピロリ菌... 2005.12.19 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃の病気 ピロリ菌はどのようにして胃を傷つけるのか? ピロリ菌のもつ毒素や免疫細胞の増殖・反応に関するサイトカインという蛋白が胃の粘膜下を流れる血液中の好中球を活性化し、活性酸素やフリーラジカルを発生します。 これが胃の粘膜を傷つけて潰瘍を発生させるのです。 2005.12.18 胃の病気
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はすべての胃潰瘍の原因か? 胃潰瘍の70%、十二指腸潰瘍の95%がピロリ菌によって引き起こされるといわれています。 胃潰瘍の... 2005.12.18 胃潰瘍:ピロリ菌特集
クローン病の最新治療 抗サイトカイン(抗TNF-α抗体)療法とは TNF-α(腫瘍壊死因子)とは腫瘍細胞を壊死させたり、感染を防御し、からだを守っているサイトカインです。 通常は外敵がからだに侵入すると免疫システムにスイッチが入りますが、時として、外敵がいないのに間違ってスイッチが入り、TN... 2005.12.17 クローン病の最新治療
増加する逆流性食道炎 ピロリ菌の除菌で逆流性食道炎は増えるか? ピロリ菌により傷つき、萎縮した胃の粘膜が、除菌することによって回復し、胃酸の分泌が盛んになります。 その結果、新たな逆流性食道炎の発生を約10%に認めますが、それがすぐ治るのか、長く続くのかは長期経過がなされていないため、はっきりして... 2005.12.16 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 いままでの胃薬はピロリ菌には効かないか? ピロリ菌の除菌薬を飲まない限り、ピロリ菌の除去はできません。 漢方薬、ヨーグルトなども同様で、ピロリ菌の活... 2005.12.16 胃潰瘍:ピロリ菌特集