大腸ガンにならないために 大腸ガンは遺伝するか? 大腸ガンは遺伝しやすいガンといわれていますが、実際遺伝することが明らかな大腸ガンは2種類ありますが、両方あわせても5%程度です。 ひとつは家族性大腸ガン(遺伝性非ポリポージス大腸ガン)といわれ、複数の修復遺伝子(hMSH-2, hMLH-1... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
食養生の心得 白身魚と赤身魚はどちらがよいか 赤身の魚はミオグロビンという色素を多く含むため、赤味を帯びていますが、蛋白質の量は、白身魚と差がありません。 しかし赤身魚の血合い肉には、鉄・亜鉛のほかDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれており、栄養価は非常に高くなっています。 一... 2005.12.27 食養生の心得
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はどこからやってくるのか? 一昔前までは、人糞を肥料にしていた時代がありした。 上下水道も今のようには完備されていませんでした。 わが国がずいぶん不衛生であった時代、便に汚染された井戸水や、生野菜、ハエなどで運ばれたピロリ菌のついた食品から感染したものと考えられます。... 2005.12.26 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はいつのまに感染するのか? なんでも口に入れる乳幼児のころ、ピロリ菌に感染するのではないかと予測されています。 乳児の胃は粘膜がみずみずしく柔らかで、胃酸の分泌も弱く、ピロリ菌にとってはこの上ない住みやすい環境なのです。 とくに5歳までの間は免疫能が十分備わっていない... 2005.12.25 胃潰瘍:ピロリ菌特集
胃の病気 胃はどんな働きをしているか? 胃は私達が摂った食物を消化して粥状にする働きと、その食物を胃から十二指腸へ送り出す働きをしています。 胃液には強酸であるph1.5~2の塩酸があり、生ものなどに潜む細菌を殺菌し、繊維質を軟らかくし、食物の腐敗・発酵を防ぐ働きをしています。... 2005.12.24 胃の病気
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌に感染するとかならず胃が痛むか? ピロリ菌をもっていても、約70%のかたには、症状が出ることはありません。 つまり、保菌者の3割程度のかたには、何らかの腹部症状がみられるということです。 胃に軽い炎症(胃炎)がおこると、食欲不振や嘔気、胃もたれ、みぞおちの鈍い痛みがみられま... 2005.12.23 胃潰瘍:ピロリ菌特集
ガンの基礎知識 主なガンの症状 食道ガン 最初は食べると胸に沁みる感じがみられ、そのうち食べ物が胸につかえる・胸焼け・胸痛などがでてきます。 胃ガン 食欲がなく、吐き気・胃が重い・膨満感・食べ物の好みがかわるなどの症状がみられます。 そのうち食べると吐くようになり、みぞお... 2005.12.22 ガンの基礎知識
肥満 太るのでタバコをやめられないというはなし 厚生省の調査によれば、喫煙したからといって、必ずしもやせるわけではないという結果が出ています。 しかし一方では、タバコをすえばやせるというはなしも、しばしば耳にします。 もしそうであれば、それは喫煙家があまり間食をしなくなるからか、あるいは... 2005.12.22 肥満
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌に感染するとかならず胃潰瘍になるか? ピロリ菌に感染したからといって、かならず胃潰瘍になることはありません。 6,000万人のピロリ菌保有者のうち、胃十二指腸潰瘍のかたは150~200万人と以外に少ないのです。 つまり有害なピロリ菌と比較的無害なピロリ菌がいるようなのです。 今... 2005.12.22 胃潰瘍:ピロリ菌特集
食養生の心得 アルコールの上手な飲みかた アルコールは1gにつき7キロカロリーの高いエネルギーがあるため、飲むとからだは温まりますが、ビタミンや蛋白質などからだに必要な成分を含んでおらず、中身のないカロリー(エンプティーカロリー)と呼ばれています。 アルコールの20%は胃から吸収さ... 2005.12.22 食養生の心得
クローン病の最新治療 クローン病 成分栄養剤(ED)のとりかた 腸には理想的な栄養剤ですが、臭くて飲めない・飲むと下痢をするという欠点があります。 そこでフルーツ味・カルピス味のフレーバをいれて飲み易くしてあります。 また、時間をかけて飲めば下痢を防ぐことができることから、鼻から胃へ細いチューブをいれ、... 2005.12.21 クローン病の最新治療
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はなぜ胃の中で生きていられるのか? 胃液の酸は強酸で、すべての細菌は生存不可能と信じられていました。 ところが、ピロリ菌は自分の作り出すウレアーゼという伝家の宝刀でからだをガードし、胃の表面を覆っている粘液のなかにもぐりこみ、粘液中の尿素からアンモニアを発生させて胃酸を中和し... 2005.12.21 胃潰瘍:ピロリ菌特集
増加する逆流性食道炎 逆流性食道炎とは? 通常、食道と胃は下部食道括約筋(LES)で境され、胃液が逆流しないようになっています。 ところが、なにかの理由で下部食道括約筋(LES)が緩み、胃液(塩酸とペプシン)が食道に逆流し、それが長時間留まると、食道は赤くただれて、びらんや潰瘍をお... 2005.12.20 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌は胃のなかでなにをしているのか? ピロリ菌は胃の粘膜に食いついて、自分が発生するアンモニアや細胞毒で胃の壁を傷つけたり、活性酸素と反応してモノクロラミンという毒性のつよい物質をつくります。 またピロリ菌に対する免疫反応により胃の壁を傷つける活性酸素やサイトカインがたくさんつ... 2005.12.20 胃潰瘍:ピロリ菌特集
食養生の心得 コーヒー・紅茶の功罪 コーヒー.紅茶は、古来その深い味わいから、嗜好品として珍重されていますが、その中に含まれるカフェインは、私達の大脳皮質や心筋を刺激して利尿を促し、精神賦活作用を示すことが知られています。 したがって、気分転換や気分の充実につながる効用も持ち... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 お茶の効用 日本茶には茶葉をそのまま用いる煎茶と、粉末にした抹茶があり、煎茶には柔かい芽からとった玉露や、一般煎茶、おそ摘みの番茶、番茶をほうじたほうじ茶等があります。 お茶は主成分であるカフェインが苦みを、タンニン(カテキン類)が渋味を、テアニンやグ... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 香辛料のとりかた 香辛料は塩分を含んでいませんから、食事制限の多い病人食では、患者さんの食欲を促すためもっと積極的に使ってよいと思われます。 但し、癌や胃潰瘍、心臓病のかたは注意して使う必要があります。 香辛料には次の4つの作用があります。 すなわち魚や肉の... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 食物繊維はいくらとってもよいか 間違いです。 食べすぎると糖や脂肪が吸収されず排泄され、栄養不足になってしまいすし、善玉コレステロールも減らしてしまいます。 また日本人に不足がちのカルシウムや鉄はとくに欠乏を起こしやすくなります。 胃腸の弱っている人や貧血・骨粗鬆症のかた... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜ食物繊維が必要か 従来“食物のかす”にすぎなかった食物繊維が、最近“第6の栄養素”として注目されてきたのは、次のような多くの利点をもっていることが分かったからです。 便秘を防ぎます。 繊維が腸の運動を活発にし、便秘を予防します。 大腸癌を予防します。 腸内細... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 食物繊維とは 食物繊維とは、消化液に含まれる消化酵素では消化できない食物の成分をいいます。 食物繊維は、消化管全体で様々な働きをしますが、海草や芋に含まれる寒天やコンニャクマンナン、ペクチンなどぬるぬるして水に溶けるもの(水溶性)と、野菜、きのこ、穀物に... 2005.12.19 食養生の心得
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はどのようにしてみつけるのか? ピロリ菌の検出法には、次の3つの方法があります。 1つ目は胃カメラを飲んで調べる方法です。 胃の組織を採取し、顕微鏡でピロリ菌をみつけるか、あるいは採取した組織に含まれるピロリ菌が発生するアンモニアを調べる方法です(迅速ウレアーゼ試験)。 ... 2005.12.19 胃潰瘍:ピロリ菌特集
食養生の心得 米はとるべきか、ひかえるべきか コメのご飯は、私達の主食として今後も積極的にとるべきです。 コメを食べると胃がもたれるとか、太るとかいって避ける人がいますが、欧米では太りすぎや心臓病の予防にコメが食べられているのです。 白米の主成分はもちろんでんぷんですが、蛋白質も6~7... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 健康食品とは 私達は年と共に体力の衰えやからだに変調を来たすことが多く、病院で特に異常はないと言われても、先行きが不安で、健康でありたいという気持から、妙薬と聞けば少々高くても飲んで安心したいという傾向があるように思われます。 健康食品は、こうした願望を... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 消化のよいもの・わるいもの 一般にやわらかい食品は消化がよく、かたい食品は消化がわるいといえます。 たとえば、ごぼうやたけのこのように、かたい食品でも、煮たり焼いたりすればやわらかくなって消化はよくなります。 一般には消化のよいものが好まれ、消化のわるいものは嫌われる... 2005.12.19 食養生の心得
胃の病気 ピロリ菌はどのようにして胃を傷つけるのか? ピロリ菌のもつ毒素や免疫細胞の増殖・反応に関するサイトカインという蛋白が胃の粘膜下を流れる血液中の好中球を活性化し、活性酸素やフリーラジカルを発生します。 これが胃の粘膜を傷つけて潰瘍を発生させるのです。 2005.12.18 胃の病気