感染症 日和見(ひよりみ)感染 日和見とは、通常まわりの状況に応じて自分の態度を変えるという、あまり好ましくない意味に用いられています。 日和見感染とは高齢や病気により免疫力が低下した場合、そのひとのからだに常住している平素は無害な菌が、突然暴れはじめるものをいいます。 ... 2008.03.23 感染症
肥満 なぜ食べても太る人と太らない人がいるのか 同じ体格でもよく動く人のほうが消費エネルギーが多いため、太りにくいといえます。 それ以外に、よく食べるのに太らないという場合、二つの理由が考えられます。 一つは食べたものが胃腸で消化吸収できない病的体質である場合です。 これは健康を害するた... 2007.08.15 肥満
肥満 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群) からだに溜まる脂肪のうち、腸間膜に脂肪が蓄積する内臓脂肪型肥満は糖尿病、高脂血症、高血圧を合併しやすく、高率に脳卒中(脳梗塞など)や虚血性心臓病(心筋梗塞など)を起こすため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)と呼んで注意を喚起してい... 2007.08.15 肥満
高脂血症 コレステロールを減らす食事療法のポイント 食事からのコレステロールは一日300mg以下が望ましいといわれています。 1.まずは減食が第1です。 2.コレステロールの多い食品を控える 卵・肉や魚介類の内臓など、動物性食品には コレステロールが多く含まれています 。 いっぺんに沢山摂ら... 2007.08.12 高脂血症
高脂血症 中性脂肪とは 中性脂肪(トリグリセライド)は食べ過ぎ、とくに甘いものの摂りすぎやアルコールの飲みすぎで増えてきます。 つまり余分に摂った糖分は肝臓で中性脂肪に合成されるのです。 そのほか動物性脂肪に多い飽和脂肪酸も中性脂肪を増加させることが分かっています... 2007.08.12 高脂血症
糖尿病 糖尿病の薬物療法 食事療法と運動療法だけではコントロールできない場合に薬物療法を用いることになります。 主な薬物療法は、血糖を下げるための血糖降下薬という飲み薬とインスリン注射です。 糖尿病の薬物療法には大きく分けて、経口剤とインスリン注射があります。 経口... 2007.07.24 糖尿病
腸の病気 小腸の病気とは 小腸は十二指腸、空腸、回腸からなります。 十二指腸には数リットルの膵液や胆汁が分泌されており、胃から送られた食物はここで消化されたのち栄養分の大半が吸収され、そのあと大腸へ送られます。 急性小腸炎 細菌、ウイルス、アレルギーなどによって腸に... 2007.06.14 腸の病気
腸の病気 小腸の検査とは 小腸は胃と大腸の間の部分にあたり、長さは6~7メートルに及びます。 また、腹膜に固定されていないため内視鏡を小腸に挿入しようとすると、腸管が一緒に伸びて奥まで検査することができませんでした。 このため、長年、小腸Ⅹ線検査のみに頼らざるを得な... 2007.06.13 腸の病気
腸の病気 虫垂炎はどうすればよいか 盲腸の先端にある長さ6~8cmのみみずのような管が虫垂です。 この内腔に、固まった便(糞石)や異物が詰まって炎症を起こすと虫垂炎になりますが、原因のわからないものも多数みられます。 虫垂炎の場合、最初から吐き気、右下腹部の痛みを訴える人は半... 2007.06.13 腸の病気
腸の病気 腸閉塞(イレウス)はなぜおこるか 約90%はガンなどの腫瘍や潰瘍による狭窄、術後の癒着などで腸が詰るためにおこります。 この詰まりかたがひどくなると、腸の血液循環が悪くなり、腸管の壊死を来たす危険な状態(絞扼性イレウス)になります。 症状は腹部膨満感と嘔吐で、ひどくなると吐... 2007.06.13 腸の病気
腸の病気 大腸の病気とは 大腸の病気は大きくふたつに分けられます。 ひとつは潰瘍やガンなど腸のなかに病変がある場合と、もうひとつは腸の機能に異常がみられるものの病変はないという場合(過敏性腸症候群)です。 腸の病変は腫瘍と炎症に大別されます。 腫瘍は通常ポリープとい... 2007.06.12 腸の病気
腸の病気 大腸の検査とは 便潜血検査 現在おこなわれている便潜血検査は、免疫学的便潜血反応といい、ヒトの血液なら微量でも反応し、しかも大腸からの出血のみを拾い上げるという検査法です。 大腸ガンは大量出血するということはなく、ガンと食物の摩擦によりガン表面から僅かに出... 2007.06.12 腸の病気
腸の病気 感染性腸炎 細菌やウイルス・原虫が口から侵入し、腸内で繁殖するか、毒素を産生して腸炎を引き起こし、腹痛・下痢・血便・発熱を生じるものです。 成人では細菌性腸炎が、小児ではウイルス性胃腸炎が多くみられます。 細菌ではキャンピロバクター、サルモネラ菌、腸炎... 2007.06.11 腸の病気
腸の病気 感染性腸炎:ウイルス性腸炎 ノロウィルス(小型球型ウイルス、SRSV)腸炎 成人では冬季を中心に流行し、多くは生カキや二枚貝(ウィルスで汚染された海水を取り込み、濃縮している)やサラダが感染源になっています。 また学童、老人施設にしばしば集団発生しますが、学童の場合は... 2007.06.11 腸の病気
腸の病気 感染性腸炎:細菌性胃腸炎 食品に付着し繁殖した原因菌、またはその産生する毒素を食品とともに摂取したために発病します。 キャンピロバクター・サルモネラ菌、腸炎ビブリオが全体の60%以上を占めています。 その他には病原大腸菌、ブドウ球菌、ボツリヌス菌、ウェルシュ菌、セレ... 2007.06.11 腸の病気
腸の病気 感染性腸炎 :特殊な腸炎 腸アメーバ症 海外渡航者や男性同性愛者にみられることが多く、性感染症(STD)の1つとも考えられています。 成熟嚢子の経口摂取により感染し、主に直腸・S状結腸と盲腸などの深部大腸が冒されます。 下痢、粘血便、しぶり腹、排便時の下腹部痛があり... 2007.06.11 腸の病気
腸の病気 虚血性大腸炎とは 虚血性大腸炎は、前触れなく突然下腹部の激痛がおこり、それに続いて鮮紅色の血液が混じった下痢が出現します。 しばしば気を失うほどの激痛ですが、通常は数日間で治まってきます。 大腸に栄養を送る血管が一時的に詰まることによって、その部位から出血し... 2007.06.10 腸の病気
便秘対策 慢性の便秘にどう対処するか 便秘の原因は腸の働きが悪くなる場合と、腸のケイレンによる場合が考えられますが、ときには、両者の混在した形で便秘をきたすこともあります。 したがって便秘を治したいとおもうかたは、是非つぎの点を守るよう心がけてください。 1.朝寝坊をしないよう... 2007.06.04 便秘対策
便秘対策 ストレスが溜まって便秘になった場合 職場や家庭内でのストレスが原因で腸の緊張が強くなり、便の通過が悪くなった場合です。 したがって、治療はいかにストレスをとるかにかかっているといえます。 食生活では、朝食を必ず摂ること、一日3回決まった時間に食事する習慣をつけてください。 便... 2007.06.04 便秘対策
便秘対策 歳をとってから便秘になった場合 歳とともに腸の働きは衰え、排便反射も鈍くなってきますから、どうしても便秘がちとなります。 さらに歯が弱るため、消化のよいものばかり摂る結果、食物繊維が不足して便秘に拍車をかけることになります。 老化はいたしかたありませんが、少しでも腸を刺激... 2007.06.04 便秘対策
腸の病気 薬剤性大腸炎とは 薬剤を多量に使用したために、腸内に普段棲んでいる細菌が死滅し、この薬剤に抵抗性を示す別の細菌が増殖して大腸粘膜に炎症を起こし、下痢や血便をおこす病気です。 抗生物質、抗がん剤、経口避妊薬、非ステロイド性抗炎症剤などが原因となりますが、とくに... 2007.06.03 腸の病気
腸の病気 大腸憩室症とは 加齢により腸の壁がもろくなり、腸の内圧が上がったときにポケット様に外へ飛び出す袋状のものをいいます。 食物繊維の多い旧来の日本食では、あまりみられなかったのですが、欧米の低繊維食が主流となったため、出現頻度が高くなりました。 すなわち、食生... 2007.06.02 腸の病気
腸の病気 粘液の多い便がでたとき 粘液とは排便時にみられる寒天を溶かしたような、ねばねばした透明の液をいいます。 粘液は腸のケイレンやただれにより、腸の粘膜が刺激されて出る場合と、ポリープやガンから直接出る場合があります。 粘液に血が混じるとか、痛みや熱があるかどうかが診断... 2007.06.01 腸の病気
胆嚢の病気 胆嚢のはたらき 胆嚢は肝臓から分泌された胆汁を蓄え、濃縮する臓器です。 胆汁は1日、500~800mlも分泌されます。胆汁の成分としては、胆汁酸、リン脂質、コレステロール、胆汁色素などがあります。 胆嚢は食事をするたび収縮し、胆管を通って胆汁を小腸へ送り出... 2007.06.01 胆嚢の病気
胆嚢の病気 胆石症の診断はどうするか 健診で腹部超音波検査をうけたときに、偶然胆石を発見されることが多いため、腹部超音波検査が第1選択となることがほとんどです。 ただし胆嚢が萎縮して小さくなっていたり、石が胆嚢の出口付近にあって、見えないことがあります。 また総胆管結石では胆管... 2007.06.01 胆嚢の病気