感染症 腸内細菌 共生 森には小さな鳥や動物が数多く棲んでいます。彼らにとって森は自分たちの住居であり、木の実や花の蜜は森から与えられた食糧です。 一方森にとっては、動物たちに害虫から身を守ってもらい、花粉を運んでもらいながら、互いに助け合って生きています。... 2012.06.10 感染症
健康ミニ知識 イチョウ葉エキス イチョウ葉エキスはイチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンで有効成分を抽出したものです。 脳の血液の流れを改善するという報告があるため、頭が良くなるとか、ボケ防止に有効というイメージをもたれ、健康食品に用いられています。 イチョウ葉... 2012.06.03 健康ミニ知識
健康ミニ知識 アミロイド アミロイドは骨髄の細胞でつくられる異常な蛋白質で、ヨードデンプン反応が陽性になるため、デンプン質に類似した物質という意味からアミロイド(類デンプン質)と呼ばれるようになりました。 この繊維のような物質がからだの臓器の細胞外に沈着して、様々な... 2012.05.30 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 ビタミン ビタミンは糖・タンパク・脂質のように身体の材料やエネルギー源にはなりませんが、健康な身体を維持する上で不可欠な栄養素です。 つまり、自動車でいえばオイル(潤滑油)に相当します。いくらガソリンを満タンにしても、オイルをさしておかないと車が動か... 2012.05.27 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 乳酸 ブドウ糖は世の中で最も多い有機化合物といわれ、エネルギー源の代表でもあります。また実に多くの化合物の原料にもなっています。 そのブドウ糖を化学反応させたエネルギーで生きている細菌は無数にありますが、なかでも乳酸菌は最も有名で、ブドウ糖(C6... 2012.03.17 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 アガリクス 昔からブラジルサンパウロの郊外のピエダーデ山地は、成人病の発生が異常に少ない長寿村として知られていました。 そこで、住民たちが常食していたキノコアガリクス茸が研究の対象となり、1965年にその分析結果が学会でも発表されました。 その結果、2... 2012.02.18 健康ミニ知識
健康ミニ知識 グルコサミン グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質に多量に存在しています。 糖とアミノ酸が結合した物質で、ひとのからだには軟骨・爪・靱帯などに存在します。 グルコサミンは、軟骨を形成していくうえで最も基本となる成分で、軟骨組織や関節液にある... 2012.02.15 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 二日酔いの主犯 アセトアルデヒド アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早... 2011.12.02 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 コンドロイチン硫酸 コンドロイチンというのはギリシャ語で軟骨の意で、実際、軟骨成分の30~40%を占めています。 コンドロイチン自身は不安定な化合物ですが、硫酸と結合しコンドロイチン硫酸となることで安定した物質になります。 コンドロイチン硫酸は糖が二つ結合した... 2011.11.28 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 ウコン ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク... 2011.02.07 栄養ミニ知識
新型インフルエンザ 新型インフルエンザの現況(2011.2) 今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。 今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症... 2011.02.03 新型インフルエンザ
胃潰瘍:ピロリ菌特集 胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌 近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類... 2010.11.18 胃潰瘍:ピロリ菌特集
生命の進化 人工細菌の登場 一部の宗教家からは「神の領域へ足を踏み入れようとしている」と非難されそうな話しです。 このたび、ヒトのゲノム解読に携わったクレイグ・ベンター博士の率いる研究所が、「人工細菌」を作ることに成功しました。 つまり、DNAをつないで実際に機能する... 2010.08.05 生命の進化
新型インフルエンザ 新型インフルエンザの現況(2009.11) 2009年10月、我が国の新型インフルエンザの感染者は738万人になったそうです。 このくらいで落ち着けば、例年なみといえますが、まだ今後、増え続けるかどうなるか今のところ予測しきれません。 新型というのは、人類が経験したことのないヒト型イ... 2009.11.18 新型インフルエンザ
栄養ミニ知識 乳酸菌飲料 今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる... 2009.09.01 栄養ミニ知識
再生医療 皮下脂肪による再生医療 幹細胞 再生医療の切り札ともいうべき幹細胞には2つの特徴があります。 すなわち、発育するにしたがって、肝臓・膵臓・心臓・骨・血管・脂肪などいろいろな細胞に姿を変えられること、さらに、いくらでも自己コピーをとることができるという特質をもってい... 2009.04.27 再生医療
再生医療 piPS細胞の登場 一年前、再生医療の切り札として山中教授らにより開発されたiPS細胞(人工多能性幹細胞)はその後、60%がガン化することが判明。 4個の遺伝子をウイルスにくっつけて細胞内に注入すると、どうしても注入された細胞の遺伝子に傷がつきやすく、発ガンを... 2009.04.26 再生医療
結核のはなし 結核はどこに発生する病気か? 結核菌は主に気管支から肺に入って炎症をおこします。 肺から肺の表面に炎症が広がると、胸膜炎(以前は、肋膜ともいった)をおこし、肺炎が進むと化膿して空洞をつくり、難治となります。 肺のほかには首のリンパ節(以前は、るいれきともいった)など全身... 2009.04.13 結核のはなし
新型インフルエンザ 高病原性鳥インフルエンザとは? カモが保有しているインフルエンザウイルスは頻繁に遺伝子の変異を起こしています。 このインフルエンザウイルスのうち、病原性が強いH5N1亜型インフルエンザウイルスがカモの糞を媒介にしてニワトリや七面鳥等に感染を繰り返していると、そのうち突如と... 2009.03.04 新型インフルエンザ
胃の病気 胃のポリープとは 胃のポリープとは胃のなかにできる良性のイボのことです。 そのほとんどは、過形成性ポリープや腺腫、胃底腺ポリープと呼ばれるものです。 過形成性ポリープ ポリープの大多数を占める。 大きくなると茎ができたり、房状になったりする。 しばしばいちご... 2008.11.28 胃の病気
突然腹痛がおこったとき 突然腹痛がおこったとき 突然腹痛がおこったとき、ただちに病院へ行かなければならないのは次の場合です。 激痛が全くひかない。顔色が蒼白になり冷や汗をかく。呼びかけても反応が鈍くなる。 これらはいずれも危険信号で、緊急処置が必要だというサインです。 おもに次のような病... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
突然腹痛がおこったとき 血を吐く病気とは 食道や胃十二指腸の傷から出血して血を吐く場合を吐血といい、肺結核など呼吸器の病気で血を吐く場合を喀血と呼んで区別しています。 吐血と喀血は次の点で見分けることができます。 1.吐血は黒っぽく、食物を含むことが多い。 喀血は鮮紅色で食物を含ま... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
突然腹痛がおこったとき 血を吐いたらどうするか 血を吐いたときにはただちに専門の病院に行くべきです。 一昔前までは、おなかを氷で冷やし、胃に管を入れてひたすら安静を保つようにしていましたが、内視鏡技術の発達した現在では、ショックの手当が済み次第、ただちに緊急内視鏡検査をおこない出血部位の... 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
突然腹痛がおこったとき 真黒な便がでたとき コールタールのような便がでたときには、食道や胃・十二指腸潰瘍からの出血が考えられます。 また小腸からの出血でも便は黒くなりますが、盲腸付近からでは赤黒く、大腸からの出血では赤くなるのが普通です。 2008.04.26 突然腹痛がおこったとき
すい臓の病気 膵臓の病気とは? 正常膵臓 膵臓の中には膵管が木の枝のようにはりめぐらされており、消化酵素を含む膵液は、ここを通って十二指腸へ運ばれます。 また一方で、膵臓内ではインスリン、グルカゴンなどのホルモンがつくられています。 急性膵炎 アルコールの多飲や胆石などに... 2008.04.08 すい臓の病気