HEALTH

健康ミニ知識

健康であるために

健康ミニ知識

グルコサミン

グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質に多量に存在しています。 糖とアミノ酸が結合した物質で、ひとのからだには軟骨・爪・靱帯などに存在します。 グルコサミンは、軟骨を形成していくうえで最も基本となる成分で、軟骨組織や関節液にある...
栄養ミニ知識

よい脂肪と悪い脂肪

長年、よい脂肪とは魚や植物の不飽和脂肪酸、悪い脂肪は牛豚など動物性の飽和脂肪酸と信じられてきましたが、近年、必ずしもそうではないことが分かってきました。 よい脂肪の代表格は、不飽和脂肪酸のなかのα-リノレン酸です。 α-リノレン酸の豊富な海...
栄養ミニ知識

遺伝子組み換え食品

まず生物の遺伝子を解析し、その働きを調べます。そのうえで特定の遺伝子の働きを抑えたり、あるいはこれを切り取って別の生物の遺伝子の中に入れ込み、まったく新しい生物を生み出す技術を遺伝子組み換え技術といいます。 そしてこれによってつくられた食品...
栄養ミニ知識

森のバター アボカド

アボカドはアフリカ原産の常緑樹で、その果実には森のバターと形容されるほど豊富なビタミン、ミネラルが含まれているのに加え、独特の風味が人気を呼んでいるようです。 またアポカドの果肉には脂肪分が30%もあり、それを抽出したアボカド油は透明な黄金...
栄養ミニ知識

二日酔いの主犯 アセトアルデヒド

アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早...
栄養ミニ知識

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸はアセチルグルコサミンとグルクロン酸の二種類の糖が繰り返し直鎖状につながった極めて高分子の物質です。 このため僅かのヒアルロン酸で多量の水分を保持することが可能です。またコンドロイチン硫酸と異なり、硫酸との結合はなく、またタンパ...
栄養ミニ知識

コンドロイチン硫酸

コンドロイチンというのはギリシャ語で軟骨の意で、実際、軟骨成分の30~40%を占めています。 コンドロイチン自身は不安定な化合物ですが、硫酸と結合しコンドロイチン硫酸となることで安定した物質になります。 コンドロイチン硫酸は糖が二つ結合した...
栄養ミニ知識

コラーゲン

60兆というからだの細胞がバラバラにならないように繋ぎ止めているのが、蜂の巣のように張り巡らされた弾力ある繊維です。 これを細胞外マトリックスと呼びます。 その代表がコラーゲンです。コラーゲンは3本の鎖状の繊維がらせん状に絡まっており、それ...
栄養ミニ知識

ウコン

ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク...
健康ミニ知識

コエンザイムQ10

コエンザイムとは、「補酵素」の意で、コエンザイムQ10には、2つのタイプがあります。 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)は細胞内のミトコンドリアでエネルギーをつくりだし、活性酸素を撃退します。 もうひとつのユビキノン(酸化型コエンザイ...
栄養ミニ知識

麹(こうじ)

麹(こうじ)とは、米や麦、大豆等にコウジカビ(一群の糸状菌)を混ぜて発酵させたものをいいます。 発酵はコウジカビのような微生物が繁殖して、もとの成分が変化することです。腐敗と何ら変わりないようですが、われわれ人間にとって有用である場合に限り...
栄養ミニ知識

乳酸菌飲料

今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる...
健康ミニ知識

入浴驚愕反射

夏場は36~38℃、冬場は38~40℃が入浴に適した温度です。 入浴は基本的にぬるま湯(湯温38℃以下)がよく、上半身をお湯から出し10分以上湯船に下半身だけ浸かるのが最もよいとされます。 しかしぬるま湯が好みでなく、適温40℃ぐらいで全身...
健康ミニ知識

植物性女性ホルモン“大豆イソフラボン ”

イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする奇妙なポリフェノールです。 ポリフェノールとは植物が光合成をしてできる糖分の変化した物質で、植物の花や葉・樹の皮などに含まれています。 このため植物エストロゲンとも呼ばれています。 植...
健康ミニ知識

善玉物質“アディポネクチン” 

メタボリックシンドローム 平成16年、厚生労働省の調査によると、40~74歳の男性2人に1人、女性の5人に1人がメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)かその予備群だそうです。 そのメタボリックシンドロームに重要な関わりをもつタンパク質が...
環境問題

オゾン層の破壊

温暖化現象 隣の惑星である金星の地表温度は470度にも達するといいます。 大気のほとんどが二酸化炭素であるためで、太陽からの光線が地表に達したあと、放射される赤外線のほとんどが大量の二酸化炭素に吸収されてしまいます。 こうして熱は外へ逃げら...
感染症

薬害エイズ事件

エイズウイルスは熱に弱く、加熱さえすればエイズ感染の危険は消失します。 非加熱血液製剤は数千人の血液を混ぜ合わせてつくっているため、エイズウイルスが混入する危険は誰もが感じていました。 主要な輸出国であるアメリカ自身、エイズウイルスが混入す...
感染症

エイズ(後天性免疫不全症候群)

現在、世界のエイズ患者数は5000万人を超え、我が国でも公称は1万人ですがおそらく数万人にのぼるといわれています。 米国では、80万人以上がHIVに感染していると推定され、毎年4万人づつ増えています。 最もエイズに汚染されているといわれるア...
感染症

クラミジア感染症

現在、我が国ばかりか世界でもっとも多い性感染症がクラミジア感染症です。 我が国では現在、男性15万人、女性80万人、合計約100万人のクラミジア感染者がいるといわれています。 この病気が蔓延している最大の理由は、症状が出にくい(女性の8割、...
感染症

日和見(ひよりみ)感染

日和見とは、通常まわりの状況に応じて自分の態度を変えるという、あまり好ましくない意味に用いられています。 日和見感染とは高齢や病気により免疫力が低下した場合、そのひとのからだに常住している平素は無害な菌が、突然暴れはじめるものをいいます。 ...
感染症

性感染症(STD)

STDとは“sexually transmitted diseases“の略で、セックスによってうつる病気全体を指しています。 STD感染者の数はここ4~5年で急増し、国内感染者数は20代の男女を中心に600万人、毎年60万人が感染している...
感染症

レジオネラ感染症

近年、温泉ブームにより各地に温泉施設が設立させるようになりました。 多くは衛生管理が行き届いていますが、人手不足や経営悪化などにより、時には衛生管理が不十分になることが考えられます。 レジオネラ感染症の多くはこのように不衛生な循環式浴槽設備...
健康ミニ知識

スーパーマウス

最近、6時間も休まず走り続けるスーパーマウスが誕生したというニュースが話題になりました。 米国、ケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究チームの発表です。 チームは「人間に応用する考えはない」としていますが、その驚異的な体力の秘密が解明されれ...
栄養ミニ知識

GABA(ギャバ)

発芽玄米は健康食品のなかでも近年特に注目を集めていますが、その理由は発芽玄米に含まれるギャバが脳を癒してくれる物質として評価されていることによります。 ギャバとは、私たちの脳や脊髄に存在するアミノ酸の一種で、正式な名称はガンマ-アミノ酪酸と...
健康ミニ知識

トラウマ(心的外傷)とストレス障害(PTSD)

トラウマの本来の意は外傷ですが、我が国では通常、心的外傷(心の傷)として用いられています。 このトラウマ(心の傷)がストレスとなっておこる精神症状を心的外傷後ストレス障害といい、通常、省略してPTSDと呼びます。 PTSDとはPost-tr...