胃の病気 脅威の萎縮性胃炎 胃酸や消化酵素を製造していた胃の粘膜が傷んで、だんだん薄くなる(火事の焼け跡のようになる)状態を萎縮性胃炎と呼びます。 胃の粘膜に棲みついたピロリ菌が発生するアンモニアや毒素、あるいはピロリ菌自身の免疫反応により萎縮性胃炎が発生するといわれ... 2006.03.09 胃の病気
胃の病気 なぜゲップがでるのか? 会話をしながらの食事、早食い、アルコール、炭酸、喫煙、食べ過ぎにより、胃のなかに空気やガスが溜まって内圧が高くなり、お腹が張るためそれを吐き出そうとしてゲップがでます。 とくに肥満が進行したり、前屈みの姿勢によって胃が圧迫されるため、胃内圧... 2006.02.14 胃の病気
健康ミニ知識 活性酸素 活性があるというと良い印象を抱きますが、活性酸素は過激な行動をする酸素という悪い意味で使われます。 自分自身が構造上不安定な状態にあるため、まわりの分子や原子から強引に電子を奪って(酸化という)安定しようとします。 活性酸素は呼吸することに... 2006.02.07 健康ミニ知識
大腸ガンにならないために 大腸ガンは増えているか? 現在わが国で最も多いガンは大腸ガン(年間15万8千人が罹患)です。 ただしその半数以上は軽快しているため、実際のガン死亡者数は、肺ガンが1位(75600人)、大腸ガンが2位(54000人)、胃ガンが3位(43500人)となっています。 さら... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン どのくらい患者さんがいるか 我が国では、年間101万人のかたがガンになり、37万人のかたが亡くなっています。 そのうち最も多いガンは大腸ガンで、年間15万8千人のかたが罹患し、5万4千人のかたが亡くなっています。 ちなみに大腸ガンの死亡者数は50年前には僅か4,000... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病とは 小腸と大腸を中心に、消化管のあらゆるところに原因不明の潰瘍が多発する病気です。 最初は口内炎のような浅い傷(アフタ)ですが、放っておくと深い潰瘍となって腸が詰ったり、まわりの腸とくっついて膿んだり、バイパスをつくったりします。 また、からだ... 2005.12.31 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために 大腸ガンはどのくらい助かるか 大腸ガンは他のガンにくらべ手術により助かりやすいガンといわれています。 一番の問題はガンの転移の有無で、直腸ガンでは骨盤の中のリンパ腺への転移が、また結腸癌(深部の大腸ガン)では肝臓への転移が問題となります。 最近は、検診などで便潜血検査を... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン どんな人がかかりやすいか 大腸ガンは、60代から70代の高齢者に発生しやすく、肥満傾向が強いかたに多く見られます。 また、食事内容については、脂身の多い牛肉、豚肉、加工肉(ハム、ベーコン、サラミなど)をよく摂るかた、食物繊維(野菜・海藻・きのこ)が不足気味のかた、毎... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガンの症状 大腸ガンの70~80%は、肛門に近い直腸やS状結腸に発生します。 ここにガンができると、便に赤い出血やどろっとした粘液がでたり、便が細くなる・すっきり便が出ない・便秘がひどくなる・下腹部の鈍痛や腰痛などの症状をおこしてきます。 これに対し、... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガン 発見のきっかけは? 大腸ガンの発見のきっかけは、便通の異常や腹部の不快感、排便時の僅かな出血であることが多いのですが、これは必ずしもガンの初期症状という意味ではありません。 早期の大腸ガンは、ほとんど症状はなく、検診などの便潜血検査の異常でみつかるケースが一番... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために なぜ大腸ガンになるのか? 大腸ガンに関係する食品としては、ベーコンやハムなどの加工肉の摂りすぎ、野菜、海藻、キノコなど食物繊維の摂取不足が挙げられます。 また、大量の飲酒や食べ過ぎによる肥満も危険因子です。 さらに、喫煙も危険因子です。つまり、タバコに含まれるベンツ... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ガンは遺伝するか? 大腸ガンは遺伝しやすいガンといわれていますが、実際遺伝することが明らかな大腸ガンは2種類ありますが、両方あわせても5%程度です。 ひとつは家族性大腸ガン(遺伝性非ポリポージス大腸ガン)といわれ、複数の修復遺伝子(hMSH-2, hMLH-1... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために どのようにして大腸ガンが発生するか 大腸ガンの多くは大腸ポリープから発生するという点が特徴的です。 これは他のガンにはみられない特徴で、複数の遺伝子の異常からガンの発生していく過程がすでに解明されています。 また一方では、ポリープを介さず、直接ガンの発生する場合もありますが、... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ポリープはガンになるか? 大腸ポリープには腺腫・炎症性ポリープ・過誤腫性ポリープ・過形成性(化生性)ポリープの4種類があります。 このうちガンになるのは腺腫だけです。 ただこの腺腫が大腸ポリープの大半を占めているので、大腸ポリープとほぼ同義語のようにいわれているので... 2005.12.31 大腸ガンにならないために
大腸ガンにならないために 大腸ポリープの大きさとガン化の関係 ポリープ(腺腫)が大きくなると、ガン化が始まりやすくなります。 ちなみにポリープの直径が1cm以下ではガン化率は5%以下ですが、2cm以上になると60%、3cm以上になると95%がガン化してしまいます。 2005.12.30 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病の合併症 腸におこる合併症としては、狭窄のため食物の通過が悪くなります。 また、腸と腸同士がくっついてトンネルができたり、腸が膀胱や膣にもくっついて、トンネルをつくったりするため、膿が溜まったり、高熱がでる、腹痛がひどくなる、出血がひどくなるなどの症... 2005.12.30 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために どのようなポリープをとればよいか 大腸ポリープの大半は腺腫という組織からできています。 腺腫はおおきくなるとガンになる性質をもっていますが、ポリープが直径5mm以下であるうちはガン化する心配はありません。 したがって直径5mm以上の腺腫は早めに切り取っておいたほうがいいでし... 2005.12.29 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 なぜクローン病になるのか まだはっきりとした原因は分かっていません。 現在予測されている原因は、この病気になりやすい遺伝的体質を持った人が、食事の不摂生や過労などにより、腸の粘膜の免疫力が低下し、潰瘍や炎症を引き起こすのではないかと考えられています。 2005.12.29 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために ポリープをとれば再発はしないか? 完全にポリープが切り取れれば、そこに再発することはありません。 しかし、数年以内に、大腸内の他の部位に再発する可能性はあります。 2,3年に一度は定期健診を受けてください。 2005.12.28 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病 どんなひとがかかりやすいか 20歳前後の若いひとがかかりやすく、男性で20~24歳、女性で15~19歳で発症するひとが多くみられます。 欧米では女性のほうが多くみられますが、我が国では男性が女性の約2倍といわれています。 またこの病気は欧米に多くみられ、日本の約10倍... 2005.12.28 クローン病の最新治療
大腸ガンにならないために ポリープとガンは見分けられるか? 大きさ、形、色などを参考にすれば、ポリープとガンは肉眼でも大体見分けることができます。 実際には、ポリープの表面に色素を撒布して、拡大内視鏡で粘膜表面の模様(ピットパターン)を観察し、ガンか否かを鑑別する手法がとられてきました。 しかし最近... 2005.12.27 大腸ガンにならないために
食養生の心得 白身魚と赤身魚はどちらがよいか 赤身の魚はミオグロビンという色素を多く含むため、赤味を帯びていますが、蛋白質の量は、白身魚と差がありません。 しかし赤身魚の血合い肉には、鉄・亜鉛のほかDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれており、栄養価は非常に高くなっています。 一... 2005.12.27 食養生の心得
クローン病の最新治療 クローン病 発見のきっかけ 通常、原因不明の腹痛と下痢が始まり、ときに血便がみられたり、肛門周囲の痛みや痔核の腫れがみられます。 また、微熱や全身の倦怠感・体重減少のほか、関節の痛み、皮膚、目にも異常を感じることがあります。 2005.12.27 クローン病の最新治療
食養生の心得 中性脂肪をへらすには まず減食が必要ですが、1日3回均等に食べ、まとめ食いをしないことです。 夜食は是非とも避けて下さい。 甘いものは極力さけて下さい。 特に砂糖はひかえましょう。 どうしても欲しいときは、人工甘味料を利用して下さい。 果物を選ぶ場合は、かんきつ... 2005.12.27 食養生の心得
大腸ガンにならないために 大腸ガンと痔の出血は見分けられるか? 痔では排便のあと、ポタポタ出血したり、硬い便が出た後にティシュに血がつくことが多く、ガンやポリープからの出血では便のまわりに血がつくか、便に血が混じることが多いようです。 もちろんそれだけでは、区別はつきません。やはり、一度内視鏡検査を受け... 2005.12.26 大腸ガンにならないために