我が国では餃子の具や焼肉のタレとして多用されています。食欲をそそる香味のほか、肉の臭みを消す目的にも用いられます。 ニンニクにはビタミンＢ1...

出生前診断とは胎児に先天異常や遺伝性の病気がないかどうかを出生前に明らかにし、妊娠を継続するか否か、胎児期に治療を行う必要がないか、分娩方法...

緑茶の渋みの成分がカテキンです。カテキンは強い抗酸化作用を持つポリフェノールのひとつです。その抗酸化力はビタミンＥの10倍、ビタミンCの80...

医師から処方された薬を、患者さんが指定されたとおり服用することを服薬遵守といい、コンプライアンスともアドヒアランスともいいます。 ただ同じ服...

ホルモンとは、脳（視床下部）や甲状腺、副腎、卵巣などで生産されて血液で運ばれ、離れた別の器官を刺激、興奮させる微量の化学物質で、70種類以上...

腎臓の上部にある副腎という臓器の皮質（外側の部分）で、コレステロールから作られるホルモンを副腎皮質ホルモン（ステロイドホルモン）と呼びます。...

酸化ストレスとはからだが酸化され、サビつくことをいいます。もちろん、からだにとっては有害です。 わたしたちは食事によって糖質・脂質・タンパク...

鉄がさびるのと同様、からだがさびるのを酸化といい、吸い込んだ酸素から発生する活性酸素が原因です。 もともと活性酸素は体内の細菌や毒物を分解す...

戦前は朝鮮人参と呼ばれましたが、戦後は薬用人参、さらに高麗人参と呼び名を変えました。 中国では紀元前、漢の時代から薬として用いられ、漢方薬な...

HLAはHuman Leukocyte Antigenの頭文字をとったもので、その人の証明書にあたります。家でいえば表札のようなものです。 ...

食中毒とは細菌やウイルスが付着した食品や，有害な物質が含まれた食品を食べることによって，腹痛・下痢・発熱などが発生した場合をいいます。 通常...

ある種の農薬やダイオキシンなどがからだの中に入ると、女性ホルモンに似た化学物質が出て、それあたかもホルモンであるかのように振る舞い、本来のホ...

バイオ燃料 光合成によって重油を作る藻類（ボトリオコッカスなど）は以前から知られていましたが、生産効率が悪いため実用化にはほど遠い状態でした...

ウイルスやガン細胞などの侵入に対しこれを阻止しようと自分の細胞がつくりだす蛋白質（サイトカインの一種）で、ウイルスの増殖を抑えたり、ナチュラ...

インクレチンとはインスリンを分泌（secretion）させるという意からこの名がつけられました。 食事を摂って食物が小腸にたどり着くと、小腸...

現在、我が国では夫婦の10％は不妊といわれています。しかも40歳を超えて慌てて不妊治療を始めるひとは、不妊治療者全体の30％を占めており、世...

放射性物質を懐中電灯に例えると、放射線は光、放射能は光を出す能力です。 この放射線を出す能力（放射能）をベクレルといい、からだへの被曝の大き...

放射線とはウラン、ラドン、プルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い高エネルギーの電磁波（X線、ガンマ線）や高速の粒子（アルファ粒...

物質を構成する最も小さな単位を原子といいます。原子は原子核という小さな球の周りをいくつかの電子が何重にも取り囲んで、ぐるぐる回っています。 ...

バイオマスとは生物（バイオ）由来の資源のことで、石油や石炭と同じ有機物です。 したがって発酵・分解・燃焼することによってエネルギーを生み出す...

骨の内部にある骨髄には、赤血球・白血球・血小板などの元になる細胞（造血幹細胞）があります。 骨髄移植とは、注射器でこの液を取り出し白血病など...

コーヒーを淹れたり、小豆を煮たりお茶をたてると、泡立つものが見えます。 この物質を「泡立つ」の意「サポ」からサポニンと呼んでいます。 サポニ...

我が国では、国内で消費されるエネルギーが国内資源でまかなえる割合（エネルギー自給率）はわずか4％にすぎません。 石油や石炭、天然ガスなどの化...

我が国では「ドミノ」とは、ドミノ牌を次々に倒していく心地よさを楽しむ遊び「ドミノ倒し」を意味しますが、「ドミノ移植」とは、臓器移植を受けた患...

共生 森には小さな鳥や動物が数多く棲んでいます。彼らにとって森は自分たちの住居であり、木の実や花の蜜は森から与えられた食糧です。 一方森にと...