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肝臓の病気

肝臓

肝臓の病気

肝臓を守る食事

肝臓の働きが悪くなると 糖質をはじめとして蛋白質・脂質の 体内での代謝異常がおこるため それを補うためにも十分な栄養素の確保が必要となります。 一日3食 朝食は必ず摂るようにし、糖質・蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をまんべんなく...
肝臓の病気

なぜC型肝炎ウイルスに感染するか?

C型肝炎ウイルスは血液を介して感染します。 感染者の多くは、一昔前の輸血や血液製剤、あるいは予防接種での注射針の回し射ちなどで感染したものと考えられています。 現在ではこのような感染源は絶たれましたが、ピアスや入れ墨、不衛生な鍼治療、覚せい...
肝臓の病気

肝炎ウイルス キャリアといわれたら

C型肝炎ウイルスを持ったまま、無症状で肝機能にも異常がないというひとは、わが国には実に100万人以上いるといわれています。 しかし、その大多数の人が肝臓の組織を調べてみると、すでに軽度の慢性肝炎になっています。 つまり一生キャリアのままとい...
肝臓の病気

C型慢性肝炎の治療

原則としてまずC型肝炎ウイルスを体から排除するのを目指す治療法が選択されます。以前はインターフェロンと呼ばれる薬を使った治療が中心でしたが、最近ではインターフェロンを使わない「インターフェロンフリー治療」が主流となっています。 インターフェ...
肝臓の病気

肝硬変とは

長期にわたって肝臓に炎症が続き、柔らかい肝細胞が破壊・修復を繰り返すと、肝臓は火傷後のケロイドに似て硬くなります。この状態を肝硬変と呼びます。 進行すると、黄疸、腹水、吐血などが出現します。さらに進むと、肝不全といって意識障害や尿が出ない、...
肝臓の病気

肝硬変の症状

肝臓は有り余るほどの予備能力をもっているため、相当のダメージをうけても、残りの部分がカバーして症状は出てきません。 この症状のない時期を代償性肝硬変と呼び、倦怠感、食思不振以外には特に目立った症状はありません。 ところが、肝臓の予備力がなく...
肝臓の病気

肝硬変の診断

肝硬変は、血液検査や画像診断によってほぼ診断できますが、確定するためには肝臓を直接観察する腹腔鏡検査と、肝生検という組織検査が必要です。 血液検査 肝硬変ではGOTがGPTより高くなるのが一般的で、その差が大きいほど肝硬変は進行しています。...
胃ガンにならないために

胃ガンはどのくらい助かっているか?

全国的にみて、専門施設では胃ガンの半数以上が早期ガンあり、ほとんどが内視鏡をつかった治療法で救命できているようです。 さらに進行胃ガンに対しても、術式の進歩により根治できる症例が増えています。 また、たとえ転移があったとしても、化学療法の発...
肝臓の病気

脂肪肝になったとき

肝臓に脂肪が溜まった状態を脂肪肝といいます。 症状は食欲の低下や倦怠感を覚える程度で、特徴的なものはありません。 診断は超音波検査でほぼできますが、正確には組織をとって調べる必要があります。 脂肪肝はいろいろな原因でおこるため、治療もそれに...
胃ガンにならないために

進行胃ガンの治療 

進行したガンではガンが周囲リンパ節へどこまで広がっているか、また肺や肝臓などへ転移していないかどうかを調べたうえで、開腹手術により胃と転移部分を一緒に切りとります。 もし取り切れない場合は、術後、化学療法を追加します。 ガンが粘膜下層を超え...
ガンの基礎知識

新しい放射線治療

放射線治療とは、X線やガンマ線、電子線などの電磁波をガン細胞へ照射することによって、ガン細胞を死滅させる治療法です。 細胞分裂を際限なくおこなうガン細胞は、正常細胞より放射線の影響を受けやすいため、放射線照射によりガン細胞を狙って死滅させる...
大腸ガンにならないために

大腸ガンはどのくらい助かるか

大腸ガンは他のガンにくらべ手術により助かりやすいガンといわれています。 一番の問題はガンの転移の有無で、直腸ガンでは骨盤の中のリンパ腺への転移が、また結腸癌(深部の大腸ガン)では肝臓への転移が問題となります。 最近は、検診などで便潜血検査を...
ガンの基礎知識

主なガンの症状

食道ガン 最初は食べると胸に沁みる感じがみられ、そのうち食べ物が胸につかえる・胸焼け・胸痛などがでてきます。 胃ガン 食欲がなく、吐き気・胃が重い・膨満感・食べ物の好みがかわるなどの症状がみられます。 そのうち食べると吐くようになり、みぞお...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果...
食養生の心得

アルコールの上手な飲みかた

アルコールは1gにつき7キロカロリーの高いエネルギーがあるため、飲むとからだは温まりますが、ビタミンや蛋白質などからだに必要な成分を含んでおらず、中身のないカロリー(エンプティーカロリー)と呼ばれています。 アルコールの20%は胃から吸収さ...
食養生の心得

アルコールは肥満の原因になるか

ごはん一杯が200キロカロリー(女茶わんでは160キロカロリー)ですから、下の図のようにアルコールのエネルギーが特別大きいわけではありません。 むしろアルコールが入ると、ついつい食べすぎてしまうのが太る原因になっていると考えるべきでしょう。...
食養生の心得

中性脂肪がふえるとなぜよくないか

中性脂肪はエネルギーの倉庫のような役目をしています。 通常、食べすぎ、特に甘いもののとりすぎやアルコールの飲みすぎで増えてきます。 つまり余分にとった糖分は、肝臓で中性脂肪の形に変えられるのです。 糖のなかでも、果糖ついでショ糖が最も中性脂...
食養生の心得

コレステロールが低すぎるときはどうすればよいか

コレステロールが低すぎるとき、単に食事による摂取量が不足しているのならば、これを補えばいいわけです。 しかし、実際にはいろいろな脂質代謝異常が原因になっていることが少なくありません。 肝硬変などの肝障害により、肝臓でのコレステロールの合成が...
食養生の心得

コレステロールがふえるとなぜよくないか

コレステロールは脳・神経・筋肉などに含まれ、からだにとってなくてはならない物質です。 しかし必要以上にコレステロールが多くなると、血管の壁にくっついて、脳梗塞などの原因となる動脈硬化がおこってきます。 この血管の壁ヘコレステロールを運ぶもの...
食養生の心得

どんな魚を選べばよいか

魚の油には、DHAとEPAという二種類の多価不飽和脂肪酸が含まれており、これらは脳や目の保護あるいは動脈硬化の防止等の働きをしています。 また、魚の蛋白質には“タウリン”というアミノ酸が含まれており、これが脳や肝臓の働きを助け、血圧の上昇を...
食養生の心得

甘いもののとりすぎはなぜよくないか

糖分はからだに入るとブドウ糖に変化して利用されますが、とりすぎて余ったブドウ糖は、肝臓で中性脂肪に合成されてからだに溜ってしまいます。 とくに砂糖はからだへの吸収がはやくて血糖が上がりやすく、血管や神経が障害されて、動脈硬化の原因になります...
食養生の心得

インスタント食品の功罪

空前のグルメブームの舞台裏で、近年、家庭での調理離れが目立っています。 すなわち、即席めん・即席スープ・レトルト食品(アルミ箔やプラスチックなどの小袋に食品をつめ100~140℃で加熱殺菌したもの)・電子レンジ食品・調理ずみ冷凍食品のような...
大腸ガンにならないために

大腸内視鏡検査の前処置とは?

大腸内視鏡検査では、検査4時間前に、軽い塩味の腸管洗浄液(ニフレックなど)2リットルを飲み、5~10回トイレにいって腸のなかを空にしていただきます。 この検査液は腸の中では全く吸収されないため、腎臓や心臓などへの影響がほとんどなく、安全な検...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

ピロリ菌の薬でおこる副作用は?

もっとも多く見られるのが下痢で、約10%にみられます。 ただし、7日間の服用後は、自然に消失します。 そのほか、吐き気や湿疹・味覚障害・微熱・肝臓障害などがみられますが、いずれも頻度が少なく一時的なものです。 いずれにしても、症状が強ければ...
健康ミニ知識

エネルギーの貨幣

”ATPが不足した”という。 エネルギー不足の意に使われることが多い。 ATPはアデノシン三リン酸といい、アデノシンに3個のリン酸基がくっついています。 1個のリン酸基がはずれる毎に、8キロカロリー(1モルあたり)のエネルギーを生み出すため...