COVID 19

新型コロナウイルス

浦岡 正義

新型コロナウイルス

(7)第2波に どう立ち向かうか

東京の新宿区では PCR検査が増え続け、7月に入ってからは1日 120件以上に達しているそうです。その結果、問題の新型コロナ陽性率は、 4月から 5月にかけては 5%前後だったのが、 6月は 18%、 7月には 30%を超えているそうです。...
健康ミニ知識

むくみ対策

通常、健康な状態では、私たちがむくみを感じることはありません。 からだは37兆個の細胞群からできていますが、それだけかというと、実は細胞と細胞の間にはクッションになるすき間があります。このすき間に水分が溜まるのを「むくみ」(浮腫)と呼んでい...
栄養ミニ知識

ヨーグルトの効用

牛乳に乳酸菌を加えて発酵させる(乳酸発酵)と、乳酸が発生します。乳酸は酸性ですから、牛乳は酸性に傾き、pH4.6あたりから乳のなかのカゼイン(蛋白質)が固まり、ヨーグルトが出来上がります。出来上がったヨーグルトのなかでも、乳酸菌はしっかり生...
新型コロナウイルス

(6)PCRと抗体検査は受けるべきか

新型コロナウイルス(以下新型コロナと略す)感染症の 80%は、なにもしなくても自然に治ってしまいます。これが、あわてて病院に行かなくても、自宅で休んでおればいいという論拠になっています。 ところが、熱が下がらない、咳が止まらないなどの症状が...
新型コロナウイルス

(5)新型コロナへの新たなアプローチ

1.新たな検査法へのアプローチ     PCR検査の進化 新型コロナウイルス(以下新型コロナと略す)の封じ込めに取り組むうえで、診断の基本となるのがPCR検査です。 ところが、現行の検査法では、なかなか検査数が増えず、国民の最大関心事にまで...
新型コロナウイルス

(4)新型コロナの独白

非常事態宣言が出て自宅待機を余儀なくされていたところ、まどろむうちに「胡蝶の夢」のごとく、新型コロナの気分になっていた。 私(新型コロナウイルス)はもともと密林のようなところで、コウモリなどと一緒に棲んでいたのか、噂の武漢ウイルス研究所で生...
新型コロナウイルス

(3)どう向き合えばよいか

先日、新型コロナウイルス(以下新型コロナと略す)で、咳や高熱が続くのに、保健所ではPCR検査の順番待ちといわれ、自宅待機中に死亡する悲惨な事例が出てしまいました。 さっさとPCR検査してコロナの治療を受けておれば助かったのに、という怒りの声...
新型コロナウイルス

(2)治療薬はないか?

新型コロナウイルス(以下新型コロナと略す)感染症は、最近、匂いや味を感じないことで発覚するケースもありますが、喉の痛みや微熱など普通の風邪と同じ症状か、あるいは全く症状のない感染者も少なくないという特徴があります。 こうして、しばしば本人が...
新型コロナウイルス

(1)指定感染症となる

新しく発見されたコロナウイルスによる肺炎(とりあえず新型肺炎と呼称)は、我々の誰も経験したことのないウイルスによる肺炎で、どれほどの脅威があるかはまだ明らかでありません。 タケネズミ、アナグマ、コウモリなど野生動物の調理の際に、人へ感染する...
食養生の心得

糖質ゼロと糖類ゼロ

糖質ゼロや糖類ゼロは近年、ダイエット食品の表示にしばしば見受けられます。 糖質とは、炭水化物(炭素を含む化合物)から、食物繊維(消化酵素で分解できない食物成分)を除いたものです。 糖質には、これ以上分解できない最小の糖質である単糖類(ブドウ...
肥満

肥満ワクチン

私たちの腸のなかには、1000種類100~1000兆個もの腸内細菌が生息しています。そしてそれらの細菌を私たちが勝手に分別し、自分たちに有利に働くものを善玉菌、不利に働くものを悪玉菌とし、どちらともいえないものを日和見菌としました。 大雑把...
免疫のはなし

モノクローナル抗体

抗体とはB細胞(免疫細胞の一種)が産生するタンパク質で、体内に侵入した異物(細菌・ガン細胞など)にある目印(抗原という)にくっついて、異物をからだの外へ追い出そうとします。 つまり、抗体には異物を分解する力はありませんが、免疫を担う細胞(好...
新しいガン情報

大腸癌検診のゆくえ

この10年来、大腸癌はわれわれ日本人が罹患しやすい癌の代表と認知されてきました。とくに成因については食事との関連が深く、焼肉、ハンバーグ、ハム、ソーセージなどの脂肪を摂りすぎると大腸癌が出来やすくなり、野菜,海藻、キノコ、果物を多く摂れば、...
乳ガンにならないために

トリプルネガティブ乳ガン

乳ガンの半数以上(60~70%)は、乳房にある「女性ホルモン受容体」に、卵巣でつくられた女性ホルモンがくっついて乳ガンが発生します。 女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)です。エストロゲンは10歳頃...
遺伝子のはなし

HGF遺伝子治療薬「コラテジェン」

HGFとは肝細胞増殖因子(hepatocyte growth factor)の略で、1984年、肝臓の細胞を増やす因子として我が国で発見されました。当初は肝臓の病気の治療薬として研究されていましたが、1995年に大阪大学の森下竜一教授により...
新しいガン情報

CAR―T(カーティー)療法とは

CAR―T(カーティー)療法とは、患者本人のT細胞(免疫細胞の一種)を体外で遺伝子操作し、ガン細胞への攻撃力を高めたのち(50日間)体内に戻す治療法です。治療はわずか1回の点滴のみです。 その新しい免疫療法剤「キムリア」が、2019年2月、...
新型インフルエンザ

抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」の評価

抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」の登場 今年は近年稀なほどに、インフルエンザの大流行がみられていますが、そのほとんどがA型インフルエンザウイルスによるものです。 2018年3月登場した抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」は、治療...
乳ガンにならないために

HER2(ハーツー)型乳ガン

HER2陽性 HER2とは、ガン細胞の増殖を促進するタンパク質で、これが増える(HER2陽性)と、ガンの発育スピードが加速されます。 乳ガンの15~30%、胃ガンの20~25%がHER2陽性であるといわれ、ガンの進行が速いのが特徴です。 H...
乳ガンにならないために

遺伝性乳ガン

家族性乳ガン 親、子、姉妹の中に乳ガンのひとが複数いる場合、乳ガンになりやすい体質を受け継いでいる可能性があります。このとき、家系に乳ガンのひとがいない場合の2倍以上、乳ガンになりやすいことが分かっており、これを家族性乳ガンと呼んでいます。...
感染症

消毒薬の選びかた

消毒は滅菌と異なり、全て微生物を殺滅するのではなく,感染を起こさない程度に微生物の数を減らすのが目的です。しかるに滅菌では、高温で熱したり、ガスを用いるため、人体に適用することはできません。 消毒薬は,殺滅の対象となる微生物により、高・中・...
新しいガン情報

子宮頸がんのワクチン接種をどうするか?

20 代から30 代の女性のがん死亡率の1位は子宮頸がんで、世間では「マザーキラー」といって恐れられています。子宮摘出術を受けると一生子供が産めなくなるからです。 我が国では年間1万人が子宮頸がんに罹患し、約3000人が死亡しているといわれ...
長生きのためのヒント

17. 世界の長寿村にみる食生活の特徴

世界一の長寿村 中国の 巴馬(バーマ) 世界1の長寿村として知られる中国の巴馬(バーマ)。標高2,000mの山間部に住む少数民族ですが、寝たきり0、認知症0、癌患者もいないといわれる桃源郷です。食料はほぼ自給自足で、トウモロコシ、野菜、豆、...
長生きのためのヒント

16. 和食に対する海外諸国の批判

和食は魚、野菜、大豆が豊富で、わが国に長寿世界一をもたらしている根拠にもなっています。 しかし近年、共稼ぎ世帯の増加など社会環境の変化により、家庭で調理にかける時間が少なくなり、ついつい加工食品に頼る機会が増えつつあります。 このため、外国...
長生きのためのヒント

15. 無形文化遺産・和食の特徴

ユネスコの無形文化遺産とは、その土地の歴史や生活風習などと密接に関わっている形のない文化遺産で、後世、その文化を保護し、守っていくべき価値があるものと位置付けられています。 したがって、無形文化遺産「和食」は、料理そのものに対しての評価でな...
長生きのためのヒント

14. 無形文化遺産・地中海料理の特徴

スペイン・イタリア・ギリシャなどの地中海沿岸諸国では、昔から糖尿病や心筋梗塞、脳血管障害による死亡率が世界で最も低く、長寿国の多いことで知られています。 これらの諸国では、新鮮な魚介類とともに、オリーブや野菜、果物、豆、ナッツが市場に溢れて...