肥満 ウー口ン茶でやせられるか 中国茶には緑茶、ウーロン茶、花茶、中国紅茶があり、このうち最も古くから愛飲されているのは緑茶です。 代表的なのはロンジン茶で、日本茶と同様発酵させておらず、入れ方も同じです。 これに対し、ウーロン茶は緑茶と原料は同じですが、加工法が異なり、... 2005.12.22 肥満
肥満 やせる薬はあるか 全くないというのが本当です。 しかし市中には、実に多くの“やぜ薬”が出まわっているのも事実です。 俗に“やせ薬”と呼ばれるものの多くは、利尿剤か下痢がブレンドされたものです。 私たちのからだには水分が60%も含まれており、利尿剤や下剤を飲む... 2005.12.22 肥満
肥満 太るのでタバコをやめられないというはなし 厚生省の調査によれば、喫煙したからといって、必ずしもやせるわけではないという結果が出ています。 しかし一方では、タバコをすえばやせるというはなしも、しばしば耳にします。 もしそうであれば、それは喫煙家があまり間食をしなくなるからか、あるいは... 2005.12.22 肥満
肥満 なぜ肥満はよくないか 肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果... 2005.12.22 肥満
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌に感染するとかならず胃潰瘍になるか? ピロリ菌に感染したからといって、かならず胃潰瘍になることはありません。 6,000万人のピロリ菌保有者のうち、胃十二指腸潰瘍のかたは150~200万人と以外に少ないのです。 つまり有害なピロリ菌と比較的無害なピロリ菌がいるようなのです。 今... 2005.12.22 胃潰瘍:ピロリ菌特集
食養生の心得 塩分をひかえる工夫 世界の各地を見ると、ほとんど食塩をとらない民族があり、このような地域では、年令と共に血圧の上昇する現象がみられません。 事実、食塩をとりすぎると、脈拍が速くなり、血管が収縮し血圧が上昇してきます。 さらに、血圧の上昇(高血圧)は動脈硬化をひ... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 アルコールの上手な飲みかた アルコールは1gにつき7キロカロリーの高いエネルギーがあるため、飲むとからだは温まりますが、ビタミンや蛋白質などからだに必要な成分を含んでおらず、中身のないカロリー(エンプティーカロリー)と呼ばれています。 アルコールの20%は胃から吸収さ... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 アルコールは肥満の原因になるか ごはん一杯が200キロカロリー(女茶わんでは160キロカロリー)ですから、下の図のようにアルコールのエネルギーが特別大きいわけではありません。 むしろアルコールが入ると、ついつい食べすぎてしまうのが太る原因になっていると考えるべきでしょう。... 2005.12.22 食養生の心得
食養生の心得 牛乳は1日何本飲めばよいか 牛乳は卵とならんで、全食品中、最も良質な蛋白質を含んでいます。 さらにビタミンやミネラルのほとんどを含んでおり(鉄分の少ないのが唯一の欠点ですが)、最もお勧めしたい飲みものといえましょう。 しかし牛乳1本で7gもの脂質を含んでいますから、3... 2005.12.22 食養生の心得
大腸ガンにならないために 大腸ガン検診とは? 検診とは、なにも症状のない人を対象に検査するのですから、簡単にできて、痛みを伴わず、廉価でないと普及しません。 ご承知のように、大腸は2m近くもあり、食物が停滞する場所ですから、大腸自身を検査するには、大変な手間がかかり普及することはできま... 2005.12.21 大腸ガンにならないために
クローン病の最新治療 クローン病 成分栄養剤(ED)のとりかた 腸には理想的な栄養剤ですが、臭くて飲めない・飲むと下痢をするという欠点があります。 そこでフルーツ味・カルピス味のフレーバをいれて飲み易くしてあります。 また、時間をかけて飲めば下痢を防ぐことができることから、鼻から胃へ細いチューブをいれ、... 2005.12.21 クローン病の最新治療
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌はなぜ胃の中で生きていられるのか? 胃液の酸は強酸で、すべての細菌は生存不可能と信じられていました。 ところが、ピロリ菌は自分の作り出すウレアーゼという伝家の宝刀でからだをガードし、胃の表面を覆っている粘液のなかにもぐりこみ、粘液中の尿素からアンモニアを発生させて胃酸を中和し... 2005.12.21 胃潰瘍:ピロリ菌特集
長生きのためのヒント 1. ひとには寿命がある・・・ヘイフリックの限界 私達は、60枚綴りで、1枚1~2年有効の“命の回数券”をもって生きていることが、ヘイフリック氏(カリフォルニア大学)によって唱えられました。 すなわち、人間は60回の細胞分裂を終えるとその生涯を終えるように、遺伝子にプログラムされているとい... 2005.12.20 長生きのためのヒント
増加する逆流性食道炎 逆流性食道炎とは? 通常、食道と胃は下部食道括約筋(LES)で境され、胃液が逆流しないようになっています。 ところが、なにかの理由で下部食道括約筋(LES)が緩み、胃液(塩酸とペプシン)が食道に逆流し、それが長時間留まると、食道は赤くただれて、びらんや潰瘍をお... 2005.12.20 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌は胃のなかでなにをしているのか? ピロリ菌は胃の粘膜に食いついて、自分が発生するアンモニアや細胞毒で胃の壁を傷つけたり、活性酸素と反応してモノクロラミンという毒性のつよい物質をつくります。 またピロリ菌に対する免疫反応により胃の壁を傷つける活性酸素やサイトカインがたくさんつ... 2005.12.20 胃潰瘍:ピロリ菌特集
長生きのためのヒント 2. 命の回数券“テロメア”とは? 人の遺伝子が配列されている22対の常染色体と2対の性染色体には、その両端 にテロメアという小さなひも(命の回数券)があって、染色体を保護しています。 このひもは細胞の分裂回数を覚えていて、分裂のたびに回数券を切って短くなり、50~60回の分... 2005.12.19 長生きのためのヒント
食養生の心得 栄養健康ドリンクとは 今日、栄養健康ドリンクと名づけられたドリンク剤が、市場に氾濫しています。 しかし、これらは普通バランスのとれた食事をしておれば、特に飲む必要のないものであり、逆に食物繊維やビタミンC飲料の飲みすぎは下痢をおこしますし、ビタミンAのとりすぎは... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 スポーツドリンクの飲みかた スポーツドリンクは、もともとアメリカでアメリカンフットボールの選手のためにつくられた飲料水で、汗で失われた水分・栄養分が、短時間で吸収されるよう、体液と等張の溶液となっています。 すなわち、糖分の補給にはブドウ糖やデキストリンが、また電解質... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 コーヒー・紅茶の功罪 コーヒー.紅茶は、古来その深い味わいから、嗜好品として珍重されていますが、その中に含まれるカフェインは、私達の大脳皮質や心筋を刺激して利尿を促し、精神賦活作用を示すことが知られています。 したがって、気分転換や気分の充実につながる効用も持ち... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 お茶の効用 日本茶には茶葉をそのまま用いる煎茶と、粉末にした抹茶があり、煎茶には柔かい芽からとった玉露や、一般煎茶、おそ摘みの番茶、番茶をほうじたほうじ茶等があります。 お茶は主成分であるカフェインが苦みを、タンニン(カテキン類)が渋味を、テアニンやグ... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 どんなジュースがからだによいか ジュースは主に野菜と果物が材料となりますが、最もお勧めしたいのは、自家製のケールや小松菜、大根葉など、緑の濃い葉をしぼったジュースです。 これらはビタミンA・B1・B2・Cや多種類のミネラルをたっぷり含んでおり、そのままでは少ししか食べられ... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜみそ汁はからだによいか みそは“畑の肉”といわれる大豆を煮て、塩と麹(こうじ)を加えて発酵させたもので、植物性蛋白質の代表的な食品です。 みそ汁に含まれるアミノ酸は必須アミノ酸をすべて含んでおり、過剰なコレステロールを排出し、血中コレステロールを低下させて血管壁を... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 香辛料のとりかた 香辛料は塩分を含んでいませんから、食事制限の多い病人食では、患者さんの食欲を促すためもっと積極的に使ってよいと思われます。 但し、癌や胃潰瘍、心臓病のかたは注意して使う必要があります。 香辛料には次の4つの作用があります。 すなわち魚や肉の... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 漬物は健康食品といえるか 漬物は食欲をそそる副菜として、食卓に欠かせない食品のひとつですが、栄養価の点からみれば、それほど高い評価は得られていません。 つまり、代表的なぬか漬けでは、ぬかの中のビタミンB1・B2が漬物に入り、ビタミンは豊富といえますが、むしろ食塩の含... 2005.12.19 食養生の心得
食養生の心得 なぜごまはからだによいか ごまは皮が固いため、そのままではからだに利用できません。 そこで炒ったり、切ったり、すりつぶして、ごまダレやふりかけなどに用いられます。 ごまにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症や貧血の予防に効... 2005.12.19 食養生の心得