INFECTION

感染症

免疫

感染症

歯周病 

歯周病とは、細菌が口の中で繁殖して歯ぐきが炎症を起こす病気です。 中高年者が歯を失うのは虫歯ではなく、この歯周病が最大の原因だといわれています。 口の中には300~400種類の細菌が棲息していますが、このうち歯周病をひきおこしているのは、ポ...
健康ミニ知識

アガリクス

昔からブラジルサンパウロの郊外のピエダーデ山地は、成人病の発生が異常に少ない長寿村として知られていました。 そこで、住民たちが常食していたキノコアガリクス茸が研究の対象となり、1965年にその分析結果が学会でも発表されました。 その結果、2...
免疫のはなし

花粉症

アレルギーは、外から異物が入り込もうとするのに対し過激に拒絶反応をおこした状態です。これではからだを守るどころか、かえって有害となります。 この過剰反応をおこす犯人はIgEという免疫を司るタンパク質です。 たとえば花粉がからだに入ろうとする...
栄養ミニ知識

遺伝子組み換え食品

まず生物の遺伝子を解析し、その働きを調べます。そのうえで特定の遺伝子の働きを抑えたり、あるいはこれを切り取って別の生物の遺伝子の中に入れ込み、まったく新しい生物を生み出す技術を遺伝子組み換え技術といいます。 そしてこれによってつくられた食品...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザの現況(2011.2)

今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。 今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症...
免疫のはなし

免疫の不思議

目印 私たちのからだには、そとから異物が入り込もうとすると、ただちにこれを排除しようとする拒絶反応がおこります。 このように、からだに細菌やウイルスなどの異物が入ろうとするのを拒否する働きを、病(疫)から免れるという意味で、「免疫」と呼ぶよ...
胃潰瘍:ピロリ菌特集

胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌

近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類...
免疫のはなし

免疫案内役「セマフォリン」

からだのなかに細菌などの病原体が入ってくると、すぐさまこれを自分のなかに取り込み、「こんなものをつかまえたよ」と、 “攻撃役”のリンパ節まで連れていく細胞があります。 樹状細胞といわれるもので、外敵に対する見張り役です。 こうして樹状細胞が...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザの現況(2010.1)

新型インフルエンザは2009年11月をピークに、沖縄を除き全国的に減少に転じています。 しかし、今なお、小中学校では4,900校の学級閉鎖、1,800校の学年閉鎖、400校の休校が続いています。 2009年12月までに、新型インフルエンザの...
健康ミニ知識

コエンザイムQ10

コエンザイムとは、「補酵素」の意で、コエンザイムQ10には、2つのタイプがあります。 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)は細胞内のミトコンドリアでエネルギーをつくりだし、活性酸素を撃退します。 もうひとつのユビキノン(酸化型コエンザイ...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザの現況(2009.11)

2009年10月、我が国の新型インフルエンザの感染者は738万人になったそうです。 このくらいで落ち着けば、例年なみといえますが、まだ今後、増え続けるかどうなるか今のところ予測しきれません。 新型というのは、人類が経験したことのないヒト型イ...
栄養ミニ知識

乳酸菌飲料

今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる...
結核のはなし

我が国の結核の問題点

昭和年代には中高年のかたがたの多くは、いつの間にか結核菌に感染し、自然に抵抗力(免疫)を得ていました。 ところが現在、自然環境が整備されたおかげで、中年以下の若者の多くは、結核に感染する機会がなく、抵抗力もありません。 いまや日本社会は、結...
結核のはなし

BCGとは?

BCGはウシ型結核菌を培養してつくられた細菌、カルメット・ゲラン桿菌(Bacille de Calmette et Guérin)の頭文字をとったものです。 一般には結核菌に対するワクチンを「BCG」と呼ぶ習慣になっており、毒性を弱めた結核...
結核のはなし

ツベルクリン反応とは?

一般にツ反とよばれているものです。 結核菌の”ある成分”(ツベルクリンというたん白質)を注射しますと、人体は結核菌が侵入したと思ってアレルギー反応を起こします。 この反応を利用して結核感染の有無を調べるのがツベルクリン反応検査です。 日本で...
結核のはなし

結核の診断はどうするのか?

まずツベルクリン反応で結核に感染したかどうかを判定します。 結核菌に強く感染しておれば、発赤は大きく広がり、全体が硬くなります。 しかしBCG接種によっても同じような変化がおこるため、ツベルクリン反応が結核菌の感染によるものか、BCG接種に...
結核のはなし

結核に感染しても発病する人としない人がいるわけ

結核に感染しても必ず発病するわけではありません。結核菌が体内に入ると通常は免疫機能が活発化して菌の増殖を抑えます。 つまり結核菌に対する抵抗力(免疫)が作られ、菌を封じ込んでしまうのです。 こうして結核菌は完全に死滅しないまま、肺の中で冬眠...
結核のはなし

今なぜ、結核なのか?

戦後、世間ではあたかも消滅したかのように思われていた結核が、近年増加に転じ、世界中を慌てさせています。 2004年の結核による死者は開発途上国を中心に320万人と過去最大で、1年間に発生する結核患者は800万人に上っています。 我が国でも、...
免疫のはなし

アレルギーコップ

何年かかけて花粉症を発生させる物質がコップに溜まったとしましょう。 そしてある日、コップが一杯になってこぼれ始めたとき、花粉症が発生するといわれています。 子供のころは何ともなかったのに、大人になってある日突然花粉症になったというのは、じつ...
医の倫理

セカンドオピニオン

セカンドオピニオンとは、現在かかっている医師以外の医師に、自分の検査データを見てもらい、別の診断あるいは別の治療法がないか助言を求めることをいいます。 重い心臓病やガンの告知をうけた場合など、気が動転して医師の言われるままに治療を受けるべき...
新型インフルエンザ

インフルエンザと普通の風邪はどこが違うか?

普通の風邪では鼻汁、くしゃみ、のどの痛み、咳などで、高熱が続くことはあまりありません。 ところがインフルエンザでは、のどの痛み、咳などに加え、40度前後の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛とともに全身の衰弱が目立ってきます。 潜伏期は平均3日で、症...
新型インフルエンザ

インフルエンザの予防接種はいつ受ければよいか?

予防接種は、毎年11月末までには受けたほうがいいでしょう。 インフルエンザの流行が1月上旬から3月にかけて多いこと、予防接種の効果が出るのに2週間ほどかかるためです。 現在の予防接種はソ連型(H1N1)、A香港型(H3N2)、B型の3種類の...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザとは?

鳥インフルエンザは頻繁に突然変異を繰り返しています。この突然変異を繰り返していると、数十年に一度、ヒトからヒトへ感染するウイルスに変身することがあります。このウイルスを新型インフルエンザウイルスと呼んでいます。 突然変異の結果、直接、鳥から...
環境問題

オゾン層の破壊

温暖化現象 隣の惑星である金星の地表温度は470度にも達するといいます。 大気のほとんどが二酸化炭素であるためで、太陽からの光線が地表に達したあと、放射される赤外線のほとんどが大量の二酸化炭素に吸収されてしまいます。 こうして熱は外へ逃げら...
感染症

エイズ(後天性免疫不全症候群)

現在、世界のエイズ患者数は5000万人を超え、我が国でも公称は1万人ですがおそらく数万人にのぼるといわれています。 米国では、80万人以上がHIVに感染していると推定され、毎年4万人づつ増えています。 最もエイズに汚染されているといわれるア...