免疫のはなし アトピー体質は治るか アレルギー性鼻炎・気管支喘息・アトピー性皮膚炎など、アレルギーになりやすい体質をアトピー体質といいます。 アトピー体質のからだにアレルギーをおこす物質が侵入すると、IgE抗体なるものが大量につくられ、これにくっつきます。するとヒスタミンやロ... 2013.09.22 免疫のはなし
栄養ミニ知識 700種類の色素“カロテノイド” カロテノイドとは、植物や動物、微生物が持つ黄、赤、紫など700種類もの色素の総称です。 これらの色素は見て美しいためにではなく、強い光から自分のからだを保護し、植物にとってはクロロフィルとともに光合成に不可欠の材料になっているのです。 植物... 2013.09.18 栄養ミニ知識
感染症 風疹 風疹は「三日はしか」として知られ、風疹ウイルスが咳やくしゃみなど飛沫感染によっておこります。子供に多い病気ですが、大人でもかかることがあります。 症状は発熱と、赤くて細かい発疹が顔からからだや手足に広がりますが、3~5日くらいで消えてしまい... 2013.08.09 感染症
栄養ミニ知識 プロバイオティクス プロバイオティクスは、抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する言葉で、生物同士の共生を意味しています。 抗生物質が病気になってから細菌を退治するという治療法であるのに対し、プロバイオティクスは、あらかじめ体に良い菌を増やして健康を保つとい... 2013.04.28 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 アフタ性口内炎 アフタは唇や頬の内側、舌や歯ぐきなどにできる、小さく丸い白色の潰瘍です。まわりは赤味を帯びています。食物や歯ブラシが触れただけで、激しい痛みがおこります。 口内炎は口のなかの粘膜にできる炎症のすべてを指していますから、潰瘍がなくても赤くなっ... 2013.04.26 健康ミニ知識
感染症 夏風邪 湿度の低いところで流行る冬の風邪に対し、湿度の高い環境を好むエンテロウイルスやアデノウイルス、コクサッキーウイルスなどによる夏の風邪を「夏風邪」といいます。 暑さやクーラーのかけ過ぎによって疲労や食欲不振、寝不足の状態になると免疫力が低下し... 2013.04.06 感染症
免疫のはなし 食物アレルギー アレルギー体質があると、食物に含まれるある特定のタンパク質に過剰に反応してIgE抗体をつくり、摂った食物との間にアレルギー反応をおこすことがあります。 多くは食後数時間で蕁麻疹が出現します。 あるいは咳や喘息など呼吸困難をおこしたり、腹痛、... 2013.03.21 免疫のはなし
感染症 ヒトパピローマウイルス 子宮頸がんとウイルス 近年、子宮頸ガンの原因がヒトパピローマウイルスであることがわかってきました。 すべてのヒトパピローマウイルスが子宮頸がんの原因ではありませんが、16型、18型などのウイルスが最も可能性が高いといわれています。 ヒトパピ... 2012.10.27 感染症
健康ミニ知識 ホメオスタシス 負のフィードバック作用 まわりの環境がどんなに変化しても、自分のからだの調節機能である体温や血液の浸透圧、血圧、血糖、電解質などが影響をうけず、常に安定した状態を保つことをいいます。 具体的には、暑くなると交感神経が作動し、皮下の血管をひら... 2012.10.21 健康ミニ知識
感染症 多剤耐性菌 様々な抗生物質に攻撃された細菌が、生き残りを図って、自らの遺伝子を変異させた結果、ほとんどの抗生物質に耐えうる能力を身につけた細菌のことです。 ほとんどの抗生物質が効かない細菌というと、いかにも強力な細菌というイメージが湧きますが、じつは菌... 2012.10.13 感染症
感染症 院内感染 病院は病気を治療する場ですが、見方を変えれば、さまざまな病原菌をもった人たちの集まりであり、ウイルスや細菌が蔓延した場所ともいえます。 病院内では抗生物質や消毒薬を大量に使うことが多いため、これらの薬に抵抗力をもった新たな細菌(耐性菌という... 2012.10.13 感染症
免疫のはなし 抗TNAα抗体療法 TNFαとは Tumor Necrosis Factor - αの略で、腫瘍壊死因子というサイトカインです。 最初、腫瘍細胞を壊死させる物質として発見されたため、この名がありますが、現在は炎症を起こした細胞の死を誘導し、炎症から身を守るサイ... 2012.10.10 免疫のはなし
健康ミニ知識 サイトカイン サイトカイン(細胞の作動物質)とは、免疫の反応により細胞から分泌されるタンパク質で、自分のそばにいる細胞にからだに必要な情報を伝達し、さまざまな生理現象をおこします。 しかも、一つのサイトカインが何種類もの情報を提供することができます。 こ... 2012.10.08 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 キチン・キトサン カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維がキチン。水にも酸にも溶けませんが、キチンをアルカリで処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサンです。 キトサンは食物繊維ですから便秘を改善し、脂肪がからだに吸収されるのを抑え、コレステロールの... 2012.10.07 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 ニンニク (ガーリック) 我が国では餃子の具や焼肉のタレとして多用されています。食欲をそそる香味のほか、肉の臭みを消す目的にも用いられます。 ニンニクにはビタミンB1、B2が豊富に含まれ、摂取するとアリシンがビタミンB1にくっついてアリチアミン(市販品アリナミン)に... 2012.10.01 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 ホルモン ホルモンとは、脳(視床下部)や甲状腺、副腎、卵巣などで生産されて血液で運ばれ、離れた別の器官を刺激、興奮させる微量の化学物質で、70種類以上あるといわれています。 このホルモンが体内(血液中)に分泌されることを内分泌と呼び、体外(胃腸の中を... 2012.08.03 健康ミニ知識
健康ミニ知識 ステロイド 腎臓の上部にある副腎という臓器の皮質(外側の部分)で、コレステロールから作られるホルモンを副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と呼びます。 このホルモンには鉱質コルチコイド(アルドステロン)と糖質コルチコイドがありますが、この糖質コルチコ... 2012.07.30 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 高麗人参 戦前は朝鮮人参と呼ばれましたが、戦後は薬用人参、さらに高麗人参と呼び名を変えました。 中国では紀元前、漢の時代から薬として用いられ、漢方薬なかではもっとも有名な薬草のひとつです。日本では江戸時代以降、珍重されてきましたが、極めて高価なため庶... 2012.07.26 栄養ミニ知識
免疫のはなし HLA HLAはHuman Leukocyte Antigenの頭文字をとったもので、その人の証明書にあたります。家でいえば表札のようなものです。 最初、白血球の血液型として発見されたため、ヒト白血球抗原と名付けられました。 のちに全身の細胞(赤血... 2012.07.24 免疫のはなし
核医学のはなし 放射線障害 放射線とはウラン、ラドン、プルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い高エネルギーの電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子(アルファ粒子、ベータ粒子、中性子)をいいます。 原子は電気的にプラスの陽子と中性の中性子からなる原子核のまわり... 2012.06.27 核医学のはなし
健康ミニ知識 骨髄移植 骨の内部にある骨髄には、赤血球・白血球・血小板などの元になる細胞(造血幹細胞)があります。 骨髄移植とは、注射器でこの液を取り出し白血病などの患者さんの腕に点滴注入すると、骨髄液中の造血幹細胞が患者さんの骨髄にたどりつき、そこで正常の血液を... 2012.06.22 健康ミニ知識
感染症 腸内細菌 共生 森には小さな鳥や動物が数多く棲んでいます。彼らにとって森は自分たちの住居であり、木の実や花の蜜は森から与えられた食糧です。 一方森にとっては、動物たちに害虫から身を守ってもらい、花粉を運んでもらいながら、互いに助け合って生きています。... 2012.06.10 感染症
健康ミニ知識 クロレラ 淡水に生息するプランクトンの一種で、細胞中に葉緑素を持つ緑色の緑藻類です。光合成能力が高く、空気中の二酸化炭素・水・太陽光とごく少量の無機質があれば大量に増殖します。飼料・飲食品・化粧品のほか、汚水の浄化にも利用されています。 クロレラは蛋... 2012.05.31 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 ビタミン ビタミンは糖・タンパク・脂質のように身体の材料やエネルギー源にはなりませんが、健康な身体を維持する上で不可欠な栄養素です。 つまり、自動車でいえばオイル(潤滑油)に相当します。いくらガソリンを満タンにしても、オイルをさしておかないと車が動か... 2012.05.27 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 フィトケミカル(ファイトケミカル) フィトはギリシャ語で「植物」の意で、フィトケミカルは植物性の化学物質という意味です。 植物が紫外線や襲ってくる虫などから身を守るために作り出した物質です。 したがって独特の苦みや臭いをもっていますが、これが老化やガンの原因といわれる活性酸素... 2012.05.27 栄養ミニ知識