大腸ガンにならないために 大腸ガン治療の考え方 おおざっぱにいって、初期の大腸ガン(早期癌)には開腹しないで内視鏡による手術をおこない、進行したガンには、腹腔鏡などを含む開腹手術がおこなわれます。 つまり初期の癌ではガンのすべてを内視鏡で切り取ることができますが、進行したガンではまわりの... 2005.12.12 大腸ガンにならないために
胃潰瘍:ピロリ菌特集 1次除菌療法をしても除菌できないときは? 1次除菌に失敗したかたの多くは、クラリスロマイシンに耐性菌ができているため、さらにクラリスロマイシンを増量しても、除菌できることはありません。 このため1次除菌薬のうち、クラリスロマイシンの代わりにメトロニダゾールを用いた再除菌治療(2次除... 2005.12.12 胃潰瘍:ピロリ菌特集
増加する逆流性食道炎 なぜ胃食道逆流症が発生するか? 食道下部に傷をつける逆流性食道炎では、胃液の逆流を防ぐ下部食道括約筋(LES)が一時的にゆるむため、逆流現象をおこしています。さらに重症になると、食道のただれや潰瘍がひどくなりますが、このような例では下部食道括約筋(LES)は緩みっぱなしで... 2005.12.11 増加する逆流性食道炎
大腸ガンにならないために 大腸内視鏡下手術とは? きわめて初期の粘膜ガンに対しては、大腸ポリープ切除術や大腸粘膜切除術(EMR)がおこなわれます。 しかし、それよりやや進んだ粘膜下層のガンに対しては、粘膜下層剥離術(ESD)がおこなわれます。 ここまでは、内科医が処置できる範囲です。 これ... 2005.12.11 大腸ガンにならないために
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌が死んだかどうかを見分ける方法 除菌の判定には、尿素呼気テスト(絶食で来院し、吐き出した息に含まれる尿素の量でピロリ菌が生きているか否かをみる方法)が最もすぐれた検査法といわれています。 これと並んで、便中抗原測定法も尿素呼気テストと同等の正確さがあり、除菌判定に適してい... 2005.12.11 胃潰瘍:ピロリ菌特集
増加する逆流性食道炎 わが国の胃食道逆流症の特徴 かつてわが国では 背中が曲がり前かがみとなった高齢者に食道裂口ヘルニアが多くみられ、このため逆流を防止する機能が弱くなり、胃酸が逆流する主原因となっていました。 しかし最近では、食事の欧米化により、高脂肪食が増え、アルコールの過飲や大食する... 2005.12.10 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌が死んだら胃薬はいらないか? ピロリ菌が原因で胃潰瘍をつくっていた人たちは、ほとんど再発することがなく、胃薬を飲む必要がなくなります。 しかし、除菌をしたあとは胃の粘膜が正常にもどり、胃酸の分泌が旺盛になるため、かえって胃の痛みや胃液の逆流による逆流性食道炎をおこしてく... 2005.12.10 胃潰瘍:ピロリ菌特集
大腸ガンにならないために 大腸ポリペクトミーとは 大腸のポリープは大きくなるとガン化が始まります。 したがって5mm以上のポリープは切除しなければなりません。 内視鏡で観察しながらポリープの茎の部分にワイヤーをかけ、電流を通して焼き切ります。 ポリープに発生したガンはこれで切り取ることがで... 2005.12.10 大腸ガンにならないために
胃の病気 胃が荒れているとき(胃炎)の治療法 コーヒー胃の粘膜が荒れているのですから、コーヒー・タバコ・アルコール・香辛料などの刺激物や脂っこい食品を避け、消化のよい煮物や蒸した食品を選んでとって下さい。 基本的には胃潰瘍の食事療法と同じと考えてください。 また胃薬については胃潰瘍... 2005.12.09 胃の病気
長生きのためのヒント 18. 長寿のためのキーワード(4) 運動 運動すれば老化が進むというはなしがありますが、あながち間違いとはいえません。実際、運動するハエは運動しないハエより早死にするという実験データがあります。しかし一方では運動不足になると、今度は生活習慣病にかかる危険がでてきます。 過ぎたるは及... 2005.12.09 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 19. 運動が過ぎるとどうなるか? 息をつぐひまがないほど激しい運動をすると、酸素不足となり、体に蓄積された糖分を乳酸に分解してエネルギーを得ようとします。 このときATP(生体のエネルギーの元となる物質)を分解するキサンチンオキシダーゼによりミトコンドリアで消費される酸素の... 2005.12.09 長生きのためのヒント
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌の除菌に成功してもまたピロリ菌に感染するか 僅かではありますが、ピロリ菌が再度陽性になるケースが、除菌後一年以内に2%ぐらいみられています。わずかにピロリ菌の残っていた可能性があります。 1年以上経って陽性になった場合は、完全に除菌できていなかったか、再度感染したと考えるべきでしょう... 2005.12.09 胃潰瘍:ピロリ菌特集
大腸ガンにならないために 内視鏡的粘膜切除術・粘膜下層剥離術とは? 大腸の粘膜に直接ガンが発生した場合、はじめのうちは盛り上がりもへこみも僅かであるため、そのままでは内視鏡では切り取れません。 そこでガンの下へ薬を注入してポリープ様に盛り上げ、これにワイヤーをかけ電流を通して焼き切るのです。 ガンが粘膜にと... 2005.12.09 大腸ガンにならないために
長生きのためのヒント 20. 若いときの運動の蓄積はものをいうか? あまり期待できません。 いくら若いときに運動していても、年をとってやめてしまうと、もともと運動しない人との差はあまりないといわれています。 持続こそ力となりうると肝に銘じてください。 2005.12.08 長生きのためのヒント
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌の薬でおこる副作用は? もっとも多く見られるのが下痢で、約10%にみられます。 ただし、7日間の服用後は、自然に消失します。 そのほか、吐き気や湿疹・味覚障害・微熱・肝臓障害などがみられますが、いずれも頻度が少なく一時的なものです。 いずれにしても、症状が強ければ... 2005.12.08 胃潰瘍:ピロリ菌特集
大腸ガンにならないために 腹腔鏡下手術とは? 早期のガンでもやや進行すると僅かに リンパ腺へガンが広がります。 この時期にはおなかに小さな穴をあけ、腹腔鏡という望遠鏡のようなものでおなかの中を覗きながら、ガンを含め大腸の一部を切り取ります。開腹手術にくらべ、からだへの負担はかなり少ない... 2005.12.08 大腸ガンにならないために
長生きのためのヒント 21. 長寿のためのキーワード(5) 動脈硬化の予防 わたしたちは長い生活習慣によって発病してくる肥満・糖尿病・高脂血症・高血圧・高尿酸血症・脳梗塞・狭心症・心筋梗塞・ガンなどの生活習慣病で寿命を縮めています。 そして最期は、多くの人が血管の老化(動脈硬化)による閉塞(梗塞)で死亡するか、癌に... 2005.12.07 長生きのためのヒント
長生きのためのヒント 22. 長寿のためのキーワード(6) ガンの予防 発がんに関わる遺伝子に異常が発生し、同時にこれを修理しようとする遺伝子が働かず、さらに発がんを抑えようとするがん抑制遺伝子が故障したとき、がんが発生するといわれています。 がん遺伝子はもともと細胞の分裂を促してからだの傷を治すはたらきをして... 2005.12.07 長生きのためのヒント
増加する逆流性食道炎 胃食道逆流症はどのように診断するか? 細い管を飲んでいただき、食道の中のpHを測定するのが最も正確な診断になります。 本来、食道の中はほぼ中性(pH7)ですが、この病気になると酸性(pH4以下)となるので診断できるのです。 しかし、この検査は苦痛を伴うため、簡略な方法として、本... 2005.12.07 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 除菌療法によっておこると考えられる弊害 除菌による弊害の第1は、約10%の頻度で逆流性食道炎、胃食道逆流症がみられることです。 皮肉なことですが、除菌に成功すると胃が元気を取り戻し、胃酸の分泌が回復するため、逆流した胃液が食道粘膜を傷つけるようになるのです。 また弊害の第2は、除... 2005.12.07 胃潰瘍:ピロリ菌特集
大腸ガンにならないために 進んだ大腸ガンはどうするのか? 開腹して見える限りのガンは切除しても、肉眼では見えない癌細胞が残っている可能性があります。 したがって進行したガンの手術後には、抗がん剤をしばらく飲んでいただくことがあります。 さらにガンが完全にとりきれなかった場合は抗がん剤の追加や放射線... 2005.12.07 大腸ガンにならないために
長生きのためのヒント 23. 長寿のためのキーワード(7)生活習慣 年をとっても毎日よく働き、十分な睡眠をとるタイプのひとは、長生きをすることが多いようです。 また、頻繁に山歩きなどをして自然に触れることも大切です。 緑に囲まれた山林を歩くだけでストレスホルモンが減少し、免疫力が増強します。 また、若い人と... 2005.12.06 長生きのためのヒント
増加する逆流性食道炎 胃食道逆流症は治療すべきか? まず大食や夜食をしないように注意し、アルコール、脂っこい食品や甘いもの、炭酸、コーヒー、香辛料を避けるようにします。 昼間でも食事のあとはすぐ横にならないようにし、夕食を早めにとり、寝る前3時間は食事を控えてください。 夜間胸やけする場合は... 2005.12.06 増加する逆流性食道炎
胃潰瘍:ピロリ菌特集 ピロリ菌がいるのに胃潰瘍のないひとはどうすばよいか? ピロリ菌をもっているひとは全国に6000万人もいるといわれますが、実際胃潰瘍になるのは、2~3%といわれています。 つまり、ほとんどのひとはピロリ菌をもっているだけの無症状者です。 このように胃潰瘍がなくてもピロリ菌がいる場合は、将来胃ガン... 2005.12.06 胃潰瘍:ピロリ菌特集
大腸ガンにならないために 人工肛門が必要になるとき 直腸ガンが肛門の近くに発生した場合、進行すると肛門近くの血管やリンパ腺にあるガンを取り除くことができなくなります。 このため直腸は肛門部まで切りとって肛門を閉じ、お腹に穴をあけて便の出口を造ってあげなければなりません。 人工肛門による合併症... 2005.12.06 大腸ガンにならないために