栄養ミニ知識 ニンニク (ガーリック) 我が国では餃子の具や焼肉のタレとして多用されています。食欲をそそる香味のほか、肉の臭みを消す目的にも用いられます。 ニンニクにはビタミンB1、B2が豊富に含まれ、摂取するとアリシンがビタミンB1にくっついてアリチアミン(市販品アリナミン)に... 2012.10.01 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 カテキン 緑茶の渋みの成分がカテキンです。カテキンは強い抗酸化作用を持つポリフェノールのひとつです。その抗酸化力はビタミンEの10倍、ビタミンCの80倍といわれています。 ただしカテキンの含有量は茶葉を発酵させないほうが多いので、全く発酵させていない... 2012.09.16 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 抗酸化作用 鉄がさびるのと同様、からだがさびるのを酸化といい、吸い込んだ酸素から発生する活性酸素が原因です。 もともと活性酸素は体内の細菌や毒物を分解するのに必要なものですが、その量が多くなると健康な細胞までも攻撃してしまいます。 すなわち、白髪・しみ... 2012.07.29 健康ミニ知識
免疫のはなし HLA HLAはHuman Leukocyte Antigenの頭文字をとったもので、その人の証明書にあたります。家でいえば表札のようなものです。 最初、白血球の血液型として発見されたため、ヒト白血球抗原と名付けられました。 のちに全身の細胞(赤血... 2012.07.24 免疫のはなし
環境問題 環境ホルモン ある種の農薬やダイオキシンなどがからだの中に入ると、女性ホルモンに似た化学物質が出て、それあたかもホルモンであるかのように振る舞い、本来のホルモン働きを妨害して成長のプログラムを狂わせることがあります。 このような化学物質を環境ホルモンある... 2012.07.16 環境問題
健康ミニ知識 インターフェロン ウイルスやガン細胞などの侵入に対しこれを阻止しようと自分の細胞がつくりだす蛋白質(サイトカインの一種)で、ウイルスの増殖を抑えたり、ナチュラルキラー細胞を活性化してガン細胞を攻撃します。 このウイルスの増殖を抑制する因子、つまりウイルス干渉... 2012.07.09 健康ミニ知識
環境問題 放射能汚染 放射性物質を懐中電灯に例えると、放射線は光、放射能は光を出す能力です。 この放射線を出す能力(放射能)をベクレルといい、からだへの被曝の大きさをシーベルトといいます。 放射能汚染は、皮膚に付着した粉末や液状の放射性物質がまわりの人やものに付... 2012.06.29 環境問題
核医学のはなし 放射線障害 放射線とはウラン、ラドン、プルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い高エネルギーの電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子(アルファ粒子、ベータ粒子、中性子)をいいます。 原子は電気的にプラスの陽子と中性の中性子からなる原子核のまわり... 2012.06.27 核医学のはなし
健康ミニ知識 フリーラジカル 物質を構成する最も小さな単位を原子といいます。原子は原子核という小さな球の周りをいくつかの電子が何重にも取り囲んで、ぐるぐる回っています。 太陽のまわりを回る地球や火星を想像してください。太陽が原子、地球や火星などが電子にあたります。 違う... 2012.06.25 健康ミニ知識
健康ミニ知識 骨髄移植 骨の内部にある骨髄には、赤血球・白血球・血小板などの元になる細胞(造血幹細胞)があります。 骨髄移植とは、注射器でこの液を取り出し白血病などの患者さんの腕に点滴注入すると、骨髄液中の造血幹細胞が患者さんの骨髄にたどりつき、そこで正常の血液を... 2012.06.22 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 サポニン コーヒーを淹れたり、小豆を煮たりお茶をたてると、泡立つものが見えます。 この物質を「泡立つ」の意「サポ」からサポニンと呼んでいます。 サポニンは乳化剤の一つで、昔から洗濯にも用いられてきましたが、その独特の苦みはむしろ、こくがあるとして珍重... 2012.06.14 栄養ミニ知識
感染症 腸内細菌 共生 森には小さな鳥や動物が数多く棲んでいます。彼らにとって森は自分たちの住居であり、木の実や花の蜜は森から与えられた食糧です。 一方森にとっては、動物たちに害虫から身を守ってもらい、花粉を運んでもらいながら、互いに助け合って生きています。... 2012.06.10 感染症
健康ミニ知識 イチョウ葉エキス イチョウ葉エキスはイチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンで有効成分を抽出したものです。 脳の血液の流れを改善するという報告があるため、頭が良くなるとか、ボケ防止に有効というイメージをもたれ、健康食品に用いられています。 イチョウ葉... 2012.06.03 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 活性酸素の掃除屋 ”ポリフェノール” ポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味や渋みの成分となる化合物で、色が濃く渋味が強い植物に多く、自然界には5000種類を超えるといわれています。 複数の水酸基をもっているのが特徴で、この水酸基こそ、あの忌み嫌われている活性酸素を捕えて... 2012.05.27 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 フィトケミカル(ファイトケミカル) フィトはギリシャ語で「植物」の意で、フィトケミカルは植物性の化学物質という意味です。 植物が紫外線や襲ってくる虫などから身を守るために作り出した物質です。 したがって独特の苦みや臭いをもっていますが、これが老化やガンの原因といわれる活性酸素... 2012.05.27 栄養ミニ知識
健康ミニ知識 サプリメント サプリメントという言葉は「補足」、「追加」という意で、足りない栄養素を補助する食品という意味です。 なんらかの理由で食事がとれない場合、不足する栄養素だけを補うために用いられます。健康なひとが、さらに健康に良いと思って飲むものではありません... 2012.03.15 健康ミニ知識
健康ミニ知識 還元水 活性水素水 食塩など電解質(ミネラル)を含む水に電流を流すと酸化・還元反応が起こり、陽極側には酸化された水が、陰極側には還元された水がそれぞれ造られます。 この陰極側の水を還元水と呼びます。アルカリ性のためアルカリイオン水とも呼ばれることがあります。 ... 2012.03.04 健康ミニ知識
健康ミニ知識 アガリクス 昔からブラジルサンパウロの郊外のピエダーデ山地は、成人病の発生が異常に少ない長寿村として知られていました。 そこで、住民たちが常食していたキノコアガリクス茸が研究の対象となり、1965年にその分析結果が学会でも発表されました。 その結果、2... 2012.02.18 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 よい脂肪と悪い脂肪 長年、よい脂肪とは魚や植物の不飽和脂肪酸、悪い脂肪は牛豚など動物性の飽和脂肪酸と信じられてきましたが、近年、必ずしもそうではないことが分かってきました。 よい脂肪の代表格は、不飽和脂肪酸のなかのα-リノレン酸です。 α-リノレン酸の豊富な海... 2011.12.29 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 森のバター アボカド アボカドはアフリカ原産の常緑樹で、その果実には森のバターと形容されるほど豊富なビタミン、ミネラルが含まれているのに加え、独特の風味が人気を呼んでいるようです。 またアポカドの果肉には脂肪分が30%もあり、それを抽出したアボカド油は透明な黄金... 2011.12.04 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 二日酔いの主犯 アセトアルデヒド アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早... 2011.12.02 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 ヒアルロン酸 ヒアルロン酸はアセチルグルコサミンとグルクロン酸の二種類の糖が繰り返し直鎖状につながった極めて高分子の物質です。 このため僅かのヒアルロン酸で多量の水分を保持することが可能です。またコンドロイチン硫酸と異なり、硫酸との結合はなく、またタンパ... 2011.11.28 栄養ミニ知識
心理学のはなし フロイトの「無意識」 今から100年前、精神科医のフロイトは患者との対話のなかで、ひとの行動や心理の裏には無意識というものが働いており、その無意識というものが人間を動かしている。 こころの病の原因はその無意識のなかにあるのではないかと考えました。 近代哲学の祖・... 2011.06.19 心理学のはなし
再生医療 mi-ips(ミップス)細胞 私たちのからだは遺伝子という設計図にそって造られています。 まず、遺伝子のDNA情報はいったんmRNAに転写されます。次にmRNAはリボソーム(タンパク質の合成工場)へ向かい、そこでmRNAの情報を見ながらアミノ酸をつないで、タンパク質を合... 2011.05.28 再生医療
栄養ミニ知識 ウコン ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク... 2011.02.07 栄養ミニ知識