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医の倫理

老化

医の倫理

不妊治療

現在、我が国では夫婦の10%は不妊といわれています。しかも40歳を超えて慌てて不妊治療を始めるひとは、不妊治療者全体の30%を占めており、世界的にも際立っています。 これは40歳でも十分妊娠できると考えている日本人がいかに多いかを物語ってい...
健康ミニ知識

フリーラジカル

物質を構成する最も小さな単位を原子といいます。原子は原子核という小さな球の周りをいくつかの電子が何重にも取り囲んで、ぐるぐる回っています。 太陽のまわりを回る地球や火星を想像してください。太陽が原子、地球や火星などが電子にあたります。 違う...
健康ミニ知識

イチョウ葉エキス

イチョウ葉エキスはイチョウの葉を乾燥させ、アルコールまたはアセトンで有効成分を抽出したものです。 脳の血液の流れを改善するという報告があるため、頭が良くなるとか、ボケ防止に有効というイメージをもたれ、健康食品に用いられています。 イチョウ葉...
健康ミニ知識

抗酸化物質(スカベンジャー)

活性酸素は病原体から身を守るのにある程度必要ではありますが、過剰につくられると逆にからだを老化させてしまいます。 この発生した活性酸素を消去する物質を、総じて抗酸化物質(スカベンジャー)といいます。 私たちの体には、もともと活性酸素を抑える...
健康ミニ知識

アミロイド

アミロイドは骨髄の細胞でつくられる異常な蛋白質で、ヨードデンプン反応が陽性になるため、デンプン質に類似した物質という意味からアミロイド(類デンプン質)と呼ばれるようになりました。 この繊維のような物質がからだの臓器の細胞外に沈着して、様々な...
栄養ミニ知識

アントシアニン

青紫色の色素成分で、ポリフェノールの一種です。 ブルーベリー・ナス・シソ・プルーン・赤ワインや、桑の葉・小豆・さつまいもの皮などに含まれます。 目の網膜にあるロドプシン(光の刺激を脳に伝える)を再合成するため、目の疲れがとれて視力がよくなり...
栄養ミニ知識

ビタミン

ビタミンは糖・タンパク・脂質のように身体の材料やエネルギー源にはなりませんが、健康な身体を維持する上で不可欠な栄養素です。 つまり、自動車でいえばオイル(潤滑油)に相当します。いくらガソリンを満タンにしても、オイルをさしておかないと車が動か...
栄養ミニ知識

活性酸素の掃除屋 ”ポリフェノール”

ポリフェノールとは、植物に含まれる色素や苦味や渋みの成分となる化合物で、色が濃く渋味が強い植物に多く、自然界には5000種類を超えるといわれています。 複数の水酸基をもっているのが特徴で、この水酸基こそ、あの忌み嫌われている活性酸素を捕えて...
栄養ミニ知識

フィトケミカル(ファイトケミカル)

フィトはギリシャ語で「植物」の意で、フィトケミカルは植物性の化学物質という意味です。 植物が紫外線や襲ってくる虫などから身を守るために作り出した物質です。 したがって独特の苦みや臭いをもっていますが、これが老化やガンの原因といわれる活性酸素...
健康ミニ知識

還元水 活性水素水

食塩など電解質(ミネラル)を含む水に電流を流すと酸化・還元反応が起こり、陽極側には酸化された水が、陰極側には還元された水がそれぞれ造られます。 この陰極側の水を還元水と呼びます。アルカリ性のためアルカリイオン水とも呼ばれることがあります。 ...
栄養ミニ知識

よい脂肪と悪い脂肪

長年、よい脂肪とは魚や植物の不飽和脂肪酸、悪い脂肪は牛豚など動物性の飽和脂肪酸と信じられてきましたが、近年、必ずしもそうではないことが分かってきました。 よい脂肪の代表格は、不飽和脂肪酸のなかのα-リノレン酸です。 α-リノレン酸の豊富な海...
栄養ミニ知識

ウコン

ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク...
健康ミニ知識

コエンザイムQ10

コエンザイムとは、「補酵素」の意で、コエンザイムQ10には、2つのタイプがあります。 ユビキノール(還元型コエンザイムQ10)は細胞内のミトコンドリアでエネルギーをつくりだし、活性酸素を撃退します。 もうひとつのユビキノン(酸化型コエンザイ...
栄養ミニ知識

乳酸菌飲料

今から5千年も昔のこと、砂漠を行き来するアラビア人が何日も経ったミルクを飲もうとしたところ、水筒の中が透明な液と白い固まりになっていました。 試しに舐めてみると、酸味のある旨さがありました。乳糖が発酵してできる酸味の強い液で、乳酸と呼ばれる...
健康ミニ知識

スーパーマウス

最近、6時間も休まず走り続けるスーパーマウスが誕生したというニュースが話題になりました。 米国、ケース・ウエスタン・リザーブ大学の研究チームの発表です。 チームは「人間に応用する考えはない」としていますが、その驚異的な体力の秘密が解明されれ...
便秘対策

歳をとってから便秘になった場合

歳とともに腸の働きは衰え、排便反射も鈍くなってきますから、どうしても便秘がちとなります。 さらに歯が弱るため、消化のよいものばかり摂る結果、食物繊維が不足して便秘に拍車をかけることになります。 老化はいたしかたありませんが、少しでも腸を刺激...
肝臓の病気

肝臓を守る食事

肝臓の働きが悪くなると 糖質をはじめとして蛋白質・脂質の 体内での代謝異常がおこるため それを補うためにも十分な栄養素の確保が必要となります。 一日3食 朝食は必ず摂るようにし、糖質・蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維をまんべんなく...
脳のはなし

脳内麻薬・エンドルフィン

エンドルフィンとランナーズハイ ランナーズハイという言葉をよく耳にするでしょう。 マラソンなどで、最初のうちはからだが重く走るのが苦痛だが、しばらく我慢しながら走っていると、足が勝手に動いているような感覚になる。 そのうち、からだが浮くよう...
ガンの基礎知識

正常細胞の基礎知識

人体では脳や心臓の細胞などを除く全ての細胞が常に新陳代謝して入れ替わり、約200日で全身の細胞が新しく生まれ変わっています。 また、体に傷ができたり、古い細胞が老化・死滅した場合、欠損部を補充するため、細胞は分裂・増殖を始めます。 この時“...
健康ミニ知識

活性酸素

活性があるというと良い印象を抱きますが、活性酸素は過激な行動をする酸素という悪い意味で使われます。 自分自身が構造上不安定な状態にあるため、まわりの分子や原子から強引に電子を奪って(酸化という)安定しようとします。 活性酸素は呼吸することに...
肥満

なぜ肥満はよくないか

肥満は一見、見ばえがよく健康そうに見えますが、内臓にはかなりの無理がかかっています。 心臓は余分に血液を送らなければならない結果、心臓肥大や高血圧をおこし、ひいては腎臓も悪くしてしまいます。 また多量のコレステロールが血管の壁にしみ込む結果...
長生きのためのヒント

1. ひとには寿命がある・・・ヘイフリックの限界

私達は、60枚綴りで、1枚1~2年有効の“命の回数券”をもって生きていることが、ヘイフリック氏(カリフォルニア大学)によって唱えられました。 すなわち、人間は60回の細胞分裂を終えるとその生涯を終えるように、遺伝子にプログラムされているとい...
食養生の心得

なぜごまはからだによいか

ごまは皮が固いため、そのままではからだに利用できません。 そこで炒ったり、切ったり、すりつぶして、ごまダレやふりかけなどに用いられます。 ごまにはカルシウム、マグネシウム、鉄、リン、亜鉛等のミネラルが多く含まれ、骨粗しょう症や貧血の予防に効...
食養生の心得

なぜ海草はからだによいか

昔から長寿の人の食生活にはしばしば海草が多くとられています。 海草がなぜからだによいかというと、食物繊維が豊富に含まれていることや、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄など豊富なミネラルのほか、甲状腺ホルモンの成分である...
食養生の心得

植物油の選びかた

一般的に植物油と言えばサラダ油をさすことが多いようですが、サラダ油はドレッシングやマヨネーズの原料として、大豆・なたね・べにばな・ ごま・とうもろこし・ひまわりなどその種類は極めて多彩です。 大豆油 世界で最も多く生産されている植物油です。...