健康ミニ知識 自家中毒 自家中毒は、食あたりによる中毒という意味ではなく、子供が遠足や運動会、あるいは風邪をひいたり嘔吐下痢などで、溜まったストレスが引き金になって発病します。 自家中毒にかかると風邪をひいたようにだるく、食欲がなくなり、吐き気がおこってきます。 ... 2012.02.17 健康ミニ知識
健康ミニ知識 グルコサミン グルコサミンは、自然界ではカニやエビなどのキチン質に多量に存在しています。 糖とアミノ酸が結合した物質で、ひとのからだには軟骨・爪・靱帯などに存在します。 グルコサミンは、軟骨を形成していくうえで最も基本となる成分で、軟骨組織や関節液にある... 2012.02.15 健康ミニ知識
免疫のはなし アナフィラキシーショック 蜂に刺されたり、蛇やハムスターに噛まれたり、エビ・イカ・カニや鶏卵・牛乳・小麦・そば・ピーナッツなどの食物アレルギーを経験したひとが、その時はたいした症状がなかったのに、2度目に同じ経験をすると、過剰なほどにアレルギー反応をおこすことがあり... 2012.02.12 免疫のはなし
栄養ミニ知識 よい脂肪と悪い脂肪 長年、よい脂肪とは魚や植物の不飽和脂肪酸、悪い脂肪は牛豚など動物性の飽和脂肪酸と信じられてきましたが、近年、必ずしもそうではないことが分かってきました。 よい脂肪の代表格は、不飽和脂肪酸のなかのα-リノレン酸です。 α-リノレン酸の豊富な海... 2011.12.29 栄養ミニ知識
免疫のはなし 花粉症 アレルギーは、外から異物が入り込もうとするのに対し過激に拒絶反応をおこした状態です。これではからだを守るどころか、かえって有害となります。 この過剰反応をおこす犯人はIgEという免疫を司るタンパク質です。 たとえば花粉がからだに入ろうとする... 2011.12.08 免疫のはなし
栄養ミニ知識 遺伝子組み換え食品 まず生物の遺伝子を解析し、その働きを調べます。そのうえで特定の遺伝子の働きを抑えたり、あるいはこれを切り取って別の生物の遺伝子の中に入れ込み、まったく新しい生物を生み出す技術を遺伝子組み換え技術といいます。 そしてこれによってつくられた食品... 2011.12.05 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 森のバター アボカド アボカドはアフリカ原産の常緑樹で、その果実には森のバターと形容されるほど豊富なビタミン、ミネラルが含まれているのに加え、独特の風味が人気を呼んでいるようです。 またアポカドの果肉には脂肪分が30%もあり、それを抽出したアボカド油は透明な黄金... 2011.12.04 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 二日酔いの主犯 アセトアルデヒド アルコールで脳が麻酔された状態を酔うといいます。 飲んだアルコールが肝臓で分解されるとアセトアルデヒドに変わり、そのアセトアルデヒドで顔が赤くなったり、頭痛、吐き気などの悪酔い・二日酔いをすることなります。 つまりアセトアルデヒドの分解が早... 2011.12.02 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 ヒアルロン酸 ヒアルロン酸はアセチルグルコサミンとグルクロン酸の二種類の糖が繰り返し直鎖状につながった極めて高分子の物質です。 このため僅かのヒアルロン酸で多量の水分を保持することが可能です。またコンドロイチン硫酸と異なり、硫酸との結合はなく、またタンパ... 2011.11.28 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 コンドロイチン硫酸 コンドロイチンというのはギリシャ語で軟骨の意で、実際、軟骨成分の30~40%を占めています。 コンドロイチン自身は不安定な化合物ですが、硫酸と結合しコンドロイチン硫酸となることで安定した物質になります。 コンドロイチン硫酸は糖が二つ結合した... 2011.11.28 栄養ミニ知識
栄養ミニ知識 コラーゲン 60兆というからだの細胞がバラバラにならないように繋ぎ止めているのが、蜂の巣のように張り巡らされた弾力ある繊維です。 これを細胞外マトリックスと呼びます。 その代表がコラーゲンです。コラーゲンは3本の鎖状の繊維がらせん状に絡まっており、それ... 2011.11.28 栄養ミニ知識
心理学のはなし ユングの「無意識」 夢の分析 フロイトとならんで、精神心理学の巨匠といわれるユングも夢の分析に重きを置きました。 ひとの心は意識世界と無意識世界からできているため、心の病を治療するには、無意識世界をも観察しなければならない。ところが、本人ですら把握できていない... 2011.06.30 心理学のはなし
心理学のはなし フロイトの「無意識」 今から100年前、精神科医のフロイトは患者との対話のなかで、ひとの行動や心理の裏には無意識というものが働いており、その無意識というものが人間を動かしている。 こころの病の原因はその無意識のなかにあるのではないかと考えました。 近代哲学の祖・... 2011.06.19 心理学のはなし
再生医療 mi-ips(ミップス)細胞 私たちのからだは遺伝子という設計図にそって造られています。 まず、遺伝子のDNA情報はいったんmRNAに転写されます。次にmRNAはリボソーム(タンパク質の合成工場)へ向かい、そこでmRNAの情報を見ながらアミノ酸をつないで、タンパク質を合... 2011.05.28 再生医療
栄養ミニ知識 ウコン ウコンとは? 東南アジア原産のショウガ科の多年草で、その根茎が食用になります。 和名をウコン、英名をターメリックといいます。主に秋ウコン、春ウコン、紫ウコン(ガジュツ)に分けられます。 ウコンがからだによいといわれる理由 有効成分は「クルク... 2011.02.07 栄養ミニ知識
新型インフルエンザ 新型インフルエンザの現況(2011.2) 今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。 今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症... 2011.02.03 新型インフルエンザ
免疫のはなし 免疫の不思議 目印 私たちのからだには、そとから異物が入り込もうとすると、ただちにこれを排除しようとする拒絶反応がおこります。 このように、からだに細菌やウイルスなどの異物が入ろうとするのを拒否する働きを、病(疫)から免れるという意味で、「免疫」と呼ぶよ... 2010.11.26 免疫のはなし
胃潰瘍:ピロリ菌特集 胃潰瘍、胃ガンの原因・ピロリ菌 近年、ピロリ菌が注目されるようになってきた理由は、ピロリ菌が胃潰瘍や胃ガンの原因であることがはっきりしてきたからだと思われます。 ピロリ菌がきわめて特異な細菌である理由は、強酸の胃液のなかで生き残った唯一の菌であることと、自然界に40万種類... 2010.11.18 胃潰瘍:ピロリ菌特集
再生医療 iCM細胞(誘導心筋細胞) 心臓を動かしている心筋細胞は皮膚や肝臓のような再生能力をもっていないため、心筋梗塞などで心筋細胞が損傷されると、もとには戻すことができません。 心臓をつくっている細胞のうち、心臓を直接動かしている心筋細胞は30%ほどで、残りの70%は心臓線... 2010.08.14 再生医療
生命の進化 生命はいかにして誕生したか? 46億年前地球が形作られたとき、重い物質はその中心部へと沈み、軽い物質は表面で冷やされ岩石となりました。 そして絶え間ない火山活動で放出された水蒸気は、大気中で冷やされ雨を降らせました。 こうして海ができたと考えられます。 地球の誕生時、大... 2010.08.13 生命の進化
生命の進化 生命は海のなかでいかに育まれたか? 40億年前、海のなかに酸素がなくても生きていける微生物が誕生しました。 アミノ酸が海の中で合成されたか、宇宙から飛来したかは別にして、地球の内外には生命の発生に必要な条件が整っていたようにおもわれます。 最初の生命体は細菌のように細胞内に核... 2010.08.12 生命の進化
生命の進化 海を追われた祖先はどこへ向かったか? 4億5,000万年前、海は大量の生物であふれていました。 特に脊椎をもった最初の魚アランダスピス以来、つぎつぎに進化した魚類が登場してきました。 こうして海での生存競争は激化し、小型魚は駆逐され大型魚が生き残っていきました。 当時、板皮類と... 2010.08.11 生命の進化
生命の進化 陸に上がった祖先はどこへ向かったか? 3億6,000万年前、胸ヒレを手に、腹ヒレを足にし、酸素呼吸しながら水辺を徘徊する魚・アカンソステガが進化して両生類となり、トカゲに似たペデルペス(体長1メートル)として水陸両方で生活をするようになります。 今もカエル・イモリ・サンショウウ... 2010.08.10 生命の進化
生命の進化 恐竜絶滅後、祖先はいかにして生き延びたか? 巨大隕石の衝突により1億6,000万年もの間続いた恐竜時代は幕を下ろしたのですが、地上の激変になんとか生き残ったのは、わずかな食料でも生きることのできた小型のほ乳類と、空中や水中で難を逃れた一部の鳥類、爬虫類(トカゲ、ヘビ、ワニなど)でした... 2010.08.09 生命の進化
生命の進化 なぜ祖先は4足から2足歩行に変えたのか? 熱帯雨林からサバンナへ 1,000万年前までアフリカ大陸は、広大な熱帯雨林に覆われていました。 ちょうどそのころから、ヒマラヤ山脈の造山活動が活発化し、山脈にぶつかった風は上昇して、アフリカ北部に乾燥した空気を運ぶようになりました。 このた... 2010.08.08 生命の進化