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医の倫理

知っておきたい医学ミニ情報

医の倫理

出生前診断

出生前診断とは胎児に先天異常や遺伝性の病気がないかどうかを出生前に明らかにし、妊娠を継続するか否か、胎児期に治療を行う必要がないか、分娩方法をどうするかなどを検討するものです。とくに自分が染色体異常や先天異常の障害をもっているとか、すでに障...
医の倫理

コンプライアンスとアドヒアランス(服薬遵守)

医師から処方された薬を、患者さんが指定されたとおり服用することを服薬遵守といい、コンプライアンスともアドヒアランスともいいます。ただ同じ服薬遵守でも、コンプライアンスは多分に受動的、アドヒアランスは逆に能動的といえます。医師の側からいえば、...
免疫のはなし

HLA

HLAはHuman Leukocyte Antigenの頭文字をとったもので、その人の証明書にあたります。家でいえば表札のようなものです。最初、白血球の血液型として発見されたため、ヒト白血球抗原と名付けられました。のちに全身の細胞(赤血球以...
医の倫理

不妊治療

現在、我が国では夫婦の10%は不妊といわれています。しかも40歳を超えて慌てて不妊治療を始めるひとは、不妊治療者全体の30%を占めており、世界的にも際立っています。これは40歳でも十分妊娠できると考えている日本人がいかに多いかを物語っていま...
核医学のはなし

放射線障害

放射線とはウラン、ラドン、プルトニウムなどの放射性物質から放出された波長の短い高エネルギーの電磁波(X線、ガンマ線)や高速の粒子(アルファ粒子、ベータ粒子、中性子)をいいます。原子は電気的にプラスの陽子と中性の中性子からなる原子核のまわりを...
医の倫理

ドミノ移植

我が国では「ドミノ」とは、ドミノ牌を次々に倒していく心地よさを楽しむ遊び「ドミノ倒し」を意味しますが、「ドミノ移植」とは、臓器移植を受けた患者から要らなくなった臓器を取り出し、それを別の患者に移植する手術法を指しており、ドミノ倒しのような手...
医の倫理

コンビニ受診

コンビニ受診とは、外来診療をしていない休日や夜間の時間帯を狙って、救急外来を受診する軽症の患者さんの行動をいいます。「平日は仕事が休めない」、「日中は長い間待たされる」などの理由で、緊急性がないにもかかわらず、すぐ診てもらえるという利便性を...
免疫のはなし

アナフィラキシーショック

蜂に刺されたり、蛇やハムスターに噛まれたり、エビ・イカ・カニや鶏卵・牛乳・小麦・そば・ピーナッツなどの食物アレルギーを経験したひとが、その時はたいした症状がなかったのに、2度目に同じ経験をすると、過剰なほどにアレルギー反応をおこすことがあり...
免疫のはなし

花粉症

アレルギーは、外から異物が入り込もうとするのに対し過激に拒絶反応をおこした状態です。これではからだを守るどころか、かえって有害となります。この過剰反応をおこす犯人はIgEという免疫を司るタンパク質です。たとえば花粉がからだに入ろうとすると、...
心理学のはなし

ユングの「無意識」

夢の分析フロイトとならんで、精神心理学の巨匠といわれるユングも夢の分析に重きを置きました。ひとの心は意識世界と無意識世界からできているため、心の病を治療するには、無意識世界をも観察しなければならない。ところが、本人ですら把握できていない無意...
心理学のはなし

フロイトの「無意識」

今から100年前、精神科医のフロイトは患者との対話のなかで、ひとの行動や心理の裏には無意識というものが働いており、その無意識というものが人間を動かしている。こころの病の原因はその無意識のなかにあるのではないかと考えました。近代哲学の祖・デカ...
再生医療

mi-ips(ミップス)細胞

私たちのからだは遺伝子という設計図にそって造られています。まず、遺伝子のDNA情報はいったんmRNAに転写されます。次にmRNAはリボソーム(タンパク質の合成工場)へ向かい、そこでmRNAの情報を見ながらアミノ酸をつないで、タンパク質を合成...
新型インフルエンザ

新型インフルエンザの現況(2011.2)

今年のインフルエンザは関東、北九州ですでに大流行していますが、この1週間松山市でも患者数が大流行の基準を超え、県内は本格的な流行期に入ったとして警報が発表されました。今回は新型インフルエンザを中心にA型インフルエンザも流行っていますが、症状...
免疫のはなし

免疫の不思議

目印私たちのからだには、そとから異物が入り込もうとすると、ただちにこれを排除しようとする拒絶反応がおこります。このように、からだに細菌やウイルスなどの異物が入ろうとするのを拒否する働きを、病(疫)から免れるという意味で、「免疫」と呼ぶように...
再生医療

iCM細胞(誘導心筋細胞)

心臓を動かしている心筋細胞は皮膚や肝臓のような再生能力をもっていないため、心筋梗塞などで心筋細胞が損傷されると、もとには戻すことができません。心臓をつくっている細胞のうち、心臓を直接動かしている心筋細胞は30%ほどで、残りの70%は心臓線維...
生命の進化

生命はいかにして誕生したか?

46億年前地球が形作られたとき、重い物質はその中心部へと沈み、軽い物質は表面で冷やされ岩石となりました。そして絶え間ない火山活動で放出された水蒸気は、大気中で冷やされ雨を降らせました。こうして海ができたと考えられます。地球の誕生時、大気中に...
生命の進化

生命は海のなかでいかに育まれたか?

40億年前、海のなかに酸素がなくても生きていける微生物が誕生しました。アミノ酸が海の中で合成されたか、宇宙から飛来したかは別にして、地球の内外には生命の発生に必要な条件が整っていたようにおもわれます。最初の生命体は細菌のように細胞内に核をも...
生命の進化

海を追われた祖先はどこへ向かったか?

4億5,000万年前、海は大量の生物であふれていました。特に脊椎をもった最初の魚アランダスピス以来、つぎつぎに進化した魚類が登場してきました。こうして海での生存競争は激化し、小型魚は駆逐され大型魚が生き残っていきました。当時、板皮類といわれ...
生命の進化

陸に上がった祖先はどこへ向かったか?

3億6,000万年前、胸ヒレを手に、腹ヒレを足にし、酸素呼吸しながら水辺を徘徊する魚・アカンソステガが進化して両生類となり、トカゲに似たペデルペス(体長1メートル)として水陸両方で生活をするようになります。今もカエル・イモリ・サンショウウオ...
生命の進化

恐竜絶滅後、祖先はいかにして生き延びたか?

巨大隕石の衝突により1億6,000万年もの間続いた恐竜時代は幕を下ろしたのですが、地上の激変になんとか生き残ったのは、わずかな食料でも生きることのできた小型のほ乳類と、空中や水中で難を逃れた一部の鳥類、爬虫類(トカゲ、ヘビ、ワニなど)でした...
生命の進化

なぜ祖先は4足から2足歩行に変えたのか?

熱帯雨林からサバンナへ1,000万年前までアフリカ大陸は、広大な熱帯雨林に覆われていました。ちょうどそのころから、ヒマラヤ山脈の造山活動が活発化し、山脈にぶつかった風は上昇して、アフリカ北部に乾燥した空気を運ぶようになりました。このため雨量...
生命の進化

ホモサピエンスはなぜ生き残ったか?

ネアンデルタール人と言葉30万年前、ヨーロッパにネアンデルタール人が現れます。採集と狩猟で生活していました。からだはのちのホモ・サピエンスよりも大柄で、体力も上回っていました。極寒のなかを生きたため、氷河期のハンターと呼ばれていますが、地表...
生命の進化

アポトージス

指に分離する前の胎児の手、ウイルスに侵された細胞、ガン細胞など、そのままではからだの成長を妨げるとか、自らの命が危うくなるような細胞は、死んでもらわなければいけません。そこで我々のからだは、そういう厄介な細胞があらわれたら、自ら死を選ぶよう...
生命の進化

人工細菌の登場

一部の宗教家からは「神の領域へ足を踏み入れようとしている」と非難されそうな話しです。このたび、ヒトのゲノム解読に携わったクレイグ・ベンター博士の率いる研究所が、「人工細菌」を作ることに成功しました。つまり、DNAをつないで実際に機能するゲノ...
生命の進化

酸素なしで生きられるか?

地球上の生物は酸素を利用して、細胞内のミトコンドリアでATPを産生する。これが生命維持の基本メカニズムであることは周知の事実です。ところがギリシャのクレタ島に近い地中海の海底から、酸素なしで生きる動物が見つかったというのです。海水との接触が...