環境問題 メタンハイドレート メタンハイドレートはメタンが水の中に入ってシャーベット状に固まったもので、メタンが天然ガスの主要成分であることから、この氷の塊に火をつけると、メタンが分離して燃えるのです。このため「燃える氷」とも呼ばれています。 このメタンガスを燃やした時... 2013.08.14 環境問題
環境問題 レアアース レアメタルとは、量が少ないとか、精錬のコストが高いなどの理由で流通が少ないものの、産業面で必要不可欠とされる非鉄金属のことをいいます。 このレアメタルのうち、17の元素をひとまとめにしてレアアース(希土類)と呼ぶようになりました。 その理由... 2013.08.14 環境問題
環境問題 PM2.5 (微小粒子状物質) PMとはParticulate Matterの略で、微小粒子状物質と呼ばれ、PM2.5とは大気中にある2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは1mmの1000分の1)以下の小さな微粒子(固体や液体)をいいます。髪の毛の30分の1ほどの太... 2013.08.11 環境問題
感染症 風疹 風疹は「三日はしか」として知られ、風疹ウイルスが咳やくしゃみなど飛沫感染によっておこります。子供に多い病気ですが、大人でもかかることがあります。 症状は発熱と、赤くて細かい発疹が顔からからだや手足に広がりますが、3~5日くらいで消えてしまい... 2013.08.09 感染症
再生医療 ティッシュ・エンジネアリング(組織工学) 使用不能となったからだの組織や臓器を取り戻す「再生医療」は、iPS細胞やES細胞が脚光を浴びていますが、現在のところまだ実用化にはいたっていません。 また他人より臓器移植の提供をうけるにしても、恩恵に浴することができるひとは僅かですし、拒絶... 2013.08.08 再生医療
健康ミニ知識 尿酸 尿酸は尿に排泄される酸という性質から命名され、通常は腎臓から老廃物として排泄されます。 ところがこの尿酸は血液に溶けにくく、しかも腎臓から排泄しにくいため、血中濃度7.0㎎/dlを超えると尖った小石のごとき結晶となって、足の親指の付け根や膝... 2013.07.28 健康ミニ知識
医の倫理 混合診療 混合診療とは、保険診療と保険外診療(自由診療)を併用しておこなうことをいいます。 保険診療だけでうまくいけばなにも問題はおこらないのですが、難病やガン治療における高度の先端医療になると、保険診療だけでは限度があるのも事実です。 つまり、海外... 2013.07.26 医の倫理
健康ミニ知識 抗血栓薬 血管の中を流れている血液が固まって団子になると(血栓といいます)、血管を塞ぎ血液がそこから先に流れなくなってしまいます。 脳の血管が詰まったものを脳梗塞、心臓の血管が詰まったものを心筋梗塞といい、血栓の治療につかわれる薬剤を抗血栓薬といいま... 2013.07.23 健康ミニ知識
心理学のはなし 児童虐待防止法 18歳未満の児童に対し、心身を傷つけ健全な成長を妨げる行為を児童虐待といいます。 子どもが人格形成をする大切な時期に虐待を受けると、心身に重大な影響を及ぼすことが分かっています。 とくに幼少期に虐待を受けると、その子が成人してから子供たちを... 2013.07.17 心理学のはなし
糖尿病 インスリン 膵臓のなかにはパラパラと砂をまいたように小さな細胞のかたまりがみられます。 大海のなかの小島という意で、ランゲルハンス島と呼ばれ、その島のベータ細胞から分泌されるのがインスリンというホルモンです。 糖尿病で血糖が上がると、ベータ細胞はフル稼... 2013.07.13 糖尿病
環境問題 藻類バイオ燃料 光合成によって植物や藻類から生産された有機物が海底深く堆積し、出来上がったのが石油といわれています。この何億年もかけてつくられたバイオ燃料を、藻類を使ってわずかな期間で造ろうというのです。 つまり藻類バイオ燃料とは、藻類を原料として造られた... 2013.07.08 環境問題
健康ミニ知識 ドラッグ・ラグ 世界中で販売されている医薬品を調べると、日本ではトップ商品100品目のうち20品目は使用が認められていません。 このように海外で承認されている薬が、国内で承認され使用できるまでには随分と時間がかかるのが現状です。この時間差をドラッグ・ラグと... 2013.06.24 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 希少糖 自然界には単糖(糖の最小単位)といえばブドウ糖が99.9%と、ほとんどを占めており、残りの糖は僅かしかないため、希少糖と呼んでいます。 古来、生物界で消滅していく物質とは、自然界が必要としないものともいえます。 つまり、ブドウ糖は互いにくっ... 2013.06.17 栄養ミニ知識
感染症 マダニが媒介する感染症 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)は、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する病気です。 中国では2007年頃から流行し2010年9月に35名の死者が発表されました。 日本でも2013年になってから感染の報告が相次... 2013.06.13 感染症
再生医療 ヒトのクローンES細胞 このたび、クローン技術が大きな進展を成し遂げたというニュースです。 アメリカ、オレゴン健康科学大学の研究チームが、世界で初めてヒトのクローン胚からES細胞を作り出すことに成功したというのです。 今まで動物実験では成功していましたが、ヒトの細... 2013.05.19 再生医療
健康ミニ知識 自家中毒 2歳から10歳の子供たちが、精神的に疲れが溜まったり、運動会や学芸会などで疲れや緊張がピークに達したあと、突然からだがだるくなり、吐き気をもよおしてくる病気です。 嘔吐は通常3日くらい続きます。風邪などの後にもみられますが、原因は感染でなく... 2013.04.28 健康ミニ知識
栄養ミニ知識 プロバイオティクス プロバイオティクスは、抗生物質(アンチバイオティクス)に対比する言葉で、生物同士の共生を意味しています。 抗生物質が病気になってから細菌を退治するという治療法であるのに対し、プロバイオティクスは、あらかじめ体に良い菌を増やして健康を保つとい... 2013.04.28 栄養ミニ知識
医の倫理 ドメスティック バイオレンス(DV) 主に夫婦間の家庭内暴力のことです。以前は同居関係にある夫や妻から受ける暴力を指していましたが、最近は同居の有無は関係なく、元夫婦や元恋人までも含めた近親者間の暴力行為をさすようになりました。したがって児童虐待は含みません。 その内訳は、殴る... 2013.04.28 医の倫理
環境問題 シェール革命 これまで天然ガスの輸入大国だったアメリカが、一転して天然ガス輸出国になるという事態の到来に、シェール革命とまでいわれています。 シェールは粘土や泥が堆積してできた岩で、太古の湖底や海底に泥が層状に堆積されてできた板状岩です。したがってそれぞ... 2013.04.27 環境問題
健康ミニ知識 静かなる死 “アポトーシス” 自己犠牲な細胞 指に分離する前の胎児の手、ウイルスに侵された細胞あるいはガン細胞など、そのままではからだの成長を妨げるとか、自らの命が危うくなるような細胞は、死んでもらわなければいけません。 そこで我々のからだは、そういう厄介な細胞があらわ... 2013.04.26 健康ミニ知識
健康ミニ知識 アフタ性口内炎 アフタは唇や頬の内側、舌や歯ぐきなどにできる、小さく丸い白色の潰瘍です。まわりは赤味を帯びています。食物や歯ブラシが触れただけで、激しい痛みがおこります。 口内炎は口のなかの粘膜にできる炎症のすべてを指していますから、潰瘍がなくても赤くなっ... 2013.04.26 健康ミニ知識
感染症 アニサキス症 少し時間のたったサバ・アジ・カツオなどを刺身で摂ると、数時間後、魚のなかに棲息していたアニサキス幼虫(長さ10~20㎜) が人の胃腸の壁に食いついて、腹痛発作をおこすことがあります。 じつは、アニサキス幼虫は魚が新鮮なうちは魚の腸のなかに留... 2013.04.26 感染症
栄養ミニ知識 DHA(ドコサヘキサエン酸) DHAは脳や精液 、網膜などに含まれている多価不飽和脂肪酸の主な成分です。 DHAはEPA(エイコサペンタエン酸)と共にn-3系の脂肪酸の一つで、ともに血液をサラサラにし、動脈硬化を予防する働きをしています。 しかしEPA が脳の入り口(脳... 2013.04.08 栄養ミニ知識
感染症 狂牛病(BSE) 文字どおり牛の病気です。プリオンという細胞のタンパクに異変がおき、牛の脳がスポンジのように変化するため、立つことすらできなくなり、死に至ります。 おそらく家畜の飼育に使う肉骨粉が異常プリオンに汚染され、それがウイルスのように、他の牛に感染し... 2013.04.07 感染症
健康ミニ知識 キシリトール キシリトールとは、トウモロコシの芯やワラに含まれるキシロース(炭素原子5個をもつ単糖類)から作られる糖アルコール(糖に水素が2個くっついたもの)の一種で、低カロリー甘味料です。 甘味は砂糖とほぼ同じくらいあり、甘味料として利用されるほか、溶... 2013.04.07 健康ミニ知識