HEALTH

健康ミニ知識

健康であるために

健康ミニ知識

体脂肪を燃焼させるには

体脂肪を燃やす筋トレ 筋肉に負荷をかけて筋力を強化するトレーニングを筋トレといいます。腕立て伏せ・腹筋・スクワット・ダンベル体操など、瞬間的に強い力が必要な無酸素運動が中心になります。 このときはまず、筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)...
栄養ミニ知識

“ビタミン”がなくても生きていけるか?

ビタミンは糖・タンパク・脂質のように身体の材料やエネルギー源にはなりませんが、これがなければ健康を維持できず、生きていくことはできません。 つまり、自動車でいえばオイル(潤滑油)に相当します。いくらガソリンを満タンにしても、オイルをさしてお...
健康ミニ知識

“ホリスティック医療”とは?

ホリスティック医学とは、人間を目に見える個体としてだけでなく、気とか心とか、精神的なものが一緒になった総合的な存在として捉えています。 そして人間は、単に「からだを構成している部分の集合」よりも、価値ある存在だという認識に立っています。 そ...
健康ミニ知識

ビタミン・ミネラル満載の“青汁”

活性酸素の発生を制御する青汁 緑黄色野菜をすりつぶした搾り汁を青汁と呼んでいます。 代表的な青汁はケール(ヨーロッパ原産のアブラナ科の野菜)で、ビタミン・ミネラルが他の野菜に比べ、とりわけ豊富に含まれています。 その他、ヨモギ、しそ(紫蘇)...
栄養ミニ知識

長寿遺伝子を活性化する“レスベラトロール”

ワインと心臓病 レスベラトロールとはポリフェノールの一種で、1939年、北海道大学の高岡道夫氏により、命名されたものです。 レスベラトロールは、サンタベリー(北欧の果物)やブドウ、ピーナッツ、アーモンドなどが、紫外線や外敵から身を守るために...
栄養ミニ知識

甲状腺ホルモンの原料となる“ヨウ素”(ヨード)

新陳代謝を促す甲状腺ホルモン ヨウ素(ヨード)は甲状腺ホルモンを合成するのに不可欠な材料で、体内にあるヨウ素の3分の2は甲状腺に集積され、残りは血液中に存在します。 甲状腺ホルモンは新陳代謝を促し、成長ホルモンとともに成長を促す重要なホルモ...
感染症

虫歯の主犯“ミュータンス菌”

歯垢、ミュータンス菌、虫歯 口の中には300種類の細菌がいますが、虫歯の原因となりうる菌は10数種類で、なかでも「ミュータンス菌」はとくに厄介な虫歯菌です。その多くは、幼少時、母親から口移しにうつされるといわれています。 砂糖などの糖分を摂...
栄養ミニ知識

強力な抗酸化物質“ベータカロテン”(プロビタミンA)

ベータカロテンとは、カロテノイドのうち、緑黄色野菜や果物に含まれるオレンジ色の色素です。 プロビタミンA(ビタミンAになる前の状態)とも呼ばれ、口から入ったのち、小腸のなかで吸収されてビタミンAに変わります。したがって、肌荒れや乾燥肌を防ぎ...
健康ミニ知識

ミツバチの巣を守る“プロポリス”

巣を守る プロは防御あるいは前面、ポリスは都市(巣)という意で、プロポリスは「巣を守る」という意味です。 プロポリスは、ミツバチが樹木から集めた樹脂にミツバチの分泌物を混ぜてつくった油性物質で、それを巣のすき間に詰め、さらに巣の入り口に塗っ...
栄養ミニ知識

ポリフェノールの代表”フラボノイド”

フィトケミカルとは 植物が紫外線を遮り、虫の襲来から身を守るために生成する化学物質をフィトケミカルといい、カロテノイド、ポリフェノール、硫黄化合物に大別されます。 このうち、5000種類ものポリフェノールを代表する苦味、辛味成分をフラボノイ...
感染症

VPD(ワクチンで防げる病気)とは?

VPDとは、Vaccine Preventable Diseasesの略で、「ワクチンで防げる病気」の意です。 世界には、罹ると致命傷になるような感染症が数多くありますが、ワクチンが開発されているのはそのうちの一部に過ぎず、いまだに予防でき...
感染症

意外に遅れている我が国の“ワクチン”接種

感染症とワクチン 感染症を予防するため、毒性を無くすか、毒性を弱めた病原体をからだに注入して抗体をつくらせ、感染症に罹らないようにする製剤をワクチンと呼びます。 ワクチン接種により、わたしたちのからだには免疫がつくられますが、決して発病させ...
健康ミニ知識

オーダーメイド医療

最適な治療計画と医療 オーダメイド医療(テーラーメード医療)とは、個人の体質を遺伝子レベルで調べ、その人に合った治療を行うことをいいます。 すなわち、その遺伝子情報からは、どの医薬品が有効かとか、副作用の出ない投与量などを調べることができる...
健康ミニ知識

心臓蘇生の切り札AED(自動体外式除細動器)

AEDはAutomated External Defibrillatorの頭文字をとったものです。 除細動とは心室細動を解除するとの意で、突然、心室細動を起こして心臓が停止した場合、すぐにAEDで心臓に電気ショックを与えると、心臓が再び動き...
栄養ミニ知識

海のミルク “牡蠣(かき)”

牡蠣は「海のミルク」とも呼ばれるほど栄養価が高く、とくにタウリン・グリコーゲン・亜鉛が豊富に含まれています。 タウリンはアミノ酸の一種で、肝臓の働きを助け、心臓の興奮を抑えて血圧を安定化させ、血栓ができないように予防します。また体内の老廃物...
健康ミニ知識

ストレスホルモンとは?

ストレスによって分泌されるホルモンをストレスホルモンと呼び、コルチゾール・アドレナリン・ノルアドレナリンが代表的です。 つまり、身辺に危機が迫った時、これを乗り越えようとして分泌されるホルモンで、最初にアドレナリンやノルアドレナリンが分泌さ...
健康ミニ知識

“アロエ”が「医者いらず」といわれるわけ

アロエは医者いらずと呼ばれ、古くから万能薬として用いられてきました。 アロエの生葉は強い苦味があるものの有効成分が多いため、現在でも医薬品や化粧品・健康食品として活躍しています。 アロエの特徴は、熱に強く、粘膜や皮膚にしみ通りやすいというこ...
健康ミニ知識

肺塞栓をおこす“エコノミークラス症候群”

飛行機のエコノミークラスの狭い座席に長時間座ったままいると、からだの血液が鬱滞してきます。 脱水や寝たきり、感染や手術で動けない場合などにも同様の現象がおこります。 このような状態が続くと、体の深部特に下肢の静脈に血のかたまり(血栓)ができ...
健康ミニ知識

臓器によって異なる”細胞寿命” 

わたしたちのからだは260種類、全部で6兆個の細胞からできており、個々の細胞によって寿命が異なります。 いったん細胞が死ぬと、それが刺激となって、死んだ細胞の数だけ再生する仕組みになっています。具体的には1秒間に約50万個以上の細胞が、死と...
健康ミニ知識

骨粗鬆症とカルシウム・パラドックス

骨粗鬆症とは、骨の量が減ってスカスカになり、骨折しやすくなる病気です。 骨の量は20歳から30歳代にかけてピークとなり、その後加齢とともに減少し、閉経後の女性や高齢になるとしばしば骨粗鬆症となってしまいます。 じつは、骨の中では、骨を壊す細...
感染症

小児が罹る“ロタウイルス胃腸炎”

乳幼児の嘔吐下痢症の原因としてもっともよく知られているのが、ロタウイルス胃腸炎です。 3月から5月にかけて流行し、潜伏期は1~3日、嘔吐と下痢に加え発熱、腹痛をおこしてきます。下痢は数日つづいて治りますが、まれに重症化して脳症,脳炎をおこす...
環境問題

プルトニウムの危うさ

プルトニウムは自然界には存在しない元素ですが、原子炉内でウラン238の原子核に中性子を当てると、中性子が原子核に吸収されて「プルトニウム239」が生まれます。プルトニウム239はきわめて強い放射能と毒性をもった物質で、「人類が創り出した最悪...
健康ミニ知識

乳酸は疲労物質か?

再エネルギー源、乳酸 乳酸が疲労物質と言われるようになったのは、疲労すると血中に乳酸が増えるという事実に基づいています。 つまり激しい運動をすると、一時的に乳酸が筋肉に溜まります。乳酸は消費するのに時間がかかるため、しばらく筋肉内に残るので...
健康ミニ知識

疲労回復物質“イミダゾールジペプチド”

渡り鳥のオオソリハシシギのメスは、アラスカからニュージーランドまで、11,680キロを不眠不休で羽ばたき続けた大記録を持っています。同様に、マグロや鯨が何時間も休みなく遊泳できるのも驚異の現象でした。 最近そのパワーの源がイミダゾールジペプ...
健康ミニ知識

リンパ浮腫

リンパ浮腫は乳癌や子宮癌、卵巣癌、前立腺癌、皮膚癌の手術で、リンパ節を取り除いたり放射線治療をうけたあとに発生します。 リンパ液の蛋白質がリンパ管からもれ、腕の内側や太ももの付け根に蓄ってむくみとなり、徐々に手の先、足の先へと広がっていきま...