HEALTH

健康ミニ知識

ホルモン

健康ミニ知識

天然のやせ薬 短鎖脂肪酸

短鎖脂肪酸は炭素数6以下の脂肪酸を総称したもので、酢酸・プロピオン酸・酪酸など9個の脂肪酸からなります。 大腸のなかに水溶性食物繊維やオリゴ糖が運ばれてくると、腸内細菌が盛んにこれを食べて発酵する結果、短鎖脂肪酸が生まれます。 つくられた短...
栄養ミニ知識

栄養素の基本情報

エネルギー源となる体脂肪 三大栄養素とは糖質、脂質、タンパク質をさしています。 炭水化物(糖質)は、最も小さな糖である単糖を組み合わせた有機化合物をいいます。 炭水化物は、その分子式が CmH2nOn で表され、一見、炭素(C)に水(H2O...
健康ミニ知識

体脂肪を燃焼させるには

体脂肪を燃やす筋トレ 筋肉に負荷をかけて筋力を強化するトレーニングを筋トレといいます。腕立て伏せ・腹筋・スクワット・ダンベル体操など、瞬間的に強い力が必要な無酸素運動が中心になります。 このときはまず、筋肉に貯めておいたグリコーゲン(糖質)...
潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎の治療薬 ステロイド(副腎皮質ホルモン)

ステロイドの魅力 ステロイド薬は、非常に強力な抗炎症作用、免疫抑制作用、抗アレルギー作用を持っています。 このため、ペンタサ、アサコールだけでは効果不十分な炎症でも、これを抑えこむことができるのです。 しかしながら、ステロイド剤は治療効果が...
潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎 第2の治療薬 ステロイドホルモン

最初はプレドニソロン(プレドニン)20~40mg/日で内服を開始します。 副作用を防ぐため、ステロイドの長期投与はなるべく避け、極力、10mg/日までに抑えるようにします。 ステロイドを減量や中止した後は、短期間で繰り返し投与をしないように...
潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎 いつまで薬を飲めばよいか

ペンタサ・アサコール・リアルダ・サラゾピリンは 副作用が出ない限り、飲み続ける必要があります。 寛解維持療法として、ペンタサ1.5g/日か、アサコール2.4g/日か、リアルダ2.4g/日か、サラゾピリン2g/日が推奨されます。 一方、ステロ...
潰瘍性大腸炎の最新治療

潰瘍性大腸炎 薬を飲みながら授乳してよいか?

ペンタサ・アサコール・リアルダ・サラゾピリン・ステロイドホルモンとも、服用後は微量ながら母乳に出てきますが、このくらいの量では乳児への影響はないといわれて います。 したがって、病状をみながら主治医と薬の使用量を決めてください。 なお、免疫...
栄養ミニ知識

“ビタミン”がなくても生きていけるか?

ビタミンは糖・タンパク・脂質のように身体の材料やエネルギー源にはなりませんが、これがなければ健康を維持できず、生きていくことはできません。 つまり、自動車でいえばオイル(潤滑油)に相当します。いくらガソリンを満タンにしても、オイルをさしてお...
栄養ミニ知識

甲状腺ホルモンの原料となる“ヨウ素”(ヨード)

新陳代謝を促す甲状腺ホルモン ヨウ素(ヨード)は甲状腺ホルモンを合成するのに不可欠な材料で、体内にあるヨウ素の3分の2は甲状腺に集積され、残りは血液中に存在します。 甲状腺ホルモンは新陳代謝を促し、成長ホルモンとともに成長を促す重要なホルモ...
栄養ミニ知識

ポリフェノールの代表”フラボノイド”

フィトケミカルとは 植物が紫外線を遮り、虫の襲来から身を守るために生成する化学物質をフィトケミカルといい、カロテノイド、ポリフェノール、硫黄化合物に大別されます。 このうち、5000種類ものポリフェノールを代表する苦味、辛味成分をフラボノイ...
健康ミニ知識

ストレスホルモンとは?

ストレスによって分泌されるホルモンをストレスホルモンと呼び、コルチゾール・アドレナリン・ノルアドレナリンが代表的です。 つまり、身辺に危機が迫った時、これを乗り越えようとして分泌されるホルモンで、最初にアドレナリンやノルアドレナリンが分泌さ...
高脂血症

コレステロールと中性脂肪のちがい

からだについた贅肉の大部分は中性脂肪と呼ばれる脂肪で、皮膚の下について皮下脂肪、内臓のまわりについて内臓脂肪となります。からだの脂肪の9割が中性脂肪からなるため、ダイエットの対象になるのもこの中性脂肪です。 中性脂肪はからだを動かすエネルギ...
栄養ミニ知識

コレステロールと中性脂肪の違い

エネルギー源とならなかった中性脂肪の行方 食品に含まれる脂肪の大部分は中性脂肪で、からだを動かすエネルギー源として使われます。 食物として摂った脂肪が小腸で分解・吸収され中性脂肪になる場合と、摂り過ぎた糖質が、肝臓で中性脂肪に作り変えられる...
健康ミニ知識

プロスタグランディン

プロスタグランディン(PG)とは、からだのあらゆる組織でアラキドン酸から産生される不飽和脂肪酸の総称で、ホルモンに似た働きをします。 つまり、プロスタグランディンにはいくつもの種類があるため、血圧の上昇や降下・血管の拡張・血小板の凝固阻害・...
健康ミニ知識

プリン体

私たちのからだは定期的に細胞分裂を繰り返し、古い細胞が壊れ新しい細胞へ交換されています。この古い細胞が壊れるときには、細胞の核に含まれる核酸が肝臓で分解され、プリン体という物質に変わります。 プリン体という名はプリン環という共通の骨格(化学...
糖尿病

インスリン

膵臓のなかにはパラパラと砂をまいたように小さな細胞のかたまりがみられます。 大海のなかの小島という意で、ランゲルハンス島と呼ばれ、その島のベータ細胞から分泌されるのがインスリンというホルモンです。 糖尿病で血糖が上がると、ベータ細胞はフル稼...
健康ミニ知識

アドレナリン・ノルアドレナリン

アドレナリン、ノルアドレナリンとも、交感神経(自律神経のひとつ)を活性化するホルモンです。 自律神経には交感神経と副交感神経があって、互いに臓器の働きを強めたり弱めたりします。 たとえば心臓の働きが弱っている人に交感神経を刺激する薬を使うと...
栄養ミニ知識

セサミン

ゴマは古くから食用油として、また健康食品として摂られてきました。 健康によいといわれる所以は、ゴマにわずか1%しか含まれていないゴマリグナンの抗酸化作用です。 ゴマリグナンは、セサミン・セサミノール・セサモリン・セサモールなどの成分から構成...
健康ミニ知識

ホメオスタシス

負のフィードバック作用 まわりの環境がどんなに変化しても、自分のからだの調節機能である体温や血液の浸透圧、血圧、血糖、電解質などが影響をうけず、常に安定した状態を保つことをいいます。 具体的には、暑くなると交感神経が作動し、皮下の血管をひら...
健康ミニ知識

サイトカイン

サイトカイン(細胞の作動物質)とは、免疫の反応により細胞から分泌されるタンパク質で、自分のそばにいる細胞にからだに必要な情報を伝達し、さまざまな生理現象をおこします。 しかも、一つのサイトカインが何種類もの情報を提供することができます。 こ...
遺伝子のはなし

体内時計

私たちの体には、いたるところに体内時計があって、それにしたがって体温や血圧・脈拍などを一定に整えています。 つまり、からだの臓器にはそれぞれ時計細胞(末梢時計)があって、それぞれが別個に時計を刻みながら臓器を動かしていることが分かっています...
健康ミニ知識

ホルモン

ホルモンとは、脳(視床下部)や甲状腺、副腎、卵巣などで生産されて血液で運ばれ、離れた別の器官を刺激、興奮させる微量の化学物質で、70種類以上あるといわれています。 このホルモンが体内(血液中)に分泌されることを内分泌と呼び、体外(胃腸の中を...
健康ミニ知識

ステロイド

腎臓の上部にある副腎という臓器の皮質(外側の部分)で、コレステロールから作られるホルモンを副腎皮質ホルモン(ステロイドホルモン)と呼びます。 このホルモンには鉱質コルチコイド(アルドステロン)と糖質コルチコイドがありますが、この糖質コルチコ...
栄養ミニ知識

高麗人参

戦前は朝鮮人参と呼ばれましたが、戦後は薬用人参、さらに高麗人参と呼び名を変えました。 中国では紀元前、漢の時代から薬として用いられ、漢方薬なかではもっとも有名な薬草のひとつです。日本では江戸時代以降、珍重されてきましたが、極めて高価なため庶...
環境問題

環境ホルモン

ある種の農薬やダイオキシンなどがからだの中に入ると、女性ホルモンに似た化学物質が出て、それあたかもホルモンであるかのように振る舞い、本来のホルモン働きを妨害して成長のプログラムを狂わせることがあります。 このような化学物質を環境ホルモンある...